今年で第5回目を迎えた「ベタコンテスト2016」。
7月2日(土)~3日(日)の2日間(一般公開は3日のみ)、大阪市内で開催されました。
国内唯一のIBC(国際ベタ連盟)公認コンテストということもあり、今や国内のみならず海外からも注目されるイベントとなりました。
今年は総勢206匹がエントリー。
しかも全国津々浦々、はるか海外からの出品者や来場者もたっくさん。
厳正な審査によるコンテストではありますが、どちらかというとベタが好きな人たちの「ベタまつり」的な感もなきにしもあらずで。
ということで、年々人気が高まるベタのイベントに足を運んできました。
◆「発送出品」のお世話が大変!
コンテストの約1週間前。取材当日の入り時間をLINEでベタショップフォーチュンの石津さんに伝えたところ、「前日はこられないんですか?出品者の搬入がありますよ」と。えっ!? はあ~、う~ん、まあ~、そうですよね~、などなど、返事するにも歯切れの悪い始末で(笑)。
というわけで、急きょ前日から会場入りすることになりました。も~~~、石津さんには逆らえませ~ん(笑)。でも、結果的には前日から行ってよかったと心底思う記者でありました。嘘ちゃいますってば!
会場となったのは、大阪市天王寺区の大阪国際交流センター。フォーチュンさんからも近く、ベタのイベントの会場としてはこれ以上ない最高の立地条件かと。この日は、消防関係の式典やシャンソンコンサートも同時開催。ベタとはなーんの関係もありません(笑)。
朝から会場設営が始まってます。ベタの数だけコンパクト水槽がずらり。そして、スタッフが手分けして水槽を並べたり水合わせをしたり。ん?出品受付は13時からだったのでは?と思いきや、コンテストには出品するけど会場にはこれない人のための「発送出品者」の搬入作業だったんです。こういう手間のかからない方法があるとは。いやそれにしてもこの作業、かなり大変でリスキーです。預かった大切なベタを、翌日また出品者に返さないといけません。
それにしてもイベントの取材を搬入から開始するのは、長い記者生活では初めてのことでした(笑)
◆出品者がぞくぞく☆気分も次第にワクワク☆
午後1時。最初の出品者が受付に到着しました。どうやらご夫婦のよう。あ、話してるのを聞いてると日本語ちゃうし(笑)。
奥様の何芳潔さんと2人で台湾から来日。台湾では数少ないベタ専門店のオーナーであり、将来は国際ベタ連盟の公認審判員を目指しているのだとか。ベタが好きなんてもんじゃありません。人生駆けてはります、たぶん。
午後1時をすぎて、続々と出品者が現着。長い列(それほどでもないか♪)をつくって受付へ。石津さんも陣頭指揮をとっておられます。出品者とコミュニケーションしながら、搬入作業へと効率よく導いていきます。
続いて、ご家族3人+ご友人の計4人でお越しの伊與木(いよき)崇之さん。早朝から車を飛ばして、はるばる高知県からやってきました。大半が自家繁殖させたベタ。コンテスト用に8匹、オークション用に10匹持参されました。
ほかにも続々と「現品」持参で出品者が到着。ちなみに搬入をサポートするスタッフには、現役の学生さんたちも。先生~、彼らめっちゃ頑張ってましたよ~!(左/大阪動植物海洋専門学校・屋敷翔太君)
静岡在住でありベトナム出身者であるグエン・フイさんは、ベタコンテストではすっかりおなじみの常連さん。これまで数々の賞をかっさらってきた、輝かしき経歴の持ち主。
今回出品とは別に持参したこのB2写真ポスター、彼の所有するベタを自ら撮影した超力作。写真のクオリティーがすごすぎ~!「来年は出品だけでなく、フォトアルバムつくって会場で売ったら?」と、悪知恵を授けておきました(笑)
◆一番シビアな審査員はだーれだ?
午後5時。ひと通り設営が終わったところで、審査開始。搬入で疲れているのに、本当にご苦労様です。
審査にあたるのは国際ベタ連盟という、ベタでは最も権威のある団体の公式審判員。日本唯一の資格所有者・石津さんを筆頭に、ゲリー・チンさん(写真左/フィリピン)とリヨン・ゴーさん(写真中央/シンガポール)の3人体制で臨みます。
ちなみにゲリーさんは、自国でプラスチックのペレット(緩衝材)を製造販売しているのだそうな。ほー、ベタとは直接関係ないんですね~。それにしてもゲリーさんの目、結構厳しい!妥協を許しそうではないですねー。
一方リヨンさんは、ベタを専門に扱う輸出業者。タイのベタファームを回って、自分の目にかなったベタを輸出。祖国のシンガポールでは、由緒あるベタクラブの会長に就任するなど、若手でありながらかなりのやり手だそうです。英語・タイ語・中国語を巧みに使い分けつつ、人懐こい笑顔を絶やさないのはちょっとゲリーさんとは対照的かも(笑)
でも一番審査に厳しいのは、実は石津さんだそう。美しさや全体のバランスなどが整っていればOKと外国人審判員が言ったとしても、生体にちょっとでもアラがあったらソッコーダメ出しをするのは石津さんなのだそうです(笑)。
そういえばベタの評価方法って、減点方式なんですって。しかもベタの品種それぞれに審査基準が違っていて、結構審査項目があるそうです。わかりやすくいえば、それぞれの品種特徴がよく表れているものが高評価につながるのだそうです。
ちなみに、さきほどご紹介した今回の出品者・何芳潔さんご夫婦が、そばから3人の公式審判員をサポート。ジャッジの権限はありませんが、これもれっきとした公認の実地研修だそうです。一定の実地研修を習得して経験を積まないと、公認審判員にはなれません。自動車教習所で例えていうなら、仮免とって路上教習中といったところでしょうか。
審査によって賞が確定したベタの水槽には、ステッカーが貼られてわかりやすく表示。あくる朝、自分の水槽にこれが貼ってあったらうれしいでしょうね~。いいですよね、こういう仕組みは出品者のモチベーションを高めるいい刺激になりそうです。
というわけで、初日は滞りなくスケジュールを消化。いよいよ翌日は一般公開日です!
◆会場が暑い!来場者も熱い!
明けて7月3日は、一般公開日となりました。昨日に引き続いて、この日も30度を超える真夏日に。お~い、梅雨は一体どこへ行った~?
幸い天気もよく、朝から来場者の出足は好調。さほど広くない会場も、熱気ムンムンでエアコンの効きもいまひとつです。
水槽と水槽の間には仕切りがあって、それを外せば自由にフレアリングが可能なんですが、やってる人が意外に少なく。「え、そんな習性があるんですか~!?」と知らなかった女性もいれば、「ストレスたまると可哀相ですしね~」という女性もいたり。ベタイコールフレアリングいうと思い込み、果たしていいんだか悪いんだか(笑)
来場者には、人気投票を兼ねたアンケート用紙が配られ、ベタのポストカードも。これはうれしいですね。うっかり写真撮るのを忘れたので、ツイッターにリンクリンク(笑)
早速来場者に話を聞きました。4人家族で京都府八幡市からお越しの永井さん一家。以前、お父さんがもらってきた1匹のベタから火がついて、今ではな、な、なんと70匹以上に。「いやあ、置く場所があるからええんですけどね~」ってお父さん、それって何気に家がおっきいことを自慢してはります(笑)?
ベタ以外にも、水槽がふたつ。ネオンテトラなどのちっちゃくて可愛らしい生体を飼育中だそうです。
ベタの世話をするのは、長女の永井美里さん。飼うのはお父さんではありません(笑)。ひとつひとつのボトルに自分の世界観をつくっているらしく、「ディズニーのリトルマーメイドみたいな感じなんです~」と実に楽しそう。70匹なんてまったく苦にならないのだとか。それにしてもすごい数ですねー。ぜひ来年は出品してみてください。
熱帯魚飼育というより、とらえ方はむしろインテリア感覚。あるいは、新しい時代のコレクションといえるかも。これまでの魚くさいイメージはまったくなく(笑)。そういえば、来場者の傾向として若い人が圧倒的に多いのも、アクア系のイベントらしからぬ特徴かもしれません。
質のいいベタが安値で買える(かもしれない♪)オークションコーナーで若いカップルを発見。聞くところによると、二人とも以前取材したことのある大阪ECO動物海洋専門学校の生徒さんでした。「オークションコーナーでこんなに安い値段で買えるんや~と驚いたんですが、水槽の準備をしてこなかったから」と、ちょっと残念そうな矢部達也さん。水槽なんてとりあえず空き瓶とかでもいいやん!って言ってしまいましたが、さすがアクア系専門学校の学生、今時の若いモンにしては珍しく「ちゃんと」してました(笑)。来年こそは、お迎えの準備をちゃんとして、ご来場お待ちしてまーす♡
◆出品も飼育もハードルの低さを実感
小さな水槽に見入る来場者の人たち。スマホでパシャハシャやる人も結構多いです。去年iPhoneの待ち受けにベタが起用されたこともあってか、ベタ人気は今もなお継続中です。初心者でも飼いやすいというメリットもありますが、買ってきたベタでも繁殖させたベタでもどっちでも出品できるという、ベタコンテストならではのハードルの低さも、一般ウケしている感じがします。
そういえばスタッフの中で、メダカやグッピーの飼育を手がけている人がおりまして。立ち話をしていたら、「そうか~、ベタはインテリアでもあるのか~。なんかやっとわかった気がします」と。そりゃメダカやグッピーだと、こんな簡単に出品できません。飼育に神経を使い、繁殖に苦労を重ね、品種の研究に時間を費やし、それはそれは大変であり醍醐味でもあり。まあどっちを選ぶかは、アナタ次第というわけですね。
◆ショー的で楽しい「公開審査」
そうこうしている間に、上位賞の審査が開始。前日同様の公認審判員により、次々と上位入賞者が決まっていきます。
特筆すべきは、公開審査という珍しい方式である点。どの公認コンテストでも公開審査?「主催者によりますね。非公開で審査するコンテストもあります」(石津さん)。なるほど、納得。審査というと非公開のイメージがありますが、公開のほうが公平性もあるし緊張感の伴うイベントとして、見ていても楽しいですよね。
ただ、公開審査といってもすべて英語で交わされているので、審査内容まではワカリマセーン(笑)
討議の末、総合優勝が決まりました。この瞬間、206匹の頂点に立ったのは、ハーフムーン。思わず会場から拍手が沸き上がりました。水槽の前には、優勝を示す真っ赤なリボンが。ベタちゃん、わかってるのかなー(笑)。出品者のホー・シュー・ティアンさん(マレーシア)は残念ながら会場にこられなかったそうですが、見事総合優勝の栄冠に輝きました。
◆会場に涼を呼ぶ新型水槽
熱気を帯びた会場でひときわ涼感を漂わせていたのが、LEDと水泡効果がファンタジックな雰囲気を演出していた6個の「アクアポニックス」。今回のメインスポンサー企業、KOTOBUKI製です。オールインワンタイプで、照明とエアポンプが一体化。しかも上部には水耕栽培が可能な二段式というユニークな樹脂製水槽は、会場のランドマークとしても来場者の注目を集めていました。(アクアポニックスの詳しい商品説明はこちら)
アクアポニックスは、親子づれにも人気の的。これほしい~とつぶやく人も決して少なくありませんでした。実はこの日、開場当初からそういった要望が多く、会場で商品説明を行っていたKOTOBUKIさんに、「どこに買いに行けば?」「なんぼで売ってるん?」「このまま売ってくれるへん?」などなど、問い合わせがひっきりなしでした。
ん?なんとなく服装がキマってる男の子とお母さんが。会場となった大阪国際交流センター、実はこの日ピアノの発表会も行われていたそうで、休憩中にコンテストを知り駆けつけてくれました。「何年か前にベタを飼っていたので、また飼いたくなりました♪」とお母さん。こんな【交流】もあるとは、会館関係者も気がつかないでしょう(笑)
背が高くやさしい顔立ちのイケメンが彼女を連れて会場に入り、石津さんをみつけるととってもうれしそうに握手を求めるシーンが印象的でした。このイベントを見るだけのために、わざわざ台湾からやってきたというJimmy Yerさん。母国では弦楽器の製造をしているらしく、ベタはあくまで趣味なのだとか。でも「来年は出品するかも~」と。日本語は話せなかったけど、たぶんそう言ったに違いありません(笑)。
◆女性がベタを好きな理由
もしかしてネイリスト?それともエスティシャン?そんな風貌を漂わせていそいそと会場に入ってきた女性も、れっきとしたベタの出品者でした。「どんなふうに出品されているのか見にきましたー」と、大阪市在住の渕上万莉さん。10数年前からベタに惚れ込み、一度親友の名前をベタにつけてからは、ベタは「生活には欠かせない子」になったそう。
オークションコーナーではお気に入りのベタをみつけ、2,000円で落札。もしまちで出会って“私の趣味当ててみてください”と言われても、絶対ベタが趣味とは思えないキャラのイケてる女性でした(笑)。
会場を見渡すと、女性の姿が目立ちます。いやいや、個人的趣味ではなく(笑)。彼氏同伴のケースも多いですが、「お一人様」の来場者も結構多かったりします。
「自宅ではブルーのトラベタを飼っています。コンテストにぜひ一度きてみたいと思ってました」(兵庫)、「関西にはあまり用がないんですが、どうしてもコンステトを見たかったので友達とも会えました」(静岡)、「飼ってるのは赤のフルムーン1匹だけですが、実家で母がグッピーを飼ってるなど魚大好き一家です」(大阪市)、「知識はまったくないけど、きてみて楽しかったです」(奈良)など、さまざまな声が聞かれました。「ついで」ではなく、コンテストそのものを目的にきた女性が多かったのが印象的でした。
「男は理屈から入り、女は感覚から入る」。一般的によくいわれる傾向ですが、ベタ飼育を始める傾向はまさにそうかもしれません。「かわいい」「きれい」など、漠然とはしているもののインテリアやペットとしての直感性はたぶん男性より上のような。そしていざ飼い始めたら、母性本能を大いにくすぐって繁殖にも全力を尽くすのかも(笑)。
そういう点でいえば、ベタはまさに女性向きなのかもしれません。気をつければ持ち運びも比較的簡単なベタ。そのうち、ペット感覚で飼う女性同士が自慢のベタを見せ合う「ベタ女子会」が行われるのも、遠い日のことではないかもしれませんね~。その時は、絶対取材に行きまーす(笑)
◆初参加で初受賞者も
午後3時。いよいよ表彰式が始まりました。受賞者のかたを、独断と偏見でちょこっとだけご紹介しましょう。
初参加の金重初恵さんは、山梨県から参加。ビンに入った2匹のベタと一緒に新幹線で来阪。ダンボ・ショープラカットクラスで見事優勝を果たしました。「一番のお気に入りも出品したかったんですが、繁殖期に入ってしまったので諦めていただけに、受賞できてうれしかったです」。八ヶ岳の標高1,000mの別荘風のお家で、幸せを絵に描いたような生活をご主人と送っていらっしゃいます(笑)
大阪市内でネイルショップを経営している安達竜也さんも初参加。プラカットやショーベタのメスなど8匹を出品し、ショープラカット部門のマーブル&AOCクラス準優勝ほか2賞を受賞しました。「将来は養殖場を持つのが夢なんです」と。男性ネイリストというのも珍しいので、そのお仕事もぜひ続けていってください(笑)
スタッフとして参加している大阪動植物海洋専門学校からも受賞者が。今回のイベントスタッフとしてだけでなく、テンポラリー部門のベールテールクラス3位に。あれ、いつの間にキミ登壇?オイシイとこだけ持っていくよね~(笑)
堺市の平井久美子さんは、ワイルドベタ部門優勝ほか2賞を受賞しました。表彰のために何度か登壇されるたびに、マスク外して外してと、しつこく迫ってごめんなさい(笑)
関東で有名なアクアショップ・アクアフォレストさんも受賞。ダブルテールクラスなど3部門で優勝されました。どのジャンルを問わず誰でも出品できるのも、コンテストの特徴。代表取締役の高野英彦さんは、コンテスト終了後もさまざまなユーザーとコミュニケーションされていたのが印象的でした。これからも「キワメテ!水族館」をどうぞごひいきに~(笑)
このほかにも多々受賞者が。この中には、スポンサーとして商品を提供していただいた協賛賞を受賞されたかたもいらっしゃいます。スペースの都合上受賞者全員をご紹介しきれないため、詳細についてはフォーチュンさんのサイトをご覧ください。
◆名誉ある「ユーザー目線」賞
そしてそして、特筆すべき賞がこれ。来場者アンケートの人気投票で一番になったベタが、高知県の伊與木さんが出品したフルムーンでした。まるで上品なドレスを身にまとった女性のような、淡いピンクが印象的でした。
公認審査員とは違って、来場者が素直にいいと認めたフルムーン。決して公の受賞ではありませんでしたが、ユーザー目線ナンバーワンに輝いたベタだからこそ値打ちがあったといえるでしょう。
◆参加国はアジアを中心に計8カ国
最後に石津さんがカラオケで1曲♪ いやいや、ちゃうちゃう(笑)。コンテストが終わって、みなさんへのごあいさつを兼ねて講評を。単なるコンテストに終わらず、こうしたコーナーも大事ですね。もしかしたら、来年はトークショーとかがあるかも(笑)。いずれにせよ、よりパワーアップしてエンターテイメント性の高い人気イベントになってもらいたいものです。
オークションコーナーでは午後5時で締め切り。お目当てのベタをン百円で落札した中学生もいたりして、ここでしか買えないクオリティーの高いベタを安く買えて満足した人は少なくありませんでした。
今回コンテストに参加した国は、日本を始めオーストラリア、香港、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイの合計8カ国。特に最近では、マレーシアやシンガポールにおけるタイの人気が高く、多くの受賞者が海外からの「発送出品」だったことはやむを得ませんが、傾向としては国内の出品比率も増えてきたそうです。特に「クラウンテール・テンポラリー・ワイルドベタ各部門で日本人が賞を獲ることができたのはうれしい限りです」と、石津さんは語っておられました。
◆少しずつ底辺が広がりそうな予感
アクア熱はひところに比べ低調だといわれながら、ベタ人気はまだまだこれからと、「キワメテ!水族館」はそう思います。飼いやすい観賞魚として、あるいはインテリアとして、少しずつ底辺は広がりつつあるような気がしてなりません。観賞魚飼育の世界も、スタイリッシュな趣味へと、少しずつ進化しつつあります。
梅雨のさなかのイベントではありましたが、幸い天気にも恵まれ多くの来場者でにぎわいました。出品者のみなさん、来場者のみなさん、ありがとうございました。そして準備段階から当日の運営まで携わられたスタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。来年はもう少し開催時期を早めて、あまり暑くない時期にしたいと石津さん。人間のこともベタのことも考えたメッセージが印象的でした。
「キワメテ!水族館」が勝手に名付けた、別名【ドレッシーな格闘技】による年に1年のイベントは、早くも来年が楽しみです。今回会場で「来年こそは!」と刺激された多くのみなさん。来年まで1年あります。買って育てて出品するもよし、繁殖に成功したお気に入りを出品するもよし。この1年間、じっくり準備して「ベタコンテスト2017」ではぜひ出品&優勝を目指してくださいね!