2019/04/05イベント, キャンペーン, ショップ, スタッフ, テラリウム, 初心者, 取材, 商品, 地域社会, 新製品, 未分類, 水槽, 水草, 海外

【イベント】ワンちゃんにまじって孤軍奮闘するサカナたち☆今はガマンの「インターペット2019」

Pocket

9回目を数える「インターペット2019」。今年は4日間で44,114人の来場者を数え、去年を2,000人以上も上回りました。とはいっても、メインはやっぱりワンちゃん。「ここへ来ると、普段なかなかみれない珍しい犬や大型犬と出会えるから楽しい」という来場者がたくさんいるように、主役は完全に彼らに持っていかれてます(笑)。そんな中、アクアリウム関連の出展は孤軍奮闘。ペットイベントそのものが少なくなっているだけに、アクアの灯を消さないよう踏ん張っています。去年はビジネスデーを訪問しましたが、今年はあえて一般来場者が多そうな最終日に取材敢行。関東エリアのまだみぬアクアユーザーを追い求めて。

☆     ☆     ☆

◆ユニークなKOTOBUKI営業スタッフ

今回のアクア関連の出展ブースは、東7ホール。東京ビッグサイトでは最も奥の位置。さすがに駅からちょっと遠かった(笑)。日曜日だからでしょうか、午前11時前だというのに早くも盛り上がっている気配、ありありです。

 

まずはKOTOBUKIの出展ブースへ。おお~、去年よりスペースが3倍ほど大きくなりました。会場のメインストリートに面しているからでしょうか、人の行き来もスムーズでブースもスッキリした印象です。ちなみに、通路をひとつはさんだおとなりのペットフードのブースでは、各種フードが何種類ももらえるらしく終始長蛇の列。結局、閉幕時間になっても列が途切れることはありませんでした。すでに「蛍の光」が繰り返し流れているのに(笑)

 

この日の運営スタッフは全員が関東エリアの営業マン。そういえば、今まで東京のスタッフと話をする機会がほとんどなかったのですが、何の何の、いざアプローチしてみるとユニークなスタッフばかり(笑)。カメ飼育に関して右に出る者がいないほどの生粋のカメマニアや、以前大阪にもいてアクアショップを回りまくったことがあるという、劇団ひとり似のスタッフ、来場者と話をするのがめっちゃ楽しそうなちょっとだけ俳優の佐野史郎に似ている営業マンなど、バラエティーに富んでいます。噂によるとほかにもいるらしくて、この状況だけで関東のマーケットのスケール感を体感するのは早合点かも知れません。今年「キワメテ!水族館」は関東にも取材エリアを拡大予定のため、ショップやユーザーなど面白い情報があったらぜひピックアップしておいてくださいね、とクギを差しておきました(笑)

 

「キワメテ!水族館」でも何度かリリースしてきたように、ブースは今春の新製品のオンパレード。これまで以上にスリムになった新フラットLEDや、カバーレスの観賞用魚ヒーター、ちょっとしたテラリウムなどを楽しめる各種コンパクト水槽のほか、水草を一から育てて水陸両用使える比較的簡単な植物のタネ「プランツシード」なども。今春だけでもこんなにたくさん新製品があるんだと、メーカーとしてのパワーを感じる展開が印象的でした。

 

 

停電時でも使える充電式エアポンプのデモンストレーションも兼ねて展示されていた120センチ水槽は、さすが来場者のアイキャッチに。プランツシードを数カ月飼育して芝生のようになった美しい状態の好環境でエンゼルが泳ぐ姿にも寄り添えることで、「やっぱりアクアリウムは癒されますね~」と目を細めて水槽に見入る来場者は少なくありませんでした。

 

◆潜伏中の「隠れアクアリスト」

ヒュドラケースをみつけた若者3人。「クモやトカゲ、ヘビを飼ってるんですよ~」と聞いて、てっきり3人のうちの男子が飼育しているのかと思っていたら、飼い主は何と唯一の女子。今はケージのようなもので飼育しているそうで、透明感のあるヒュドラのガラス水槽に目がテン(笑)。「水槽だと透過性もありこんなにきれいにみえるんですね。これならますます愛着がわくかも」と興味津々でした。フタがパカッと外すことができる使い勝手のよさにも注目。彼女に限らず、爬虫類女子が年々増えているのは確かです。全国のレプイベントでヒュドラが人気なのも、そんな時代を反映している証拠といえるでしょう。

 

ヒュドラに入っているのは、ハムスターのフィギュア。ガラス水槽ならではのクリアな視界のよさは、かわいい表情や仕草をいつまでも眺めていたい小動物にもいいかも。飼育時に、犬猫用の市販防水シートをヒュドラの大きさにカットして使えば、掃除も楽であまり汚れないし、いいかも。いやいや、ヒュドラ用防水シートが発売されればもっとイイ(笑)

 

あらまあワンちゃんもエンゼルに興味が(笑)?「7~8年前に120センチの水槽にアロワナを飼ってたことがあるんですよ」と神奈川県からお越しの男性。えー、アロワナ!本格的じゃないですか。でも今はワンちゃんにぞっこんになってしまって、リタイヤ。でも本当はまた何か飼ってみたいんでしょ?「それはもちろん(笑)」。ただいまアクア潜伏中。最近はコンパクトサイズの水槽も発売されているので、アクアをもう一度やってみたいと思う人にもいいかも知れません。昭和に続き平成も終わることだし、「懐かしのアクリウムリベンジキット」みたいな商品があればいいですね☆

 

12才のモモちゃんを連れて、東京都江戸川区からお越しのご夫婦。「学生のころにアロワナを飼ってました。部屋の中は水槽だらけでした(笑)。就職するタイミングで人にあげてしまいましたが」。えー、またアロワナ(笑)。で今は?「らんちゅうを飼ってます。金魚すくいなどで買ってくる金魚だと、どうしても弱いので。でも汚れが気になってね~」。奥様いわく、「汚れが気になる完璧主義者なんですよ(笑)」。なるほど、だからさっきからすごいんですシリーズとかを見ておられたんですね。「もちろんしょっちゅう使ってますよ」。おお~、毎度ありがとうございます(笑)!

ご夫婦の話によると、江戸川区はペットがすみやすい町なのだそう。ホンマでっか(笑)!?「公園も多いし江戸川も近いし。第一、あの江戸錦という金魚も江戸川が発祥なくらい、何かと縁があるんですよ」。へー、そうだったんですか。そういえば江戸川区には金魚の養魚場もありますし、理に適っている気がします。ペットがすみやすい町・江戸川。参考になりました!

 

お子様3人を連れてご来場の千葉県在住のお母さん。息子さんがカメを3匹飼育しているということで、コンパクトタイプの水槽をしげしげと。「メダカもいるんですよ~」。誰が飼育担当?「私(お母様)なんです~」。そうなんですか。「金魚もいるんですよ~」。それは誰が?「それも私です~(笑)」。あらら、よくよく聞いてみたらいっぱいいるじゃないですか(笑)。イタリアングレーハウンドと黒柴のワンちゃんは、今日はおうちでお留守番。うんうん、ストレス軽減&健康のためにも、おうちにいるほうが賢明だったかも(笑)

 

◆捨てたもんじゃないアクア関連ブース

ん?あんな犬いたっけ?いや、犬じゃないし。ちょっと近寄ってみることに。

 

おオオオ~、じゃなくメエエエ~でした(笑)。そう、ヤギさん。ペットイベントに何度も足を運んでいますが、さすがにヤギさんは初めてでした。「お手もお座りもするんですよ~」とオーナーさん。何だかとっても幸せそうな表情が印象的です。もっともっと話を伺いたかったんですが、まだ取材が残っているのでこのへんで。後ろ髪引かれる、、、ではなく、後ろヤギ引かれる思いでその場を立ち去りました(笑)

 

KOTOBUKIと並んでアクア業界を牽引してきた、ご存じGEXさん。あれ?今回はアクアの出品物が少なめですが。「ペット連れの来場者がほとんどなので、犬を対象にした商品を前面に打ち出しました」とマーケティングの部長さん。GEXさんといえば、新社屋ができてから近鉄・吉田駅の高架から文字がよくみえます。最初はファミリーレストランかと思うくらい目立ちますよね。「新社屋になってから100メートルほど駅に近くなって便利になったんです」と部長さん、関心はそこですか~(笑)!

 

アクアのテーマは「和」。和風テラリウムに金魚がゆうゆうと泳いでいます。世代が上の人に響くようにと、このテイストを打ち出しました。元号がいくら新しくなっても、高齢化社会が進んでいくことには変わりありませんからね。このほか、グッドデザイン賞にも輝いた水槽がズラリと。ほかにも新作水槽の展示や、新製品「ワイルドフレーク」のサンプル提供も行っておられました。ぜひ今度新社屋にご招待ください、目立つ看板が光り輝く駅近の新社屋へ(笑)

 

やっぱりアクア関連の出展は少ないですね~。お、ラウンドフォルムのおしゃれな水槽が並んでいます。ここは、横浜に本社のあるOASEジャパンさん。ヨーロッパのブランド「biOrb」(バイオーブ)の商品を国内で取り扱っています。

 

スタイリッシュなラウンドフォルム、優雅な雰囲気を醸しだす独特のインテリア水槽。展示をみているだけで、ヨーロッパの人はこんな風に暮らしているんだろうなと想像できるくらい、ライフスタイルが伝わってきます。

 

最近はコンパクト水槽ばかり見ているせいか、とにかく大きい!でもヨーロッパではこれがノーマル。いくら魚といえど、ある一定の大きさで飼育することが決められているヨーロッパの「アニマルウェアネス」の概念からいくと、これがベーシックサイズだそうです。一部アクアの専門店でも、商品の取り扱いとPRを兼ねて店頭展示もしているそうなので、興味のある人はぜひ店頭でご体験を。

 

ボトムパッケージがずらり並んだブース。水槽がないので最初は気付かなかったんですが、よくみると社名にサカナのマークが。これは何かあるなと思い、突撃取材。

 

見るからにいいスーツを身にまとって現れたイケメンは、フィッシュフードメーカー・トロピカル社のヤリ手営業マンと噂のベッキル・オダールさん。ポーランド人。お近づきの印に、ヨーロッパのチョコレートをいただき、その場でいただきました(笑)。Thank you!

 

トロピカル社は1970年の創業以来、熱帯魚や犬・猫、小動物・鳥などあらゆるペットフードを世に送り出してきたペットフードメーカーのパイオニア。「特にね、世界で一番アクアのエサのシェアが広いんだよ。すごくないかい?」と言ったと思われるベッキルさん(笑)。

熱帯魚のエサを見せてもらいましたが、柔らかさがキープできて、しかもゲル状にアレンジも可能なのだとか。沈むタイプのエサや浮くタイプなど、サイズも用途もかなりキメ細かく分類されているのが特徴です。FLY MIXをイチオシしてきた「キワメテ!水族館」としても、ちょっと気になる存在でした。

 

自社工場はありますか?の質問に、「もちろんだよ!キミなら大歓迎する!ぜひきて見て!」とベッキルさん。正直、会うことはもうないだろうと思っていたら、翌日某アクアショップでバッタリ!「いやあ、また会ったね!うれしいよ!」と、ちゃんと顔を覚えてくれていました(笑)

 

KOTOBUKIのブースの反対側には、おなじみの神畑養魚・キョーリンさんの合同ブースが。すると、いきなり「たくさん写真撮って行ってください!」といきなり積極的な女子が1名。ショートヘアゆえのボーイッシュなキャラ。女子力のほどはともかく、何かしらパワーと根性がありそうな。それにしても君は一体誰(笑)?スタッフジャンバーを着ているので、来場者でないことは明らかです。

 

よくよく聞いてみると、カミハタビジネスオンラインでもおなじみの生体の写真のすべてを撮っているのだそう。ということは神畑さんの社員?「そうなんです!」。そっか、名前は?「いや、ちょっとそれマズいです!」。どうして?「勝手なことをしたらいけないから」。なんじゃそれ(笑)。

 

入社5年目。青森県出身。入社当時は養魚を担当していたものの、カメラが趣味でしかもそこそこ腕もいいというので、広報に大抜擢。インスタなどのSNS管理はもちろん、今回のブース担当を任されたというから、会社からの信頼度がよくわかります。ということは、神畑さんの生体写真は全部?「そうです!」と、やっと笑ってくれました(笑)。あーだからか、カメラはやっぱりC社がいいんですかねとマジで聞いてきたり、自分はN社なんですが、と自信なさげな顔をしてみたり(笑)。とりあえず名刺交換は果たしましたが、いつかまた何かの機会に会って根堀葉堀聞いてみたいと思います。趣味で磨いた技術力は会社の大きな戦力となっていることは間違いない!「はい、ありがとうございます!」と、どこまでも元気で謙虚なアクア女子でした。結局、ブースそのものの展示内容はほとんどわかりませんでしたが(笑)

 

◆フードメーカーの目に映ったFLY MIX

再びKOTOBUKIのブースへ。この日ひときわ注目を浴びていたのは、スタイリッシュ水槽「ビュース」でした。「特にレッドが女性に人気でした。赤の水槽ってなかなかないですよね、と。まさに買う勢いの女性もいらっしゃいました。これ売ってほしいという感じで」と、佐野史郎似のスタッフ(笑)。展示のディスプレイもインテリアチックなあしらいだったこともあって、そうした相乗効果もうまくユーザーのハートをゲットできたに違いありません。

 

さらにいえば、ビュースは色だけでなくオールインワンという商品コンセプトもポイントが高いはず。フィルターやろか材が最初からセットされていて、しかもどんなろか材も使えるとあって、安心して使えるスターターキットとしての要素が多分に盛り込まれているのも、人気の要因なのでしょう。

 

ビュースこそ、まさに「またアクアリウムを始めてみたい」というユーザー向け。もちろんビギナーも安心して使えるキットアイテム。KOTOBUKIのイベントでビュースをお披露目するのはこれが初めてだったため、インターペットにこれなかった人はぜひお近くのアクアショップで使いやすさを実感してみてくださいね。

 

最後は、去年発売されたプレミアムフィッシュフード「FLY MIX」のコーナーで。ちょうどSNSキャンペーンの最終日だったということもあり、スマホをかざして登録する来場者も少なくありませんでした。そういえば、去年のインターペットではほぼFLY MIXだけに絞った出展でした。まだ発売前でしたが今年はすでに絶賛発売中ということもあり、やはりその分関心が高いような気がしました。

 

何とわざわざ兵庫県からきたという女子2人に遭遇。「いえいえ、実家は東京なんですよ~」。ん?じゃなぜ兵庫から?「会社が兵庫県にあるんです♪」。え?わざわざ?「はい!」どういうこと?(サンドウィッチマン・富沢風に)ちょっと何言ってるかわかんないんだけど(笑)。つまり、兵庫県にある会社が今回ペットフードを出展されていて、それを見に女子2人が上京していたのでした。昨日は実家に泊まりましたという意味も、ここでようやく理解可能に(笑)

 

なるほど、自分たちの会社がフードを扱っているから、フィッシュフードにも関心があったということですね。「でも趣味で魚も飼ってるんです!」ほー、2人とも?「はい!」。しかも2人ともフグ系。1人がうさぎも飼っていると言えば、もう1人は「イモリやトカゲもいすよ!」って、一体何なんでしょうこの女子は(笑)。聞いたところによると、1人は品質保証を担当する客様相談室勤務で、もう1人は動物看護師の資格を持つペット栄養管理士なのだそう。うーん、2人とも最強のペット女子じゃないですか(笑)!しかも2日間連続で。「1日目は会社のブース訪問、2日目はプライベートでーす♪」。ディズニーランドとかには興味ないんかい(笑)!

 

ということで、ひとまずサンプルをテイクアウト。「うちにいる子たちに試してみまーす☆」。ついでに聞いてみたら、5月に京セラドーム大阪で開催される「ペット王国2019」にも来場するのだとか。もちろん会社も出展予定だそうで、その時にぜひまたお会いしてFLY MIXの感想を聞かせてくださいね、と約束してお開きとなりました。

 

◆次回開催は令和2年3

ぶっちゃけ、アクア関連のブースは去年よりも減りました。でも色々と話を聞いてみると、だからといってアクアユーザーが激減している、ということでもなさそうでした。現に、「以前はやってた」という人が多かったように、完全に火が消えてしまったわけではありません。何らかの事情で、今はアクアを「休止」しているだけにすぎない気がして仕方ありませんでした。やっぱり、「アクアリベンジ水槽キット」が必要なのでは(笑)?

 

来年はいよいよオリンピックイヤー。これまでの会場もオリンピック関係で使用されるらしく、東京ビッグサイトに新設される青海展示棟で開催することが決まっています。会期は来年3月26日(木)~29日(日)の4日間。しかも記念すべき令和最初の開催。会場も変わり元号も変わる中で、どんなイベントになるんでしょうか。アクアにとっても、新しい時代がくるといいですね。それではみなさん、令和2年3月にお会いしましょう!

Pocket