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【スポット】来年こそは観光で盛り返さないと☆全国初「きんぎょの駅」誕生(奈良県大和郡山市)

Posted on 2020年12月11日2023年5月13日 by aquariummagazine

金魚のまち・大和郡山市に「きんぎょの駅」が誕生。道の駅は全国に点在していますが、きんぎょの駅なんてまさに全国初。金魚のPRにはことのほか熱心な大和郡山市。そういえば、先日放映された「ナニコレ珍百景」でも大々的に紹介されていたのをごらんになった人も多いはず。残念ながら金魚のことではありませんでしたが(笑)。何かと話題の多い金魚のまち・大和郡山。今度こそ金魚ネタで珍百景認定を!

☆     ☆     ☆

◆お出かけは大和路快速で

やってきたのはJR大和路線・郡山駅。駅名だけ聞くとピンとこない人もいると思いますが、天王寺駅や大阪駅へも乗り換えなしで50分程度で行ける快速停車駅。しかもJR奈良駅までたったの一駅というアクセスのよさで、世界遺産の法隆寺駅にも7分で行けてしまう地の利のよさが自慢です。コロナが収束した時には、ぜひJR西日本の大和路快速で(笑)

 

改札を出ると、こんなPR用の金魚オブジェが。これだけでも金魚のまちを象徴する価値は十分あります。

 

そして金魚オブジェとは反対の東口に進んで階段を下りてすぐのところにあるのが、金魚のまちの観光情報発信地ともいうべき市民交流館。大和郡山市観光協会の事務所とも併設。え、観光協会ってこんなところにあったの?と意外に思われる人もいたりいなかったり(笑)。建物が少し奥まっていることもあり、ちょっとわかりづらいのが残念。そんなに奥ゆかしくなくても、もっと目立ちましょう(笑)!

 

市民交流館では、これまで観光客の問い合わせや観光スポットの道案内的役割を果たしていますが、このほど大幅にリニューアル。愛称を「きんぎょの駅」として新たなスタートを切りました。この付近ではJR郡山駅に続いて2つ目の駅の誕生。しかも超ご近所。あいにく乗り換えはできませんが、末永くいい金魚づきあいを(笑)

◆ロングセラーの上部フィルターに遭遇

「きんぎょの駅」の目玉はこれ。シンボル水槽「お城水槽」。

 

お城に見立てた水槽の中で、和金たちがゆうゆうと泳いでいます。まさに金魚が泳ぐ城下町、市の観光コンセプトとドンピシャです。

 

反対側から見るとこんな感じ。

 

お隣の自販機がちょっと無粋にも見えますが、自販機そのものの壁面を和風にアレンジすることを承諾してくれたのだそう。よかっですね。言ってみるもんですね(笑)

 

水槽の正面には、でっかく「きんぎょの駅」と書かれています。「あ、それ私が書いたんですよ~」との声に振り返ると、そこにいたのは上田清大和郡山市長でした。あ、お久しぶりです!

 

市長のやさしさが書にもにじみ出てますね。「そう?あっはっは」。何と屈託のない(笑)。この日、たまたま市の恒例行事が市民交流館で行われるためのご来訪でした。

 

お城水槽の高さは2m近く。屋根部分と石垣部分の間には、120㎝水槽がビルトインされています。市の公開水槽としては一番大きいサイズではないでしょうか。

 

こんなところに錠前が。はは~ん、この扉を開けて給餌やメンテをするんでしょうね。これまた、たまたま大和郡山市観光協会の大西駿貴さんが通りかかったので、無理を言って中を見せてもらいました。

 

パカッ。おお~、これはこれはKOTOBUKI一色じゃないですか!こういうユニークな水槽を制作するのは得意なメーカーなんですよね。紺屋通りにある灯籠型水槽も、柳町商店街にある自動改札機型水槽も、箱本館に置かれた十数本の水槽も。

 

水槽サイズは120㎝。クリスタル水槽1200L。1200×450×450㎜の大型水槽で、既製品水槽としては最も大きなサイズです。

 

圧巻はココ。上部式フィルターにはスーパーターボ1200Zプラスが堂々のパフォーマンス。120㎝水槽に対応するフィルターがあったの?と驚いた人もいると思いますが、実はこれ製品化されてからすでに30年も経過しているロングセラーなんです。しかもこのサイズのフィルターを製造しているのはKOTOBUKIだけ。まさにオンリーワン!

 

そして関係者の間でも話題になっていたのが、24時間自動調光システムLED・レイマックス1200。2年前に発売され、簡単なリモコン操作で数多くのパターンのカラーリングをコントロール。オートに設定すれば、24時間自動的に1日の流れに沿って調光されるというスグレモノ。ただし、昼間だとその効果がほぼわからないのが残念。でも常駐設置された水槽にはピッタリ。それにスリムタイプのLEDだし、演出面とメンテ面で管理しやすいのが何よりですから。ああ、かなり興奮してしまいました(笑)

 

オープン数日前に行われた最終チェックでは、KOTOBUKI企画開発部のスタッフ自らが来訪&調整。お疲れさまでした!

◆いつでも立ち寄れる場所

このほか市民交流館では、リニューアルの一環として「金魚コレクション」の常設展示も。

 

大和郡山市観光協会初代会長の石田貞雄さん(故人)が、生前所蔵していた美術工芸品などを多数展示されています。

 

そのひとつひとつをじっくり見ていると、いかに金魚を愛していた人だったかがよくわかります。目の保養にぜひ。

 

こちらは観光協会所有の金魚コーナー。和金はもちろん琉金や丹頂、オランダシシガシラといった代表的な品種の金魚が数個の水槽で展示されていました。

 

この水槽、見たことある!という人もきっといらっしゃるかと。そうなんです、これらの水槽は市のイベントなどであちこち駆り出されて出張する「タレント水槽」ですから(笑)

 

金魚コレクションも金魚コーナーも、市民交流館の開館時間であればいつでも見ることができます。

 

ね、こんなのがあること知らなかったでしょ(笑)。これからの情報発信の拠点として、他府県からの観光客に期待しています。GoToが復活したらね(笑)

◆これって南向きの功罪?

実はもうひとつ、ここへくる時にオブジェがあったことをてっきり忘れていました。というのは、この場所は終始南向きのため真正面から太陽が目に入るので、逆光で目が眩むんです~(笑)

 

ついうっかり見過ごしそうになってしまったのはこれ、「金魚オブジェイルミネーション」。ほぼ観光協会スタッフの手づくりなのだそう。

 

横からみると、ちゃんと金魚のかたちをしています。

 

きんぎょの駅にちなんで、駅長帽なんかも少し。

 

ふと下を見ると、いくつものソーラーパネルが。まさに省エネオブジェ。ああなるほど、駅から見たら逆光で見づらくても、こうして南に向けてソーラーを設置しておけば太陽エネルギーの枯渇心配なしというわけですね(笑)

 

でもやっぱり昼間だとそのよさがわかりません。お城水槽のレイマックス然り。

 

とういことで、これが夜のシーン。なかなかいいでしょ?さっき水槽の扉を開けてもらったついでに、もう一度大西さんに無理を言ったら画像を送ってきてくれました。ああ、もうすぐクリスマス。今年は大変な年でしたよね~(遠い目♪)

 

レイマックスもこんな感じ。大西さん、わざわざありがとうございました!

◆人が集まる仕掛けをぜひ

「建物に余ったスペースがあるでしょ?あそこにきんぎょの駅と書いた看板を掲出しようかと思ってるんですよ」と上田市長。え、マジですか?予算は大丈夫(笑)?でもそれがにぎわいとなり、この場所が市を代表するスポットになればいいと思います。

 

きれいに整備されたロータリーで、スペースもそれなりにあるのに何かが物足りない駅前。そう、飲食店がない!いつもイオン行きのバスがくるまで時間をつぶす時によく思ってました、ここに飲食できるところが1軒でもあったらなあ、って。

 

せっかく「きんぎょの駅」を開業したわけですから、この場所に金魚だけでなく人も集まる仕掛けがあればいいなと思いました。

 

もしリニアがきたら、この前に駅をつくっちゃいましょう(笑)!

 

何はともあれ、これからはここを「きんぎょの駅」と呼んでくださいね。出発進行!

 

 

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