2017/07/28スタッフ, 取材, 告知, 商品, 地域社会, 技術, 教育, 未分類, 水槽, 観光, 金魚

【スポット】涼感たっぷり☆金魚も市民もうれしい「滝の流れる水槽」(奈良県大和郡山市)

Pocket

夏真っ盛り。

金魚のまちとして知られる大和郡山市(奈良県)に「滝の流れる水槽」がお目見えし、話題を呼んでいます。

電話ボックス型水槽でも、自動改札型水槽でも、自販機型水槽でも、燈籠型水槽でもありません。

どちらかというとこれまでの水槽が「静」だとしたら、今回の水槽はまさに「動」。

しかも何の前ぶれもなく(笑)。

しかも期間限定。

「えー、そんなん聞いてないよ~」とお嘆きの貴兄もいらっしゃることかと(笑)

早速、その正体を探るべく大和郡山市へGO!

 

 

 

◆オープン以後「金魚モール」として

 

 

ウワサを聞きつけてやってきたのがここ。7年前にオープンしたイオンモール大和郡山。「いわずと知れた金魚のまちなのだから、金魚とふれあう場をつくりたい」との熱い思いで、金魚にまつわるイベントを色々と仕掛け、「金魚モール」の愛称で市民に親しまれています。

 

あー、この暑い時期にはミストが気持ちよすぎます(笑)

 

現在、夏のイベント「涼も~る」を展開中。今年2年目だそうで、最大9月3日まで開催されています。

 

そしてそして、探し求めていた「滝の流れる水槽」もポスターに紹介されていました。ぜひとも看板に偽りなしであることを期待してます(笑)

 

はやる気持ちを抑えながら、1階インフォメーション前付近へ。平日の午前中だというのに、早くも人が水槽を取り囲んでいます。わくわくドキドキ。

 

◆「本物の金魚を置きたい」との熱い思いが実現

 

おお~、これですか!確かに滝が流れています!思っていたより規模も大きく、迫力&涼感たっぷりですね。

 

一番高い水槽から、ひとつ、またひとつ、計3つの滝が下に向かってL字型に流れ落ちています。水の流れが単に直線方向でないため、より立体感を醸しだしています。

 

ドローンを使って上空から(ウソです♪)。よくみると、高さも幅も違う4つの水槽が巧みに組み合わされて、ひとつのオブジェになっています。思わず「エッシャーのだまし絵」を連想してしまいました(笑)

 

それぞれの水槽は、約20㎝の幅で精密にカットされています。そして、特製アダプター(そんな言い方をするのかどうかわかりませんが♪)下の水槽とジョイントされ、高さ約10㎝の滝が生まれています。

 

横からみるとこんな感じ。水の流れは左側から右側へ、それぞれの水槽は高さ10㎝の差があります。

下まで到達した水は、ここからポンプによってろ過材を通過。その後、上の水槽へポンプでくみ上げられていき、シャワーノズルのパイプから再び水が流れ出る仕組みです。常にろ過層によって浄化しながらの循環式。金魚にもやさしい環境が実現ざれています。

 

泳いでいるのは11種類の金魚。ゴージャスなナイスバディが特徴のオランダシシガシラや、生まれたばかりのらんちゅうの赤ちゃんなどが人気です。

 

夏らしい、そして地元大和郡山らしい風情ある金魚がゆうゆうと。「涼も~る」というイベントのコンセプトにぴったりです。「オブジェばかりだけでなく、できれば本物の金魚を展示したい。しかも夏らしさを感じるシチュエーションで」。そんなスタッフの熱いが、地元天理市の水槽メーカー・KOTOBUKIの職人魂に火をつけました。当然、「やってやれないことはない」と。あのお昼寝水槽や自動改札機型水槽、はたまた燈籠型水槽をかたちにしてきたプロの水槽職人集団。短期間の製作期間を経て、「滝の流れる水槽」実現にこぎつけたのでした。

 

◆水槽展示は9月3日(日)まで

 

さっきから興味深く水槽に見入っている女子中学生を発見。アヤシイ者だと思われないよう、おそるおそる近づいてみました(笑)。平日なのにどうして?不良にはみえないしー(笑)。「三者面談の日なので、今日はお休みなんです」。ああ、なるほど。横山あやかさん(左)は、店内で行われている金魚すくいを経験したことがあるのだとか。一方の安達さわなさん(右)は、以前金魚すくい大会出場の経験を持ち、水族館が大好きなんだそう。言ってみれば2人ともアクアガール(笑)。「金魚の泳ぐ姿がとっても可愛い」と、色々な方向から水槽美を堪能していました。

 

1年前に家族で赴任してきたという、ある奥様。「話には聞いていましたが、さすがに大和郡山は金魚がさかんですね。これ(水槽)をみてよくわかりました(笑)」と。

 

電車とバスを乗り継いでやってきたという小学生。あらら、ここにも三者面談の恩恵にあやかった子どもたちが(笑)。「金魚は飼ったことがあるのですが、これをみてまた飼いたくなりました」。ぜひお父さんに交渉してみてくださいね(笑)

 

一番大きい水槽にいるオランダシシガシラをじっと見入っている女性がいました。「この魚欲しいんですが、どこへ行けば買えるんでしょうか」。あー、言われてみれば確かに。金魚の生産地という点では全国的に有名ですが、金魚が買える近隣のショップって。。。えーっとえっーと、誰か教えてくださーい(笑)

 

話をうかがったのはほんの数人でしたが、市内にお住まいのかたが少なくてちょっと意外でした。みなさん結構遠くからお越しのようで。それでも、小さな子どもたちから高齢者まで年齢や性別に関係なく、近くを通りがかった人は誰もが興味深そうに水槽に近づいて見入っているのが印象的でした。平日でこの状態でしたから、土日になるとさらにごった返していることでしょう。なおこの水槽は、9月3日(日)まで展示されています。

 

◆ほかにもさまざまな金魚スポットが

 

たまたま近くにいた子どもたちがこんなものを持っていました。なになに?「キッズ用フロアマップ」?これによると、館内のあちこちに金魚がらみのアートがあるらしく、早速童心にかえって探索してみることに。

 

エントランスにある「金魚ちょうちん」はもうすっかりおなじみ。夜になると、うっすら光り出すそうです。まだ見たことありませんが。

 

1階でまず最初に目に飛び込んでくるのがこのオブジェ。「金魚モール」の中心的存在で、でっかい親子の金魚が出迎えてくれます。近寄ってみると、さらにさらにデカい(笑)!

 

1階から3階にかけての吹き抜けでは、「金魚バルーン」が気持ちよさそうに泳いでいます。

 

 

「滝の流れる水槽」と反対方向に展示されている、KOTOBUKIのスタイリッシュ水槽「アーク」。まるで宙に浮いているような、近未来的なデザインが受けて、結構売れてます。ちなみにこの商品、1階のペットショップでも販売してますよ~。

 

続いて2階へ。よくみると、壁面ガラスにレリーフ状に金魚が描かれています。わかるかな~(笑)

 

カーペットにも折り紙チックな金魚模様が。う~ん、さらにわかるかな~(笑)

 

続いて3階。子どもたちに人気のKIDSPARKの両サイドにも金魚マークが。

 

地元奈良県の赤膚焼にちなんだ金魚小路。金魚をモチーフにしたさまざまな作品が展示されています。ちょっとした博物館みたいです。

 

よくみると、床面にも金魚たちが。

 

子ども用トイレの一角にも。保護者以外の大人は入っちゃいけません(笑)!

 

これでひと通り探索が終わったと思いきや、あらー、2階の片隅に金魚の入った水槽がこんなところにもありますやん(笑)!これは知らなかった!

 

◆必見!元気城下町プラザ

 

ここは大和郡山市元気城下町プラザ。要するに市の出先機関で、各種行政サービスが受けられます。土日や午後5時以降は住民票や印鑑証明などの書類も取り寄せられる、便利な機関なんです。

 

プラザ内にはさらに水槽がもうひとつ。常時2名、計7名でローテ。普段のメンテも、スタッフ自らが手がけているのだとか。しかも全員女性。いやはや、ご苦労さまです!

 

現在メダカの赤ちゃんがすくすく成長中。

 

ちょっとした金魚グッズも販売中。思わず滞在時間が長くなってしまいそうです。

 

あまり目立たないところにあるせいか、周辺はめっちゃ静かです。正直、癒されます(笑)。知らない人にはぜひ覚えておいてもらいたいスポットです。「リピーターの男の子はよくきますよ~」(スタッフ)だそう(笑)。いいところを教えてくださってありがとうございました!

 

◆商店街の懐かしさを感じさせる雰囲気

 

夏休みに入り、金魚シーズンもこれから。8月19~20日に開催される全国金魚すくい選手権大会の告知もバッチリです。

 

POPのひとつひとつにも手づくり感があり、大型SCでありながら、どこか懐かしい商店街の雰囲気を感じます。

 

ひとつずつ、こつこつと取り組んできたことで、金魚とふれあえる場所は確実にできました。

 

市民にもすっかり浸透し、金魚イコールイオンモールの代名詞となった感があります。

 

これまで、恒例の金魚すくい大会を独自で開催したり、金魚をモチーフにしたコンテストを開催したりすることは多々ありましたが、一定期間金魚そのものを展示するケースはそう多くはありませんでした。

 

市民であってもなくても、「滝の流れる水槽」に寄せる人々の関心は並々ならぬものがあります。今回の試みは、「できれば常設したい」と鼻息の荒いスタッフの夢を実現させるきっかけになるかもしれません。

オープン7年目。これにあやかって、今年はみなさんにとってラッキーセブンの年でありますように。

 

☆取材協力・イオンモール大和郡山

Pocket

© copyright 2017 キワメテ!水族館 . All rights reserved.