◆せっかくヒーターを選ぶのだったら
お魚たちにヒーターが必要な季節になってきました。
水温の変化にデリケートなお魚には、ちゃんとした冬支度をしてあげないといけませんよね☆
先日、あるところで耳にしたアクアを趣味にしている女性の観賞魚ヒーターに関するエピソードが面白かったので、ご紹介することにしました。
本格的な冬を目前に控えて、ヒーターはいうまでもなく必需品。
しかし使い方を間違えれば、とんでもない事故の原因にも。
このエピソードが、ヒーターの安全性を考えるきっかけになれば幸いです。
(以下、アクア歴約2年の主婦M・Hさん記)
◆同じヒーターなのに違いがわからない!
朝から底冷えのする寒いある日。
友人と出かけたのは、とある大型ショッピングモール。
二人とも新しいコートを買い終わり、向かった先がモール内にある中規模のアクアショップでした。
そう、ご主人に頼まれたヒーターを買うために。
うちのヒーターも1年半くらい経っていたので、この際一緒に買うことになりました。
さすがにこの季節になると、ヒーターの売り場スペースが多い感じがします。
しかしよくみると、どのヒーターも保護カバーがついているものばかり。
あれ?うちのヒーターってカバーがついてなかったような…。
そんな素朴な疑問が不安に変わり、せっかくなのでお店に聞いてみました。
(写真と本文と関係ありません)
返ってきた答は意外とシンプルでした。
「それは設計思想が違うからですよ」。
ん?せ、せ、設計思想?
「カバーがあってもなくても性能に変わりはありません。
もちろんSHマーク認定品なので、400度以上になることもありません」。
そうなんだ~。
あ、わかった!カバーがないほうが掃除がラクとか?
「いいえ、ほとんど変わりません」。
コンパクト性?
「いや~、さほど変わらないと思いますよ」。
う~ん、じゃなんでカバー?
カバーがついてないうちのヒーターがヘン?
あまり関心のなさそうな友人をほっといて、食い下がる食い下がる(笑)
◆誤使用時も安全性を考慮した設計思想
結果、お店のスタッフが最初に「設計思想の違い」だという答が、真相のすべだったのです。
要するにカバーがないタイプでも、万一誤使用があっても400度以上になることはない、と。
逆にカバーがついているタイプでも、掃除などの時に外してうっかりそのままにしておくと、400度以上になる可能性があるということ。
ということは、使う側が間違った使い方さえしなければ何も問題はないということなんですが、万一間違った使い方をしても400度に達しないよう最初から設計されているのが、カバーのないタイプのヒーターだったのです。
自分の使っているヒーターがカバーのないタイプだったので、ちょっとうれしくなってしまいました。
もっとも、今までそんなことも知らないで使っていたんですけどね(笑)
ということで、友人にもカバーのないKOTOBUKI製のヒーターをオススメしたことはいうまでもありません。
水槽に限らず常に安全第一を考える設計思想がいいなと想い、私も2代目のヒーターとしてこれを選びました。
「厚着しすぎたら、暑くて汗かいて逆に風邪ひいちゃうもんね~」。
お店ではほとんど関心を示さなかったのんびり屋の友人が、お店を出た時にそう一言。
う~ん、まあそんなところかな(笑)
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