2019/08/02イベント, コンテスト, スタッフ, ベタ, 取材, 告知, 商品, 専門家, 技術, 新製品, 未分類, 海外

【イベント】あの「FLY MIX」も盛り上がりにひと役!?☆令和初の「日本ベタコンテスト2019」4年目のレポート

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714日(日)に開催された「日本ベタコンテスト2019」。今年の出品数は、史上最高の270匹。新たにオークション形式でコンテスト出品のベタが入手できたり、初めて国内から総合優勝者が生まれりするなど、新時代・令和の幕開けにふさわしいイベントとなりました。また協賛企業・KOTOBUKIのフィッシュフード「FLY MIX」特設ブースでは、管恋のベタコンテスト限定でベタ用フードが300人に当たるPR告知や、フード全般に関する取材を実施。使命に燃えた「キワメテ!水族館」スタッフが、終日汗だくで対応にあたりました(嘘♪)

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◆年に1度のベタフェスティバル

ところによっては、朝から小雨がぱらつくあいにくの天気。もしかしたら今年は来場者が減るかも、と思案していたのは余計なお世話でした(笑)。開場直後から多くの来場者がドッと。ベタ人気はとどまるところを知りません。

 

中でも目立つのは女性の来場者。本当に多くなりました。誰ですか、ベタより女性なんて言うのは。「花よりダンゴ」じゃあるまいし(笑)

 

「どんなベタが入賞するのか楽しみにやってきました」「ここへくれば最強のベタが見られますから」「コンテストに出すための準備段階です」などなど、国内唯一の公認国際審判員によるコンテストとあって、ハンパない注目度。今年は連休とも重なったことで、「充実した3連休にしたかったんです」という声も少なくありませんでした。

 

このグループも3連休を利用して会場にきた人たち。なんと小樽から。しかも開場早々でした。「北海道ではアクアを趣味にしている人は少ないですね~」「それに用品も生体も何もかも高いし~(笑)」などなど、ちょっとした北海道のアクア事情も聞かせてもらいました。そのほかにも、地元大阪はもちろん福島、茨城、東京、神奈川、金沢、岐阜、愛知、滋賀、京都、兵庫、奈良、徳島、広島、愛媛、福岡、熊本などなど、めっちゃ全国レベルでした(笑)

 

今回の出品者数は、初の270匹超え。会場の展示は主にショーベタ部門とワイルド部門と分かれているんですが、どちらももういっぱいいっぱい。この会場で行われる初夏のアクアイベントとしてすっかり定着した感がありますが、この勢いだと来年はもしかしたら別の会場に移してスケールアップされるかも知れませんね、知りませんけど(笑)

◆出品魚25点もオークション対象

さて今回のコンテストでは、例年にはなかった取り組みが行われました。それは、出品者の希望に応じてコンテストに出品しているベタをオークション形式で売りに出すことができるという点。ということは、コンテストで賞を獲ったベタがヤバいくらい安く買えるかも知れない、という楽しみも増えたことになります。それが目的の来場者もいたはずなんですが、そうした声があまり聞けなかったのは、ポーカーフェイスでこっそりと闘志を燃やしていたからかも知れません(笑)

 

ちなみに、通常のオークションも行われていましたが、数的には例年よりやや少なめでした。話こそは聞けませんでしたが、もしかしたらとんでもないコストパフォーマンスのいいベタもいてたりなんかして。逆に、こちらは穴場だったのかも。

 

コンテストに出品しつつオークションOKというベタは、赤のSALEシールが目印。今回は全部で25匹がオークションにも出品されましたが、思っていたよりも少なかった気がしました。それでも最低1,000円から、最高10,000円の値がついたベタも少なくありませんでした。

 

でもブリーダーさんからしたら、そういうものかも知れませんね。せっかく出品したのだから、単純に売ってしまうのは確かにもったいないかも。何しろ、ここまで仕上げるのにたくさんの苦労があったことでしょうから、お金には換えられませんよね。売りに出された数が少なかったということは、それだけ自分が飼育しているベタに対する愛情も大きかった、ということなのかも知れません。

◆審査中に撮影要請があった理由

例によって、お昼前から公開審査が行われました。これぞ、ベタコンテストのメインイベントなんです。いずれも海外からの審査員、世界語である英語を駆使しての厳正なるジャッジタイム。その様子を、来場者が取り囲むように見ているのも、ベタコンテストならではのシーンです。ただ、周りで見ている人は審査員が何を話しているのかわかりません(笑)。この状況を誰かが同時通訳して日本語で解説してくれれば、さらに盛り上がるような気も。いずれにせよ、公開審査はベタコンテスト世界共通の目玉。みなさんもアイデアがあればぜひ!

 

審査員が上位入賞のそれぞれの個体をチェック。ベタ審査では、状態のよくない部分からチェックしていく減点法が基本といわれています。コンテストの勝敗を左右する重要なシーン。だからでしょうか、いつもこのシーンが好きで毎年数多くシャッターを切ってしまいます。今年も、去年も、一昨年も、その前も(笑)

 

審査員で一番若手のリヨン・ゴー(シンガポール)。しかもイケメン。時々、プラケースを両手で持ち上げて審査することがあるんですが、彼は3年前に何気に撮った写真が気に入ってくれて、今もfacebookのプロフィール写真で使っています。これにより、海外の多くのベタ仲間からもすっかり有名人に(笑)。まるで少年が自分のペットを愛おしく眺めているようなリヨン。今回もリヨンがこの独特な審査を始めた時、たまたま別の場所にいたところを審査員たちに呼び出されて、「撮れ!撮れ!」と、ちょっとした大騒ぎに(笑)。たったそれだけのことなんですが、これもベタコンテストならではの盛り上がり。審査そのものとは何の関係もないのにね(笑)

 

今回の海外審査員は、日本のほかに、シンガポール、インドネシア、フィリピンなど計4カ国。いずれも国際ベタ連盟の公認審査員で、日本人唯一の公認審査員の石津裕基さんから感謝状が送られました。

 

授賞式では、協賛賞以下たくさんの賞が。受賞したみなさんで記念撮影。なお、品種によって細分化された部門賞などここでは紹介しきれませんので、後日ベタショップ フォーチュンさんのホームヘージでご覧ください。

◆ベタコンテスト始まって以来の快挙

そして今年、初の快挙が誕生しました。それは、国産のベタが何と総合優勝を果たしたこと。これは画期的でした。去年から国内優勝者が新設されましたが、なかなか海外出品者には勝てないというジンクスを覆したかたちに。並いる海外の出品者を抑えての歴史的快挙となりました。

 

これが名実ともに総合優勝を果たした国内産のベタ・フォーシー。シェルターの中で仲良くチューをしているようにもみえます。ワイルドはペアで出品するのが条件で、色やかたちだけでなく2匹の個体バランスや振舞いなども審査対象になるという、まるで夫婦コンテスト(笑)。ショーベタとはひと味違うワイルドベタ、何か面白そうです。

 

受賞者はこの人、平井久美子さん。彼女はショーベタではなく、ワイルドベタの愛好家で、「飼い込むことでキレイな体色を見せてくれた時に、すっごく魅力を感じたんです」。現在はアルビマルギナータやマクロストマ、ディミディアータ、デニスヨンギー、ヘンドラー、インペリスなど10種類近くのワイルドを50匹以上飼育中。「これを機に、ワイルドに興味を持ってくれる人が少しでも増えたらいいな」と、いつものクミコスマイルが印象的でした。今度こそ、これを機にぜひ自宅取材させてくださいね(笑)。平井さん、改めて受賞おめでとうございます!

◆フィッシュフードへの関心度

今回、毎年協賛企業としておなじみの水槽メーカー・KOTOBUKIが、昨冬発売したフィッシュフードに関する特設ブースを設置。まずは、KOTOBUKIの新規会員登録をしてくれた人の中から、合計300人にベタ用FLY MIX(未発売)が当たるというプレミアムな告知が行われました。

 

入場時に来場者に配布された「ヒミツのKOTOBUKIツール」も、実はこれの伏線(笑)。当日、QRコードを通じて、ホームページの会員登録だけでなく、インスタグラムやLINEなどもフォローしてくださったみなさん、ありがとうございました!

 

FLY MIXに限らず、アクアユーザーはフィッシュフードに対してどのような意識を持っているんだろう。ふとそんな素朴な疑問が浮かび、ならばというわけでこの機会を通じて来場者に直接話を聞いてみることに。取材はもちろん「キワメテ!水族館」スタッフ。ベタコンテストなのでベタ飼育ユーザーばかりかと思いきや、案外そうでもありませんでした。こちらに関しても取材にご協力いただいたみなさん、貴重な意見をありがとうございました!

 

ベタユーザーが主に使っているのは、やはりベタ専用のフードがほとんどでした。高タンパクのものだったり、形状がフレークタイプのものだったり。このほか、乾燥フードをいっさい使わないユーザーも。ショーベタを300匹、ワイルドベタを20匹、土佐金やらんちゅうなどの金魚も飼育しているという岐阜県50代男性は、冷凍アカムシやブラインシュリンプを与えているそうです。「フードはとにかく新鮮なことが条件。古いフードだと調子を崩しますし、水も汚れますから」。ちなみにアクア歴は45年以上というベテランユーザーです。

 

またFLY MIXを初めて知ったという東京都40代の男性は、何とベタを500匹以上飼育中。もちろんベタコンテストにも出品中で、アカムシやカラシン用のフードなどを使っているのだそう。「FLY MIXは今まで使っているものとは違いますが、一度試してみたいと思います。病気になりにくく水が汚れにくければ、色々なフードを試したいといつも思っていますから」。ほかにも、「いいものならどんどん使っていきたい」と話してくれたユーザーも多く、ひとつのフードにこだわるユーザーは案外少ないのかな、という気もしました。

 

ベタコンテストに出る出ないに関わらず、自身が飼育している個体に対する健康への意識も高いようです。「それは魚も人間でも同じじゃないですかね(笑)」(滋賀県30代男性)。もちろん、水が汚れにくいことも条件ですが、「食いつきがよいこと」(大阪府30代男性)、「消化がよいこと」(熊本県30代男性)、「発色がよくなること」(神奈川県40代男性)などなど、単なる健康チェックにとどまらない個体に対する愛情のほどが伺えます。

また、今回のベタコンテストで総合優勝を果たした平井さんは、「飼育環境にもよりますが、ワイルドベタの混泳の時期が長い飼い方だと、沈むタイプのフードでも全然大丈夫です」と、沈む沈まないは善し悪しではないことを物語ってくれていました。

なるか?FLY MIXの健康戦略

「FLY MIX、使ってます!」という、やや興奮気味の兵庫県20代男性(笑)。ありがとうございます!発売当初から気になっていたらしく、自身もベタやディスカスを飼育していることで購入。その後、「特にディスカスが自然な色になってきたので、きっと健康にいいのだろうと思って、以後自分の店でも販売するようになりました!」。え、販売って(笑)?聞いたところによると、大型ホームセンター内のペットショップに勤務中だそうで、現在も継続して販売しているそうです。自分が実際に使ってみて、結果がよければお客さんにも積極的に勧められる。これほど説得力のあることはありません。機会があれば、そんなスタッフの勧めで買って行ったお客さんの声をぜひ聞いてみたいものです。

 

同じくFLY MIXを使ってみたことがあるという兵庫県40代男性。ベタを約10匹、グッピーに関しては数100匹も。これまでは、イトメやブラインシュリンプ、冷凍アカムシを使用していましたが、「FLY MIXの高タンパクに惹かれて使用したところ、大きく成長するスピードがこれまでと全然違って驚いています」と高評価でした。やはり成長はフードで決まるものなのかも知れません。ただ、「継続的に使っていきたいんですが、入手できる店がまだ少なくて」。安定した健康は、フードの安定供給から。FLY MIXがいつでもどこでも手に入るようになればいいですね。

 

ベタは飼育していないという宮崎県30代女性。目下、ウーパールーパーに夢中です。「自宅に2匹、実家に2匹、さらには友達のところにも2匹いるんですが、とにかく美味しそうに食べてくれたら幸せなんです(笑)」。フードを選ぶ際のポイントは、ずばり成分。FLY MIXのアメリカミズアブがどのようなものかは知らなかったようですが、「徹底した衛生管理のもとに環境先進国カナダで製造されているのでしたら、悪いはずがありませんよね」と、まさにグローバル視線(笑)。一度試してみて、結果次第で九州全土に広がっていくことを願っています。ちなみに、「キワメテ!水族館」のオリジナルステッカーを差し上げたところ、大変喜んでくださいました。

 

ほかにも色々な声が聞けました。「決め手は元気に糞をしてくれるかどうか。なので、お店で新しいベタを買う時も糞をするまでじっと待って、健康かどうかを見極めてから買う」(京都市60代女性)、「賞味期限が1年くらいのほうが信用できる」(石川県40代男性)、「フードは健康のバロメーターだから慎重に選ぶ」(愛知県50代男性)、「勧められたフードを使ってみたいが店によって意見が違うので迷ってしまう」(兵庫県30代男性)などさまざまでしたが、結局「フードは魚に合う合わないがある」(奈良県30代女性)、「個体に合った自然なフードが何より」(大阪府40代女性)ということなのだと思います。すなわち、フードはまず使ってみること。多くのユーザーが個体の健康を願っている現実がある以上、「いいフード」はいくらでもあったほうがいいし、選択肢が多いことがフードの理想のような気がします。

◆フードの選び方がコンテストを左右する?

健康で、美しくて。つややかに、しなやかに。大切に飼育してきたからこそ、長生きもするし繁殖にも適した個体に成長するものです。

 

しかも健康維持のための食事は、美味しくなければ意味がありません。美味しいという満足感がもたらす精神的効果も計り知れません。美味しくなければ、食事じゃない。それは魚も人間も同じです。

 

すべての生きものに美味しくて健康的な食事を。もしかしたらベタコンテストは、いいフードといち早く出会うことが、上位入賞の早道なのかも知れません。

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