フィルターは色々あるけれど、どのろ材を使えば一番効果があるんだろうか-。
そのあたり、みなさん知りたいところですよね。
しかもできれば、上部式フィルターや外付け式フィルターなど、形状や機能に関係なく使えたら、さらにいいですよね。
今回はそんなろ材のスグレモノをご紹介。
扱いやすくて効果抜群の2タイプをご紹介しましょう。
◆ネット使用よしバラ使用よし
パッケージからはわかりにくいですが、ブルーの袋に入った白色のほうがセラミックリング。
セラミックとは、無機質なものを焼き固めた固体の総称で、昔からバクテリアが付着しやすい成分であることはご存じの通りです。
表面にはごくごく細かい穴があり、そこにバクテリアがすみやすい特性を持っています。
さらにセラミック素材のため、水質に影響されることもなく安心して使えます。
一方、茶色の袋に入ったものがドロマイトリング。
ドロマイトとは、石灰石に似た鉱石。
国内では茨城県や、海外では中国・遼寧省が産地といわれています。
本体をよくみると、中央の部分が十字状にカッティングされています。
セラミックリングのような微細孔ではないんですが、十字状にすることで表面積が多くなり、それでバクテリアの吸着力がアップするんです。
これにより、水中でマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分が緩やかに溶出されるという仕組みです。
両方ともネット入りですが、そのまま使ってよし、バラで使ってもよし。
フィルターのタイプによって、自在に使い分けてくださいね。
例えばこんな感じで外部式フィルターのろ材として。
外掛け式フィルターとして使用する時はバラして使いましょう。
オーバーフロー水槽のろ過槽に入れてみました。
ネットごとドサッと収納できてしまうので使い勝手もイケてます。
★セラミックリング(白色)、ドロマイトリング(茶色)ともに0.5リットル800円、1リットル1,500円(消費税別)
◆「どれもみな同じ」と思ってませんか?
それにしても、世の中には水質を極力きれいに保つアイテムがたくさんありますよね。
フィルターしかり、ろ材しかり、ソイルしかり。
ショップなどを見渡しても、どれも同じにみえてしまうこともしばしば。
もしかしたら、誤った解釈や使い方をして本来の効果を発揮できてない可能性だってあるかもしれません。
知ってるようで知らない、アクアアイテムの色々。
「キワメテ!水族館」では、近いうちにそんなことにも触れてみたいと思います。
お楽しみに☆