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【ショップ/前編】大寒波なんかに負けてたまるか!☆3足のワラジを自在にあやつる目高堂彩(いろどり)☆三重県四日市市

Posted on 2023年2月24日2023年5月13日 by aquariummagazine

去年10月2日、ついに開業にこぎつけた目高堂彩。ついこの間まではメダカ愛好家としてイベントに東奔西走していましたが、ついに販売店としても華々しくデビュー。本業とメダカ販売とイベントと。とはいえ、今年1月の大寒波で水道管が破裂するなどの想定外の被害が。それでも、3足のワラジを履きながら復旧に勤しみ、次のステージへと歩み始めています。

☆     ☆     ☆

◆倉庫まるごとが店舗

近鉄四日市駅から車で走ること約30分。通称・ミルクロードと呼ばれる県道のすぐそばに、デビューしたての販売所がありました。

 

周りは農業用地らしく田んぼが多く、はるかかなたには鈴鹿山脈の険しい稜線が。山からは鈴鹿おろしが吹き、この冬の寒波では雪国さながらに雪化粧しました。

 

タペストリー調の真新しい看板は、ロイヤルブルーがベースカラー。

 

県道沿いにある小さなガソリンスタンドの整備工場が職場ですが、土日は完全休業。週末はすぐ近くの販売所でメダカに向き合うことができる生活パターン。メダカ愛好家のみならず、趣味人にとってはうらやましすぎる環境です。しかも家族4人でくらす自宅も販売所のすぐ横。この状況、願ったり叶ったり(笑)。

 

販売所として使用しているのは、元はといえば農業用の倉庫。とてもそんな感じに見えないほど、真新しくてきれい。世の中、タイミングさえよければすべてがうまくいく、ということを見せつけられた思いでした。

◆親しみ込めて「いろどりさん」

目高堂彩の藤村隆秀さん。イベントなどでは、彩(いろどり)さんの呼び名ですっかりおなじみです。伊勢市出身で、父親の代から地元でガソリンスタンドを経営し自身も後継者でしたが、数年前に手放すことに。「いやあ、もうこの先どうなるのだろうと不安で仕方なかったんです」。セルフの台頭や多角化経営も進んでいるガソリン業界。悩みに悩んだ末の結果でした。

 

生まれ育ったのは伊勢市。子どものころから生きものが大好きで、ニワトリやコイ、合鴨なども飼育。「一番刺激されたのは、わが子がすくってきた金魚でした。メダカではなく(笑)」。以来、金魚を中心に飼育に興味を持ち始めたのが、アクアとのきっかけでした。

 

メダカはいつから?「5~6年前だったと思うんですが、当時はまだ流通品種が200種くらいしかなかった時代でした。小川ブラックなどが主流で、オロチなどが注目される前だったと思います」。金魚がきっかけでアクアに目覚めた藤村さんでしたが、メダカへの興味も捨てきれず、今に至っています。

 

自身の将来を案じていたちょうどそのころ、四日市に拠点を置くガソリン販売会社のオーナーの計らいで鈴鹿市でメダカを出品したことが、大きなきっかけでした。「オーナーがメダカにすごく興味を持ってくれたんです。会社としてメダカ部門をつくって販売していこうと」。かくして、家族ともども長年住み慣れた伊勢市を後にして、新しいオーナーのもとで第2の人生をスタートさせることになりました。

 

あまりにもうれしすぎる、会社の全面的バックアップ。「もう感謝しかなかったです」。メダカより先に、ガンプラをガソリンスタンドで販売し成功したという会社の過去の実績も、大きな追い風となりました。

 

メダカ好きのオーナーに見込まれて、愛好家からメダカ部門のリーダーヘ。でもしんどいでしょ?「いやあ好きなことに没頭できるので、こんな幸せなことはありません」。でも売り上げに貢献しないといけません。「当然です。店舗販売でもイベントでも、趣味でやっていた時とは緊張感が違います。でもイベントは楽しく盛り上がりたい、そしてネットワークを強めたいという気持ちは、以前と変わっていません」。

◆辛すぎた想定外のダメージ

オープンして間もないこともあり、普段から交流のあるメダカ愛好家から届いたお祝いが色々と店内に。「だからこそ、今年1月の大寒波による想定外のダメージがきつかったです。もうダメかと思いました。こんなにしてくれたみなさんのためにも、もう一度奮起しようと決意しました」。まさに想定外。自然災害によるダメージこそ辛いものはありません。

 

まるでオリジナルグッズのような、まさかのプレゼントも。

 

驚くなかれ、屋号は藤村さんではなく会社のオーナー自らが考案したものだとか。これだけでも会社からの期待感がわかります。「会社にとっては初めてのメダカ部門。牽引力がハンパないです。その分期待に応えないといけません」。生まれ育った伊勢市は、どちらかというと漁業が中心のまち。それに比べると四日市市は消費量も大きいそうで、「商売をするにはこちらのほうが適していると思います。やっぱり場所って大事です。つくづくそう思いました」。

 

生体以外に流木ガラスやPSBといわれるバクテリア、自らが調達してきた流木など、販売用の小物も少しずつ増えてきました。

 

藤村さんもキワメテスタッフも、オールドカー大好き人間。プレミアがつきそうなお宝グッズを前にして、しばし本題から離れてオールドカー談義に花が咲きまくりました(笑)。

【後半へ続く】

 

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