2021/11/05イベント, 人物, 教育

【速報☆イベント】三密を避けながら今年も密着!チームの個性が光る金魚水槽コンテスト(奈良県大和郡山市)

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金魚のまち・奈良県大和郡山市で、第2回金魚水槽コンテスト「金魚のおうち選手権」が開催されました。チームごとに分かれて、水槽をデコレーションするワークショップ。もちろん金魚にとって居心地のいいおうち=環境であることが条件。ワークショップとはいえ、限られた時間の中での一本勝負。さてさて、今年はどんな水槽が栄冠に輝いたのでしょうか。

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◆参加資格はほぼほぼ「自由」

毎年「金魚フェス」として開催されていたおなじみの金魚イベントが、今年から「まちなか金魚フェス」としてバージョンアップ。メイン会場のイオンモール大和郡山だけでなく、やなぎまち商店街など市内各所にまでにぎわいのフィールドを広げました。コロナ禍も少し落ち着いたこともあり、タイミング的にもドンピシャ。イベントを通じて、まちも金魚も少しずつ元気を取り戻しつつあります。

 

金魚水槽コンテスト「金魚のおうち選手権」は、今年2回目。金魚飼育にふさわしい水槽を参加チームが自在にレイアウトし、ベストワンが選ばれるというワークショップ。期間中に行われている金魚系イベントの中でも、アクアリウムとしてのセンスが最も試されるとあって、今年も食いついたという次第(笑)。去年に引き続き、密着ドキュメントをお届けすることになりました。

 

去年は中学生オンリーのチーム編成。ほぼまる1日、どのチームも水槽にベッタリ。今思い返してみれば、数々のドラマがありました。あれこれ苦心した中学生も大変だったと思いますが、若さに必死についていったキワメテスタッフもかなりキツかった(笑)。

※第1回金魚水槽コンテストの様子はこちら

 

今回のチーム編成は自由。家族や友人、職場仲間など、カテゴリーは一切問わず。事前申し込みを済ませていたチームがほとんどでしたが、当日飛び入り参加のチームも。人通りの多い特設会場だったこともあり、「今何かやってるんですか?」と関心を寄せる人も少なくなく、パフォーマンス度はバッチリ。

 

今年も大阪ECO動物海洋専門学校の1年生がスタッフとしてお手伝い。顔ぶれをみると全員男子。1年生だけで70人もいるのに、今回は女子がいなかったことがちょっとザンネン(笑)。

 

イベントの発案者であるやまと錦魚園社長の嶋田輝也さん(右)と、金魚マイスターの柴村敏之さん(左隣)。2人とも大和郡山市在住の金魚スペシャリストとしてすっかりおなじみ。特に嶋田さんはキワメテ!水族館に最多登場。数えたことありませんが(笑)。一方の柴村さんは一級建築士として活躍しつつ、将来は地元に金魚専門店を開くのが夢なのだそう。おお、言った以上は必ず実現してくれるでしょう(笑)!

◆参加費1,000円のコストパフォーマンス

今回使用する水槽は、KOTOBUKIのクリスタル水槽KC-トリプルS。サイズは315㎝。比較的コンパクトサイズなので、おうちのどこにでも置くことができ初心者でも手軽にアクアリウムが楽しめる水槽です。

 

こちらはEiフィルターポンプセット。エアポンプ・ホース・キスゴム・エアストーン・カルキヌキの5点セット。初心者が使ってもろ過が手軽にできるスグレモノで、まさに金魚飼育にぴったりのブクブクのフィルター。

 

そして水草水槽気分が手軽に味わえるバリエーションも豊富な樹脂製の「PON!!と水草」。このほか、和風の砂利や石など、金魚飼育に必要な用品も。

 

金魚のラインナップは、琉金更紗、和蘭獅子頭、黒出目金、東錦、丹頂の5匹。いずれも、やまと錦魚園さんからの選りすぐりばかりであることはいうまでもありません。水槽・用品・金魚5匹全部ひっくるめて、参加費1,000円とは超お得!

 

さらにさらに、決められた金額の範囲内(550円)で、モール内の100円ショップで商品を買ってデコレーション。つまり、5点までならアクセサリーや小物などが自由にゲットできる計算です。水槽や用品はみなさん同じですが、100円ショップで選ぶ商品だけは別。もっと言えば、どんな商品をチョイスしてどうレイアウトに反映するかが勝負の分かれ目となる、といっても過言ではないのです。

◆さまざまな思いで水槽づくり

参加チームが揃ったところで、いよいよオリジナルの水槽づくりがスタート!早速、自由チョイスの水草から。壮絶に繰り広げられる水草争奪バトル!セールさながらの迫力に、金魚マイスターも思わず見て見ぬフリ(笑)。

 

大和郡山市在住の北村さん親子は、イオンモールの超常連さん「金魚すくいなどのイベントがあれば、必ず娘を連れてここへきます!」というほど、家族揃って大の金魚好き。今は自宅に1匹いるそうですが、「1匹だと可哀相だから」というのが今回の参加動機。

 

おお~、そんなところに貼ってまでアピってくれてありがとう(笑)。

 

「おじいちゃんが金魚大好きなんです~」とは、奈良市の白山さん親子。こちらも親子仲よく水槽づくりにチャレンジ。それにしても、2チームともこんなに若いママが参加してくれるなんて思ってもみませんでした。華がありますね~(笑)。

 

奈良県磯城郡の赤井さん親子は飛び入り参加。「今日は金魚すくいが目的だったんですが、たまたま会場の近くを通りかかってやりたい!と即断しました(笑)」。以前自宅に水槽がありましたが、今はアクア冬眠中。今回のことがきっかけで、アクア熱が再燃することを祈っています(笑)!

 

「イベント告知を見た時、早く応募しないと定員に達してしまう!と思って、あわてて申し込んだんですよ~(笑)」。と橿原市の中尾さん親子。将来は水族館のスタッフになりたいという、参加中唯一男子の息子さんの夢を叶えるべく、お母さんが日頃からバックアップ。「今日も私は手を出さないつもりです(笑)」と、息子さんの自主性を尊重していたのが印象的でした。

 

ワークショップだからといって、あんまりのんびりしていられないのもこのイベントならでは。モール内にある100円ショップに足を運んで、自分たちのつくりたい水槽のイメージに合ったアイテムを短時間でゲットしないといけないからです。

 

あーでもないこーでもない(笑)。こんなところでなかなか水槽のイメージなんてわきませんよね。それでもみなさん精力的に商品を吟味していたからすごい!

 

あ、あんなところにまたもやキワメテ隊員発見(笑)!

 

いやいや、気持ちはわかるけどそれを水槽に入れたら浮いちゃいますから(笑)。

 

さてさて、それぞれのイメージに合ったアイテムは揃ったでしょうか。

◆勝負女と化す若きママたち

買い物が終わったところで、いよいよ戦闘開始。これからが勝負。ふだん子どもたちにやさしいママも、今からは勝負女に変身しますよー(笑)。

 

水槽の底にざくっと石を投入。その手際のよさは、常日頃からしっかり家事をこなしている証拠です(笑)。金魚水槽コンテストというイメージからして、てっきり男性参加が多いと思っていましたが、意外や意外、参加者のほとんどが女性でした。それほど、アクアが女性にも浸透してきた証だったらいいですね。

 

子どもたちだって一生懸命なのだ!

 

今大会唯一の男子。頑張れよ~!と大人げなく小学5年生にプレッシャーをかけてみた(笑)。

 

「キラキラしたイメージの水槽にしたくて」と、宝石箱風の小物推し。最終的にどんな水槽に仕上がるのでしょうか。楽しみです。

 

おおっと!ここで第39代女王卑弥呼も急きょエントリー。今日は一人だけなの?「はい、私一人で頑張ります!」だそうな。聞いたところによると、以前熱帯魚飼育の経験もあるとか。ピースサインなんかしてチャラけてますが、油断大敵(笑)!

◆おじいちゃん思いの水槽

ということでタイムアップ。みなさんお疲れ様でした!これより審査タイムに入ります。それでは、完成した水槽を紹介していきましょう。こちらは参考出品の大阪ECO動物海洋専門学校1年生作。投げ込み式フィルターを目立たないようにかなり苦心していましたが、水草で奥行きを演出しつつうまくカモフラージュ。実は結構苦心してたけどね(笑)。

 

チーム・K(北村さん親子)は、カエル王国を創立。金魚王国ではなく(笑)。森からやってきたカエルのなかまが、王様ガエルと白ガエルに会えた感動のシーンを再現。ファンタジックストーリーの完結となりました。一日中キワメテ大使を務めてくれてありがとう(笑)!

 

チーム・ゆうちゃんズ(中尾さん親子)のテーマは、「ゆかいななかまたち」。手前にうさぎがドーンと構え、その奥にキャラクターがいたり小鳥が水草と戯れていたり。まさに自然を楽しんでいるなかまたちが盛り沢山の水槽でした。もう将来はアクアリストに決まりだ(笑)!

 

チーム・みずいろパンダ(白山さん親子)の完成形。海底に見立てた水槽の底に置かれた宝石箱。その周りで楽しそうに泳ぐ金魚たちをイメージしました。キラキラ好きな女性ならではの発想、あの宝石箱をここで使うとはー(笑)。30㎝のコンパクトな水槽なのに、それを感じさせない空間を生かした各パーツの配置も絶妙でした。

 

チーム・クリスマス(赤井さん親子)がつくりたかったのは、チーム名同様ずばりクリスマス。最初からクリスマスをテーマにしようと決めていたのですが、残念ながら折しも、絶賛ハロウィン中(笑)。辛うじて見つけたクリスマス仕様のトゥースピックをデコレーションに投入。苦心の末、キラキラシールなどを使ってクリスマス風に仕上げました。

 

チーム・女王卑弥呼は、急きょエントリーしたにもかかわらず金魚たちがこっそり息抜きできる場所を水槽に表現。ワイングラスとアテに見立てたおはじきで演出するとは、何という発想力!はは~ん、さては女王卑弥呼もたまには息抜きしたいという願望の表れなんですね(笑)。

 

審査の結果、チームみずいろパンダ作のキラキラ水槽が金賞を受賞!おめでとうございます!あの宝石箱が効いたのでしょうか。受賞した水槽はもちろん、金魚5匹もお持ち帰り。さてさてこの水槽どうします?「私よりも金魚が大好きなおじいちゃんにプレゼントします!」。おじいちゃん、いいお孫さんがいて本当によかったですね!ちゃんと宝石箱も使ってくださいね(笑)。

 

金魚水槽コンテストはこれにて一巻の終わり。4時間にもおよぶ熱戦は幕を閉じました。参加者のみなさん、関係者のみなさん、お疲れ様でした!さてさて、来年はどのような企画になるのでしょうか、今から楽しみです。

◆金魚推し&大和郡山推し

金魚水槽コンテスト以外にも金魚関連イベントが行われましたが、毎回「キワメテ!水族館」が注目しているのが金魚品評会。今年は品評会からオークション形式の即売会にスタイルを変更しての開催となりましたが、県外からも多くの金魚ファンが来場。今やすっかり晩秋の風物詩となりました。画像提供/金魚マイスター・柴村敏之さん

 

このほか、いくつもの水槽に金魚が優雅に泳ぐ「金魚水族館」もすっかりおなじみになりました。

 

極力密を避けるために、水槽の数こそ例年より少なめでしたが、それでもやっぱり注目度が高いのは、最適な環境で飼育されてきた良質の金魚ばかりだからでしょう。

 

見ているだけで癒されます。いやいや、ぜひこの機会に金魚を飼ってみてください(笑)。

 

キワメテスタッフも、今年は大和郡山への取材を完全自粛。緊急事態宣言が解けて久しぶりに会う金魚友の顔を見ると、ウルウル懐かしすぎました。

 

そんな熱い思いが込み上げてくるのも、イベントを企画運営する人がいてこそ。2022年は、今よりもっと人と人が寄り添いあえる1年でありたいものですね。

 

帰り際、ふと大和郡山市観光協会のスタッフの一人から取材オファーが。11月28日に、金魚ストリートと呼ばれるやなぎまち商店街で今年最後の金魚関連イベントが行われるのでぜひ!というお誘いでした。OK。イベントの中身がどうあれ、キミに頼まれたらNOとは言えん(笑)。

 

ではまた!

 

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