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【スポット】選手層の厚さを見せつけたチーム大和郡山☆カフェしながら身近に金魚ビューが楽しめる箱本館「紺屋」

Posted on 2020年7月24日2023年5月13日 by aquariummagazine

金魚のふるさと・奈良県大和郡山市。観光に訪れる人の大半は、金魚が目当て。そんなニーズに応えるところはこれまでもありましたが、このほど「身近に金魚が見られる場所へ行きたい」「観光に疲れたらひと息つける施設がほしい」という観光客の二大ニーズを満たしたスポットが新たに誕生。それまであった見学施設にプラスアルファをしただけで、こんなにも見事に突破(笑)!世間を騒がせているGo Toトラベルキャンペーンもついにスタート。行き先を迷っているのなら、ぜひ金魚が身近で見れる大和郡山へ!感染予防対策はバッチリですから(笑)

☆     ☆     ☆

◆かつては染物屋の町

古いまちなみが今なお残る大和郡山市紺屋町。かつては豊臣秀吉の弟・秀長が、大和郡山城の城下町を繁栄させるために染物屋(紺屋)を一堂に集め、ともに栄えたという歴史を持っています。大和郡山市の中でも最も観光地らしいパフォーマンスを見せてくるのが、紺屋町だといっても過言ではありません。

 

町を東西に流れる紺屋川も、かつての名残り。その昔は染め物のために必要な川でしたが、現在は町の象徴として今も風情のある雰囲気が残されています。

 

あまりにも町並みにマッチしたシチュエーションなので、この川にきっと金魚がいるに違いない!と、目を凝らして赤い物体を探す観光客も少なくありません(笑)。でもその気持ち、よーくわかります。金魚のふるさと・大和郡山にせっかく来たのだから、誰だってこんな雰囲気のところで金魚と出会いたいですよね。

◆ひときわ目を引く町家

訪れたのは、箱本館「紺屋」。江戸時代から続いた代表的な藍染めの町家です。かつて東西200mの通りに約150軒もの家がひしめいていた町並みのほぼ東端に位置。玄関付近にいると、染め物が盛んだった江戸時代のころにタイムスリップしたような錯覚さえ覚えます。

 

あ、この水槽!5年前、鳴り物入りでつくられた灯籠型金魚水槽。市内ではこの通りを中心に計3つが設置され話題になりましたが、今もしっかり健在でした。

 

町家独特の構造のせいでしょうか、館内に入るとヒンヤリ。外の暑さが嘘のよう。館内では金魚をテーマとした美術工芸品や生活用具などが約1,000点を展示。合わせて、染色のための道具展示や藍染め体験工房コーナーなども。

 

和室には数々の美術品にまじってユニークな金魚コレクションも。

 

そして大型水槽には高級金魚がゆうゆう泳ぎ、それぞれの生体解説も。とまあ、ここまでは今までにもあった展示でした。お楽しみはここからです(笑)

◆KOTOBUKIの水槽オンパレード

おお~、こんなに多くの金魚水槽が。しかもオールKOTOBUKI。レグラスフラットやレグラスクリスタル、それに今注目のスタイリッシュ水槽「ビュース」も。小さいサイズで25㎝、大きいサイズで60㎝の水槽が計10個設置されています。まさに大和郡山新百景!

 

それぞれの水槽にはプロフィットフィルター各種。中には、スクエアなホワイトボディが印象的アクストシリーズのフィルターも。また、金魚をよりきれいに輝かせるライト類にはフラットLEDやエコスポットフリーなどが参戦。いやあ、思っていたよりうまくハマってます。

 

そういえば、オープン前には水槽などのセッティングに駆けつけたKOTOBUKI企画開発部のスタッフの姿がありました。

 

よくみたら金魚のTシャツを着用。さすが大和郡山に寄せる金魚愛はさすが(笑)!

 

こちらの水槽には、東錦が3匹とKOTOBUKIの水草アクセサリー「PON!!と水草」とが初顔合わせ。

 

ここには丹頂がいるかと思えば、ここにも「PON!!と水草」が。

 

そしてセンターを務める(笑)水槽には琉金と黒出目金、そしてやっぱりここでも存在感たっぷりの「PON!!と水草」。こうした観光客向けの展示水槽では、すぐにレイアウトができてメンテも楽な水槽アクセサリーがアドバンテージ!

 

このほかにも、オランダ獅子頭やピンポンパール、コメット、朱文金、玉錦、サラサ和金、玉黄金など、親しみやすい金魚が奈良県郡山金魚漁業協同組合さんによってラインナップ。箱本館を管理運営する大和郡山市観光協会によると、今回は特に大和郡山産の金魚にこだわったそうです。

 

一般公開となったこの日は、上田 清大和郡山市長も来訪。終始「いいね♪」を連発(笑)。これからは、箱本館が大和郡山の観光拠点となることは間違いありません。

 

今後のメンテや水槽管理は、金魚マイスターやお城と金魚のまちコンシェルジュのメンバーが担当するとのこと。本当にご苦労さまです!

◆元・女王卑弥呼も絶賛

おお~、町家の風景にあまりにもマッチした浴衣女子がしゃなりしゃなりと。ん、もしかしたらキミたちはいつぞやの?3人の顔を覚えている人がいたら、かなりマニアックすぎます(笑)。そうなんです、4年前に地元・大和郡山で第34代女王卑弥呼を務めた岡本亜友美(右)さん、山崎 愛さん(中)、村田奈央さん(左)だったのです。まるで卑弥呼同窓会。誰ですかー、こんな仕込みをしたのは(笑)

 

その時の写真がコレ。

 

せっかくなので、かつての立ち位置と同じように。みなさん変わってませんね~、たぶん(笑)。34代女王卑弥呼は、もう4年も経っているのに今もちゃんと交流があるそうです。3人とも記念すべきこの日のために、ぜひ箱本館へ行こう!ということになったのかどうかは知りませんが(笑)

 

それにしても浴衣姿がよく似合います。一人だけワンピースを着ている山崎さんは、おなかの中に新しい命が宿っているそうな。それはおめでたい!9月には元気な赤ちゃんを無事産んでくださいね。

 

そして箱本館のもうひとつの新顔がこれ、カフェコーナー。名付けて、セルフカフェ「くつろぎ処 和気藍々」というそうな。スタンディングスタイルではありますが、ホットもアイスもたった100円と超リーズナブル!何といっても接客を伴わないので、濃厚接触の可能性はZE~RO~(笑)

 

スタッフのエプロンにも「くつろぎ処 和気藍々」の文字が。気合入ってます!何といってもしかも、地元大和郡山に拠点を置くフジエダ珈琲さんの高品質の生豆を使っていることが最大のウリ。しかもそんな本格コーヒー100円ポッキリなんて安すぎます!

 

34代女王卑弥呼たちも和気あいあいとくつろきタイム。あ、立ったままでおなかの子は大丈夫(笑)?

◆入館料無料の背景

実はついこの間まで入場料が必要でしたが、7月1日から入場無料になりました。これはラッキー♪ でも迷惑系You Tuberは来ないでね(笑)

 

コロナの影響で観光に大打撃を受けたのは大和郡山市も同じ。だからこそ再び元気を取り戻し、大和郡山らしさを再認識してもらおうと、入場料無料に踏み切ったそうです。ついでに言えば、箱本館にはトイレも完備。念願の金魚ウォッチを楽しんで、美味しいコーヒーで一息ついて、ついでに用も足して(笑)。まさに新しいレストスペースの誕生です。

 

JR郡山駅からでも近鉄郡山駅からでも、ともに10分以内の徒歩圏。駐車場の台数は限られていますが、付近にはコインパーキングも完備。残念ながらコロナの影響で今年の金魚すくい大会は中止になってしまいましたが、意気消沈している場合ではありません。こんなところにも新しい工夫が見られるとは、チーム大和郡山の選手層の厚さをかいま見た気がしました。

 

金魚の夏。浴衣の夏。そして大和郡山の夏。箱本館「紺屋」で令和2年の日本の夏を。

 

 

 

 

 

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