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【スポット】地域に密着した大阪の最南端?「ちょっと水族館」☆大型商業施設・パンジョ(大阪府堺市)

Posted on 2017年3月25日2023年5月13日 by aquariummagazine

千里ニュータウンとともに、大阪を代表するベッドタウンといえば泉北ニュータウン。

そこにくらす人々のくらしを支えてきたのが、大型ショッピングモール「パンジョ」(大阪府堺市)です。

1974年秋に泉北ニュータウン初の大型商業施設として誕生し、以来40数年間にわたって地元に愛されてきました。

「泉北ニュータウンにアクアリウムがあるらしい」。

そんな噂を耳にしたのが、今から約1カ月前。

ということで、果たしてどんなアクアリウムと出会えるのか、わくわくしながら現地へ向かいました。

 

 

◆モダンテイストな館内

泉北高速鉄道・泉ケ丘駅周辺には、商業施設だけでなく大阪府や堺市の文化施設、教育機関なども数多く、この場所が泉北ニュータウンの玄関口であることを物語っています。その中でもパンジョは、開業以来高島屋と並んで、数ある商業施設の中でも草分け的存在です。

 

駅から歩いて同店の「光の広場」へ。中へ入ると、エントランスには光がたっぷり降り注がれ、フラワーショップやカフェなどが並ぶ、いわゆるメインストリート的存在。リゾート感さえ漂っています。思っていたイメージとは違って、商業施設としては意外なほどおしゃれでした。

 

今月15日に大規模なリニューアルを終えたばかり。リニューアル後どう変わったかはわかりませんが、館内のひとつひとつをみてもモダンで落ち着いています。ある意味大人の雰囲気。商業施設というと、もっと大衆的なイメージを抱いていただけに、これまた意外でした。

 

どこを見渡してもすっきりしているのは、よくありがちなP0Pや案内板などの類があまりないからかもしれません。だからといって館内で迷うこともなく、これっておしゃれな商業施設を理想形のような気さえします。コテコテ感はまったくありません(笑)

 

マスコットキャクターもいます。これも意外でした(笑)。開業40周年を機に登場した「いずぴー」(左)と「おかぴー」(右)。取材に訪れたのは日曜日で、午後3時には子どもたちとの記念撮影会も行われていました。

 

◆キッズ広場の遊戯具とのコラボ

 

レディスの服飾や雑貨の専門店を両サイドにみながら、アクアリウムを探します。この先にある「キッズ広場」を目指すべく。あ、まっすぐ先にちょっと見えてきました(笑)

 

これが噂のパンジョのアクアリウム。商業施設内に設置されたアクアリウムとしては、大阪府最南端なんです(笑)。

 

水槽が置かれているキッズ広場には、すべり台やスロープ登りなど子どもたちが安全で楽しく遊べる遊戯具が揃っています。子どもたちの歓声があちこちからワーワーキャーキャー(笑)。これなら親御さんたちも安心です。

 

遊戯具で遊んでいる最中の子どもが、ハアハア言いながら水槽の前にやってきます。数分間ここにいてじっと水槽をみていたかと思いきや、またもや遊戯具へタッタッタッタッタッ(笑)。しばらくしたら、また別の子どもが水槽の前で集中(笑)。そしてまた元気が回復したら、再び遊戯具へ。これが長時間ここで遊んでいる子どもたちのルーティン。ここでは、そんな感じの繰り返しです。そう、子どもたちは忙しいんです(笑)!

 

「子どもたちにとって、ここは息抜きの場、たぶん癒しの場なんだと思いますよ(笑)」と、ある若いお母さんが話してくれました。なるほど、キッズにとっては休憩場所でありオアシスなのでしょう。

 

◆子どもは正直?

 

水槽を導入したのは、今から2年前。同店のスタッフが関東へ出張した際、現地の商業施設でアクアリウムと遭遇したのがきっかけだったそうです。見た目にもきれいなアクアリウム、きっと注目を浴びるだろう、と の目算でした。

 

設置後、案の定子どもたちに大人気。キッズ広場を設置場所に選んだのも正解でした。

 

正式なメンテは月に1回程度ですが、水槽はいつもきれいに保たれています。もし汚れでもしていたら、子どもたちに顔向けできませんよね。なんせ子どもたちは正直ですから(笑)

 

水槽のサイズは幅180×高さ60×奥行40㎝。もちろん特注。木目模様のキャビネットを使っているせいか、目にやさしく暖かい雰囲気を醸し出しています。なお、キャビネット内には外部式外付けフィルター2台などが格納され、魚たちの生命線を司っています。

 

水槽以外あるのは、社員てづくりによるPOPのみ。このあたりも、すっきりした館内のイメージそのものです。

 

水槽には、ネオンテトラやコリドラス、プラティー、プラチラホワイトエンゼルフィッシュ、アルジー・イーラー、アルビノグローライトテスラなどのほか、ヤマトヌマエビや美しいオレンジが印象的なラスボラエスペイの姿も。

 

◆将来の大物アクアリスト誕生に期待

 

水槽を興味深く見入っている子どもたちに聞いてみました。

――どの魚が好き?

「みーんな!」

――これ(ネオンテトラ)なんかきれいでしょ?

「みーんなきれい!」

――ほらほら、あそこにエビ(ヤマトヌマエビ)もいるよ!

「みーんな好き!」

あ、子どもたちが遊びの最中だったことを忘れてた!ヘンな誘導尋問しちゃってごめんね~(笑)

 

わが子や姪など計4人の子どもたちを連れてやってきた堺市の原口さん。すぐ近くのトイザらスで買い物をしたあと、ここに立ち寄ったのだとか。子どもたちの用事は済ませたあと「大人の用事」で立ち寄ったのに、キッズ広場で子どもたちがまた降臨(笑)。「家からも近いのに、こんなところがあるとは知りませんでした。子どもたちがこんなに水槽に関心を寄せるのも意外でした(笑)」

 

羽曳野市からお越しの南田さんは、連休を利用して実家にきたついでにこちらへ。2人の子どもたちは、ともに水槽に夢中。「私も初めて知りました。このあたりには水族館がないので、いいですね“ちょっと水族館”(笑)」。なるほど、それタイトルにいただきます(笑)

 

水槽に見入るこの子たちは、一体何がみえるのでしょうか。アクアは基本的に大人の趣味ではありますが、こうやって子どものころからアクアに親しんでいくことで未来のアクアリスト育成につながることは間違いありません。いずれこの子たちの中から、大物アクアリストが誕生することを切に期待せずにはいられません。

 

モダンで大人の雰囲気を醸しだす館内と、水槽を中心とした子どもたちのパラダイスとの巧妙なバランス。45年以上の誕生時に込められた店名(「パン」=すべての人が「ジョイ」=楽しく)への思いは、今もちゃんと引き継がれています。

 

館内を後にすべく再び光の広場を通りかかると、ガラス越しに美しい夕陽に出会いました。わくわくする春はもうすぐ。みなさんもぜひわくわくするアクアライフをお楽しみくださいね。

 

〈取材協力/株式会社パンジョ、株式会社アクア・アート

 

 

 

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