水槽を選ぶ時、一番重視していることは人によって違います。サイズだったり、価格だったり、強度だったり、透明度だったり。水槽の老舗メーカー・KOTOBUKIのレグラスハイクリアシリーズは、多くのアクアユーザーのニーズに応えるフラッグシップ水槽。今回新たなサイズが加わったことで、シリーズがますます充実。やっぱりKOTOBUKIは違うねという声、聞こえてきません?
☆ ☆ ☆
◆手頃なサイズが新登場
2022年3月、4タイプのハイクリアが発売されました。60㎝以上の大型水槽のみのラインナップでしたが、通常の600L・900L・1200L規格サイズでは高さ45㎝が主流の中、ハイクリアは50㎝にすることで、水景もよりワイドに。5月に開催されたイベント「ペット王国」ではユーザーの関心が強く、高い透明度に関心を寄せる入場者が少なくありませんでした。
そして、「コンパクトサイズはいつ発売されるの?」という問い合わせが多かったのも事実です。そんなニーズに応えたのが、今回新たに登場した5タイプのハイクリアだったのです。
今回新登場したのは5タイプ。これに従来の4タイプが加わったことで、20㎝から120㎝までのバリエーションが広がり、アクアユーザーのニーズに応えたサイズがますます充実してきました。
◆KOTOBUKIらしきが随所に
さて気になるのが、ハイクリアが通常の水槽との相違点。この表を見ると、同じガラス厚であっても可視光線透過率の違いが歴然です。
一般のガラスに含まれる鉱物系成分などの不純物を、極力取り除いたことによって実現した独自の透明度。さらにガラスの表面を高い平面精度で仕上げ、最高品質を生み出しました。
こうした工程を経た結果、端面に映る色味を軽減しただけでなく、極めて歪みの少ない水槽となりました。
ハイクリア(左)と通常ガラス(右)とを比べてみると、端面の色味の違いがよくわかります。またシリコン部分の接着面に独自の加工を施すことによって、長期的にみた高い耐久性も維持しています。アクアリウムは、観賞性の高い趣味。ユーザーと水の間を隔てるガラスの透明度が高いに越したことはありません。より水景をダイレクトに感じたい。そんな思いがアクアリウムユーザーにはきっとあるはず。ハイクリアシリーズはより高い透明度を貫き、水草の美しさや魚の美しさなどの観賞性を高めているといっても過言ではありません。
結果、「きれいで丈夫な水槽」の誕生。KOTOBUKIらしさの進化がより際立つ結果になったのです。
ガラスブタももちろんクリアガラスを採用。トータルな品質にこだわりました。
ハイクリアガラスの透明度が生み出した、まるで4K動画のようなクオリティー。アクアシーンを追求していくと、やっぱり「キレイ」に落ち着きます。
ガラスブタだけでなく、ガラスブタ受けとなるアタッチメント一式や専用ウレタンマットも同梱。ちょっとしたユーザー目線に配慮しているのも、KOTOBUKIらしい一面がうかがえます。
◆パッケージも一新
シリーズ中、最もコンパクトでキューブタイプのHC-2020。サイズは幅200×奥行200×高さ200㎜。容量は7ℓ。
HC-2020をひと回り大きくしたキューブタイプのHC-3030。サイズは300×300×300㎜。容量は25ℓ。まさに定番中の定番。キューブ300サイズはやはり外せません。
HC-3126。サイズは310×190×260㎜。容量は14ℓ。
HC-4530。サイズは450×300×300㎜。容量は35ℓ。
HC-636S。600×300×360㎜。容量は57ℓ。こちらも定番中の定番サイズ。大きすぎず小さすぎず、レイアウトの腕次第で水景のダイナミック感が表現でき、多くのユーザーに人気のあるサイズです。
パッケージも一新。ブラック&ホワイトのシンプルで精悍なカラーに生まれ変わりました。
ハイクリアというステージで演出された圧巻の水景パフォーマンス。アクアは今、エンターテイメントへ。レグラスハイクリアシリーズ、全9タイプ揃って絶賛発売中です。
◆HC-2020/幅200×奥行200×高さ200㎜・7ℓ
◆HC-3030/300×300×300㎜・25ℓ
◆HC-3126/310×190×260㎜・14ℓ
◆HC-4530/450×300×300㎜・35ℓ
◆HC-636S/600×300×360㎜・57ℓ