高層マンションの建設や大型ショッピングセンターなどの誕生により、今やベッドタウンといっても過言ではない守口市。
その中核にあるのがイオン大日店で、この10月には創業9周年を迎えました。
さすがに平日でも多くの買い物客で賑わっています。
そして同店3階に足を向けると、ありました~アクアリウムショップ・パセオ大日店☆
すぐ横のペットゾーンではワンちゃんやネコちゃんで盛り上がってますが、なんのなんの。パセオ大日店でも、予想外(笑)にぴちぴち盛り上がってました。
◆聞いてナットク!水槽が多いワケ
おお~、めっちゃ水槽ある~♪
何といっても、これがパセオ大日店の第一印象。
ショッピングセンター内にあるアクアショップにしては、水槽の数がハンパなく多いですね。
決して専門店に負けてません。
聞くところによると、パセオは以前KOTOBUKIの直営店だったとか。
5年前から体制が変わったそうですが、なるほどだから水槽が多いんですね。
「いやいや、それだけではありませんよ。
やっぱりKOTOBUKIの水槽は品質もよく安全でしっかりしているので、店としてはイチオチなんです」と水谷 継店長。
そうそう、そうですよね!
水槽販売コーナーもごらんの通り、KOTOBUKIの水槽がたくさん置かれています。
レグラスシリーズもフレームレスも。
おお、120㎝水槽や縦長タイプの水槽も置かれていました。
でも売れ筋は60㎝以下の水槽なのだとか。
特にご年配のお客様さんには、40㎝水槽が人気だそうです。
アクアリウムを手軽に始めるには、このサイズくらいがちょうどなんでしょうね。
あ、その他外部式フィルターやヒーターなどもKOTOBUKI製品強し☆
「すごいんですシリーズはやっぱりいい製品だと思います。
水質調整剤やバクテリア調整剤はよく売れます」(水谷店長)
◆えええ、保育園のお散歩コースにも!?
フロアの通りに面しているせいか、とってもよく目立つ店構えです。
ペットコーナが隣接していることもあり、立ちどまるお客さんも少なくありません。
改めて水谷店長と一問一答。
―――どのようなお客さんが多い感じですか?
「年齢層は幅広いですよ。30~40代の人たちが家族連れでこられることが多いです。
もちろん年配のかたがお一人でお見えになることも」
―――それは土地柄を反映してるんでしょうね~。
「そうですね。
近くにマンションがどんどん建って、若い家族のかたが多くなってきてますから。
それに大型ショッピングセンターということもあって、ショッピングのついでに立ち寄られるケースもありますし」―――なるほど~、それはそうですね。
「お子さんやお孫さんにせがまれて、アクアリウムを始めるかたもいらっしゃいますよ」
―――おお、それはラッキー(笑)
「近くの保育園が小さな子どもを散歩がてらにたくさん連れてこられるケースもありますよ(笑)」
―――えええ、それはまた極端な(笑)
「でもアクアリウムがもっと普及するためには、子どものころからの意識付けが大事なんでしょうね」
そうそうそうそう、そうなんです!
店長のおっしゃる通りなんです!
おっと、ちょっと熱くなってしまいました(笑)
ズラリと並ぶ展示水槽。
水草や魚の種類別に整然と並べられているため、とっても見やすい設計です。
女性のお客さんも意外と多いようです。
◆幅広い年齢層に人気☆
女性だけではありません。
年配のお客さんも結構いらっしゃいます。
「熱帯魚を飼ったことはありません。
でもここにいるだけで、いやされます」
とあるお客さん、ショッピングセンターにきたら必ずここに立ち寄るそうです。
こんな感じのお客さん、きっとほかにもいると思います。
アクアリウム経験の有無に関わらず、お店をこういう雰囲気づくりをするって結構大事なことだと思います。
ここは金魚たちがたくさんいるコーナー。
やっぱり人気のピークは夏。
子どもたちに「買って!買って!」とせがまれるお父さんの姿も多いそうです。
ガンバレ、子どもたち(笑)!
クラゲもエイもディスカスも色々います。
売れ筋はグッピー、ネオンテトラ、コリドラス、ベタといった初心者でも手軽に買えるお魚。
「ズバリこれなんぼ?と単刀直入に聞いてこられるお客さんもいます」(水谷店長)
アクアショップでもそんなやなとりがあるとは、さすが大阪(笑)!
◆圧巻の「水槽レイアウトまるごと買い」!
店内の随所にレイアウトされた色々なサイズの水槽が目を楽しませてくれます。
「そういえば、以前KOTOBUKIの水槽がレイアウトごと売れたこともありましたよ」
―――え、マジですか!?
「自然循環型の二段式水槽の『レグラス ポニックス』という水槽で、3個も売れちゃいました」
ほ~、3個も!
さすが守口のお客さんはお目が高い!
いやいや、守口のかたが買ったかどうかわかりませんけど(笑)
海水コーナーも充実。
ファンタジックブルーなサンゴの世界がイケてます。
―――海水魚って飼育が難しいんでしょうね。
「実はこの季節から始めると意外に楽なんですよ。
比較的神経を使う冷却装置が、この季節だとまず必要ありません。
クーラーの必要な来年の夏になったら、飼育にもすっかり慣れてきたころだと思います」(水谷店長)
ああ、なるほど。
ということは海水・淡水に関わらず、熱帯魚を始めるには今がベストシーズンといえるかもしれません。
こちらはズラリと並んだ各種用品コーナー。
やはり金魚飼育用品はカラフルです。
子どもたちがターゲットなんでしょうか、ついついおもちゃ屋さんを連想してしまいます。
一番奥にある小動物コーナー。
今ハヤリのハリネズミ君に関するエサや用品もたくさん。
おお、人気のベタのコーナーなのにベタの姿ほとんどありません(笑)
取材の日があいにく商品入荷の前日だったため、普段はもっと多いのだとか。
入荷したらガンガン売れてしまうそうです。
思わず笑ってしまうような名前の商品も売れてしまってました(笑)
どこへ行ってもベタ人気強し、ですね。
そういえば、iPhone6sのパッケージや壁紙にもベタが採用されるくらいですから。
◆支えるのはアクア大好きスタッフたち
またまた水谷店長と一問一答。
―――スタッフは何人で?
「平日は5人、日祝日は7人体制です」
―――みなさんアクアの経験者ですか?
「もちろんそうです。
自分たちの給料よりアクア、です(笑)
特に指示しなくても、みんな自主的に動いてくれるので助かります。
本当にアクアが好きなんだな~、と思って感謝しています」
―――お客さんも安心ですね。
「そうですね。
とんな質問でも、どのスタッフに聞いてもらっても大丈夫です」
―――店長自身もアクアが好きで?
「もちろんです。
18歳の時にこの仕事に入ってからアクア一筋です」
―――それは筋金入りですね(笑)
「以前3mもある特注の水槽を自宅に置いていたこともありましたよ(笑)」
それはすごい!
アクア好きのスタッフが集まるショップほど、安心できるものはありませんね。
◆営業時間が長く年中無休!
金魚すくいがきっかけで、家族でアクアリウムを始める人がいます。
水族館に行ったことに刺激されて、家でも飼ってみようと思う人もいます。
今まで働きづめで、アクアリウムをやりたくてもやれなかった『企業戦士』が、時間的・金銭的に余裕ができて始める人もいます。
一時『中断』していた人が、試しにフィルターを動かしたら見事に動き出して、それがきっかけでアクアリウムに復活した人もいます。
アクアリウムを始める人も再開する人も理由はさまざまですが、立ち寄りやすさ、品数の豊富さ、そしてスタッフの知識の高さなど、パセオ大日店には「三拍子」が揃っているような気がしました。
ちなみに「パセオ」とはスペイン語で「散歩する」という意味。
散歩がてらに、あるいは他府県からドライブがてらに訪れてもきっと満足してもらえると思います。
個人的には、営業時間が長く年中無休というのもありがたいです(笑)
◆パセオ大日店
570-0016 大阪府守口市大日東町1-18 イオンモール大日3F ペットスクエア内
TEL 06(4252)0185
Fax 06(4252)0171
営業時間 午前9時~午後11時(年中無休)
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