2020/11/13イベント, コンテスト, スタッフ, レイアウト, 初心者, 取材, 地域社会, 技術, 教育, 未分類, 水槽, 水草, 流木, 観光, 金魚

【イベント】大人顔負けの発想&アイデアてんこ盛り☆「金魚水槽コンテスト ~金魚のおうち選手権~」スーパー中学生密着ドキュメント(奈良県大和郡山市)

Pocket

決戦の日は11月1日(日)。場所は奈良県・イオンモール大和郡山店。毎年この時期に開催されている「金魚フェス」は、新型コロナの影響に配慮して大幅に縮小。ほかに気の利いたイベントはないものか。そこで関係者は考えた。おうち時間が長かった市内の中学生たちに、金魚のおうちをつくってもらおう!と。いよいよはじまり、金魚のおうち選手権!

☆     ☆     ☆

◆言い出しベーは誰だ!?

午前10時30分。控室には出場チームを制作面でサポートするスタッフが集合。まずは、金魚品評会などでもおなじみの大阪ECO動物海洋専門学校の現役学生たち。彼ら&彼女らを仕切るのは、泣く子も黙る(笑)やまと錦魚園・嶋田輝也社長。もしかしてこの笑顔は、いつもと違って若い女子に囲まれてるから(笑)?

 

一時は開催が危ぶまれた金魚フェス。やむなく金魚品評会が中止され、他の関連イベントは縮小を余儀なくされました。アクアユーザーならずとも毎年人気の高かった品評会。それに代わるイベントとして浮上したのが、金魚のおうち選手権と称した金魚水槽コンテストだったのです。しかも発案者は何と嶋田さん。あれまー、さすが!でもいわゆる言い出しべーなんだから、責任重大(笑)!

 

頼もしき金魚マイスター3人もがっちりサポート。中学生にとって初体験のイベントであり、金魚マイスターにとっても初体験のサポート。制作過程でここぞという時にしっかり中学生をサポートし、大人の偉大さを見せつけてやってください(笑)

 

チームがすべて揃ったところでオープニング。中学生たちにアクアの経験有無を聞いてみたら、「金魚すくい大会に出たことがあります!」「みんなで金魚飼ってました!」「以前グッピーを飼ってました!」「ウーパールーパーなら飼ってます!」は?ウーパールーパー(笑)?ともかく、さすが金魚など生きものと関わりの深い金魚のまち・郡山っ子ならではの元気な回答でした。

 

さてここで、コンテストのルールを簡単にご紹介。まず各チームには、あらかじめ60㎝水槽が支給されます。次に水槽レイアウトに欠かせない水草や砂利などをチーム自身で選択します。いわば、ここまでが金魚おうちの基礎工事。さらに、プラスアルファの要素として必要な小物やアクセサリーなどをモール内で購入し、水槽をさらにデコレーション。最後に、金魚や水が入り竣工した金魚のおうちを一般投票によって上位3チームが決まるというものです。さてさて、一体どんな金魚のおうちが完成するのでしょうか。

 

ポイントは何といっても企画力やデザイン力。ふだんは勉強や部活に忙しい中学生が、短時間でどのようなおうち=水槽レイアウトに仕上げるのか。アクアユーザーならずとも大いに注目されるべきイベントなのです。

◆まずは必須アイテムのチョイスから

各チームが最初に自分たちで選ぶアイテムがこれ。その名の通りポンと置くだけで簡単に水草水槽がつくれるKOTOBUKIの「PON!!と水草」各種。水槽レイアウト未経験の中学生でも簡単に使え、金魚水槽との相性もいいアイテムです。

 

同シリーズでは流木タイプも。特殊樹脂により、流木の質感をリアルに再現。しかもフレキシブルに角度を変えられるので、中学生にとっても工夫ができる楽しいアイテムかも。いずれも今春に新発売された人気のアクセです。

 

さらに金魚水槽には欠かせない砂利「和彩」。和のテイストを醸し出すべく、月白や漆黒など計4色が用意されました。

 

そして金魚水槽のベースとなる水槽は、スタイリッシュなオールガラス水槽のKOTOBUKIレグラスフラットF-600S。と、エアレーション「ろかドームM」。とにかく丈夫な水槽として定番中の定番。中学生にとっても安心して使える水槽です。

 

余談ですが、水位のアッパーを示す親切シールが貼られているのはKOTOBUKIの水槽だけ。以前ユーザー訪問の取材でお邪魔した際にそれを話したら、とっても感動されていました(笑)

 

早速作戦会議をするチームや。。。

 

控室の最前列で主催者の話を熱心に聞いているチームや。。。

 

朝からやたらと元気な女子や。。。

 

フェイスシールドを初めて使ってうれしそうな女子や。。。

 

キミら三つ子?と思ってしまうチームや。。。

 

お!唯一制服着用で臨む男子オンリーチームも。。。

 

このチームは早速アイテムをチョイス。

 

このチームはどんなテーマでおうちをつくるのでしょう。かくしてチームごとに分かれて、制作会場へ散って行ったのでありました。

◆2中学から計6チーム

それでは今回参加したチームをご紹介していきましょう。

チーム名「Catherine」(Aチーム/大和郡山市立郡山中学校)

チーム最多の6人。しかも全員女子。それにしてもみんな似てるなーと思うのは、オジサンだけでしょうか(笑)。「勝ちたいです~、できるだけ。。」なんと奥ゆかしい大和撫子!

 

チーム名「Purgatory」(Bチーム/同)

逆にチーム最少の男女2人。ウーパールーパーを飼っているのはこの子たち。美術部の先生の影響なのだそう。「ウーパールーパーのことを話し始めたら止まらない先生なんです」って。へー、興味津々。ぜひいつか取材してみたい(笑)

 

チーム名「女バスFive!」(Cチーム/同)

メンバーは計5人。過去にグッピーを飼っていた子もいて、そのせいかどうかわかりませんが、「自信、あります!」と力強い宣誓。将来立派なアクアリストになったら取材に行くからね(笑)

 

チーム名「びじゅつぶ☆」(Dチーム/同)

4人中男子が1人。たぶんこの子がリーダー格。とプレッシャーかけてみた(笑)。部活をそのままチーム名にしているくらいですから、かなり期待が持てるはず。個人的にはもうひとひねり欲しかったけど(笑)

 

チーム名「チーム良(いい)」(Eチーム/大和郡山市立郡山西中学校)

今大会唯一の男子3人編成。しかもオール制服。「自分たちにとっては学校行事だからです」とクールなコメントをした男子が約1名(笑)。そういえば他校の女子が昼休みに「あの制服カッコイイと思います!」って言ってたよマジで(笑)

 

チーム名「ありんこ」(Fチーム/大和郡山市立郡山中学校)

なーんかみんなオシャレですね。今日は秋らしい金魚のおうちをつくりたいそうな。そうですよねー、ついこの間までみんなおうち時間でしたからね。ちなみに左端のしっかりした女子は引率の先生ではありません(笑)

 

地元の中学校から2校計6チーム。全員合わせて30人が参加した初の金魚水槽コンテスト。制作時間はお昼休みをはさんで約3時間ちょい。意外と早く完成させてしまうのか、それとも時間ぎりぎりまで粘るのか。早くもワクワクドキドキが止まりません。

◆企業秘密の連発

さてここからは、まず買い物。あらかじめ支給された3,300円の買い物資金を手に、おうちをデコレーションするためのアイテムをモール内でショッピング。これこれ、そんなにダッシュしたら写真がブレてしまうでしょーがー(笑)。このチームが向かった先は百均ショップ。そうですね、ここならほぼオールマイティーにアイテムは揃っています。

 

複数のミニリンゴ発見。ほかにもこまごまとしたアイテムがどっさり。この子たちの頭の中ではすでにイメージができあがっていて、あとはそれをカタチにするだけなんでしょうね。それにしても、その袖まくってしまわないと邪魔じゃない(笑)?

 

それは何に使う予定?「それは企業秘密です」とピシャリ。何で企業やねん(笑)!

 

クリップを何に使うのでしょうか。頭が堅くなってしまったオトナにはまったく想像できません(笑)

 

ウーパールーパーを飼っているという男子と女子。ほかのチームとは違って(失礼!)、かなーり真剣にアイテムを吟味。本気度がビシバシと伝わってきます。

 

そういえば、控室の時から青い石が欲しい!と豪語していた男子。果たして買えたのでしょうか。石は石屋でないと難しいような気もしますが(笑)

 

ここで男子チームとも遭遇。

 

手袋をした手には電卓。時計にもちらりちりと目をやりながら。ご利用は計画的に(笑)

 

青い石は見つけられた?「こんな感じです」。って、それ石ちゃうし(笑)

 

そのクリアファイルは?「企業秘密でーす」。またかよ(笑)

◆イメージと実際の狭間で

ひと通り買い物が終わって早速制作に入るチームたち。全集中の呼吸を(笑)!

 

密です!密です!(笑)

 

予定通りに着々と行程が進んで、制作の作業も淡々と進んでいる感じのウーパールーパー組(笑)

 

せっせと砂利を敷き詰めて。黒と白とが色分けされています。

 

金魚のおうちになくてはならない酸素供給源・ろかドームMもいよいよ開封の儀。

 

ベースがほぼ完成した金魚のおうち。勝負はこれからです!

◆想定外のアクシデントも

さまざまな色の砂利の間に、桜の花びらをランダムに敷き詰めて。この子たちにとって今年は大変な年だったに違いありません。友達と会えず寂しい思いもしたことでしょう。春がくれば元の生活に戻れるはずだと、春が待ち遠しい気持ちを桜の花びらに託しているのかも知れません。

 

ん?スマホを参考に何やら絵を。これは何?「企業秘密でーす」。今日3回目の企業秘密(笑)。考えてみれば中学生だって今やスマホは必需品。どうか悪い大人と出会いませんように(笑)

 

あらかじめ自分たちが描いてきたスケッチを元にデザイニング。スケッチには「岩」と書かれてあったり「岩とう」と書かれてあったり。岩とう???ああ、「等」のことね(笑)。「など」ではなく「等」と書くのが、今時の中学生なのでしょうか。

 

水槽の外側に花の枝のようなものを巻きつけてデコレーション。ECOの学生諸君も親切にサポート。どこまで手を差し伸べるか、ただひたすら黙っておくべきか。目の前で中学生がやってることを大人がサポートするというのは、難しいっちゃ難しい!

 

全体を見渡してみると、個々の制作会場に人がいないチームもちらほら。

 

うちの相方もどこへ行ったかわかりまへんねん、的な(笑)

 

よくよく聞いてみると、アイテムを買い足しに百均に足を運んだものの、長蛇のレジ待ちに巻き込まれてしまった中学生が続出とのこと。まさかの想定外。しかしどんなことでもアクシデントはつきもの。世の中、山あり谷あり。それをどう乗り換えるかも、キミたち中学生に与えられた試練なのだ(笑)!

◆生徒会長たる存在感

こちらは注目の制服男子チーム。百均で買ってきた小さめのアクリルケースに、PON!!と水草を投入。

 

ん?それって?「巻き寿司をつくる時のやつです」。ああ。で、それをどうするわけ?「まあ見ていてください」。はい、わかりました(笑)。受け答えがとっても大人っぽくてハキハキ。まるで生徒会長のようなキャラ。個人的にすごく気に入ったキャラだったので、失礼ながら終日彼のことを「会長」と呼ばせてもらいました(笑)。小中学校では、あだ名禁止にするところが増えてます。教育委員会のみなさん、今日だけはどうかご勘弁を(笑)

 

ちなみに、一番右側にいる男性は美術部顧問の先生。奈良県下の美術系高校・大学を経て念願の教師になったのだそう。立体造形専門。「美術部って運動部みたいに対外試合ができないから、今日はそんな気持ちで頑張れって背中を押してきたんですよ!」と先生。なるほど、だからさっき控室で「今日は学校行事ですから」と会長が言ってたんですね。なんか青春!ヤンチャもしたけど楽しかった中学生のころを思い出して泣けてきそうでした(笑)

 

水槽をふと覗き込んで見ると、ホンモノの流木が。あれ、こんなの百均に売ってた?「1階のペットショップで買ってきました」。ほー、ペットショップがあるってよく知ってたね。「実は昨日、両親と一緒に下見にきたんです」。下見~っ!?やることなすことすべてにスキがない会長。もしかして奈良工専狙ってる?「はい、視野に入れてます」。視野~っ!?大のオトナがこんなに興奮しているのに、至ってクールな会長でした(笑)

 

制作過程に密着していても、最終的にどんなおうちになるのか情けないほど想像がつきません。60㎝水槽と水草と砂利と。ベースとはいえ、アクアにこれだけあれば十分だからどのチームも似たりよったりになるだろうとの思惑は、見事にハズレ(笑)。それより何より、日曜日なのに同じ目的を持った仲間同士が共同作業に打ち込んでいる姿が美しかったです。

◆いよいよクライマックスへ

午後3時。自分たちのつくったおうちを、チームごとにプレゼンテーション。制作に際しての思いを語ってくれました。このあとは水が入り金魚が投入されるだけ。果たしてどのような完成形になるのでしょうか。詳しくはWEBで(笑)

◆金魚即売会&金魚水族館

この日は、金魚品評会に代わるイベントとして金魚即売会がエントランス前で開催されました。

 

すっかり秋の風物詩となった金魚イベントには、モールのオープン前から金魚ファンが駆けつけました。品評会ではありませんでしたが、以前根強い金魚の人気を物語っていました。

 

ハイブリッドオランダやだるま琉金、玉錦などなど。やまと錦魚園さんはもちろん、東川さん・太田さん・大倉さんなど地元の養魚場との強いタッグは不変。こうした昔からの協力があるからこそ、質のいい金魚が誕生し育まれているのです。

 

これも朱文金?いわゆる変わり朱文金といわれる品種で、通常の朱文金よりかなり黒っぽいのが特徴。今黒っぽいのが人気とかで、今回でもかなり注目されていました。

 

よっしゃ、売れた!毎度あり~(笑)

 

モール内ではこれまたおなじみの「金魚水族館」が。今年は密にならないようすべてのイベントに配慮され、例年に比べると水槽の数もやや少なめに配置されていました。

 

ここでは琉金、出目金といったベーシックな品種が主体。足を止める人の多いこと。

 

ほかの品種に比べてやや地味かも知れませんが、茶金のキラキラ感が印象的でした。

 

金魚のお膝元で金魚の展示ってどうなんだろう、と当初思ったことがありました。金魚のまちなんだから、金魚なんて見慣れてしまって珍しくないはずだ、と。ところが違いました。こうして毎回多くの人が水槽に関心を寄せている様子を見ていると、場所に関係なくイイものはやっぱりイイのだな、と。

 

むしろここで金魚が欲しくなっても、金魚ならここでお求めください的なアクアショップが周辺に少ないことのほうがもったいない気がします。信頼のおける養魚場もあるわけだから、金魚をメインとしたアクアショップがないと。取材中によく聞かれるのが、「このへんで金魚買うにはどこへ行けば?」。いっそのこと、イオンの中につくっちゃいましょう(笑)!

◆金魚のおうちついに完成

さて、中学生たちが半日かけて取り組んできた金魚のおうちづくり。いよいよ完成の時が近づいてきました。1階インフォメーション前には6個のおうちが置かれ、金魚マイスターのメンバーやECOの学生たちが水合わせなどの準備開始。いよいよクライマックスに向かいます。

 

まだ完成には至っていないのにもかかわらず、金魚水族館同様多くの人が足を止めて、水槽を興味深く見入っていました。大和郡山のみなさんって、やっぱり金魚がお好きなんですね。ぜひぜひ金魚に特化したアクアショップの新設を(笑)!

 

中学生の制作工程をほぼ1日中つきっきりで見てきたECOの学生たちも感慨深げ。

 

仕上げは、やまと錦魚園・嶋田さんによる金魚投入。オランダ、琉金、丹頂、黒出目金、キャリコ出目金などを手づかみでバンバン(笑)。「水槽には、それぞれ品種の違ったものを同じ数だけ入れてますから。でないと不公平になるでしょ?」さすが百戦錬磨!どこかの大統領とは男気が違います(笑)!

◆気になる結果発表!

これらの作品はここで1週間展示され、関係者や来店者による投票が11月7日(土)までの期間行われました。大阪市の住民投票やアメリカ大統領の選挙を人ごとのように傍観していた奈良県民のみなさん(笑)。みなさんが投じた1票が、果たしてどのような結果につながったのか、気になるところですよね。それでは、それぞれの作品をチームのコメントと合わせてご紹介しましょう。ここでドラムロール、開始(笑)!

 

▲第1位/チーム 女バスFive!

チームからひとこと→「桜をメインに仕上げましたが、桜だけでは寂しいので、隠しクローバーを仕込んでいます。見つかったらラッキーなのでぜひ探してみてください!」

栄えある1位おめでとうございます!実は、制作前は「郡中坂(ぐんちゅうざか)」というテーマで取り組む予定でした。学校にある坂は、春になればたくさんの桜が咲くのだそう。ただ、水槽の中で坂を表現するのがかなり難しいと判断。やむなく軌道修正はしましたが、なんのなんの。ひと足早い鮮やかな春が創出されていました。

 

「ねえねえ、みんな!ボクたちのおうちが第1位になったよ!!!」「ホント!?ヤッター!!!」J金魚たちもそう言っているに違いない(笑)!

 

▲第2位/チームCatherine

チームからひとこと→「テーマは白雪姫です。細かいところまでこだわり、最後まで頑張りました。ぜひ細かいところまで見てください!」

第2位おめでとうございます!なるほど、水槽をステージに見立てましたか。演出が女の子らしく実にファンタジック。まさか水槽の前に緞帳を表現するとはオドロキでした。

 

なるほど、「企業秘密」だったイラストはこれだったんですね(笑)

 

▲第3位/チーム 良(いい)

チームからひとこと→「ろかドームをいかに和の雰囲気になじませるかが課題でした。背景には黒の画用紙を使って、和プラス詫びのアクセントを付け加えました」

第3位おめでとうございます!いやあ、思わず息をのんでしまうような和の世界。中学生がつくったとは思えない大人の世界。会長が百均で買った巻き寿司をつくるアレは、ろかドームを隠しつつ和テイストをさらにパフォーマンスするアイテムだったとは、恐れ入りました。

 

しかもこんな小憎らしい円窓まで。このセンス、ほんまに中学生(笑)?

 

▲チームPurgatory

チームからひとこと→「水槽全体は宇宙です。惑星をイメージしたスーパーボールやスパンコール、そしてエアレーション(ろかドーム)をUFOに見立てました」

惜しくも入賞は果たせなかったものの、ECOの学生たちをも唸らせた球体浮上テクニック。そういえば制作途中に話を聞いた時、「ほかに宇宙をテーマにしたチームはなかったですか?」とちょっと心配そうでしたが、なくてよかったですね。なるほど、ろかドームは確かにUFOに見えます。

 

なんて話をしていたら、お母さんとお子さん2人が会場へお出ましに。息子さんの作品に、とっても満足げな様子でした。ちなみにお子さんは全部で5人もいらっしゃるのだとか。それにしてもキレイなお母さんでした(笑)

 

▲チーム びじゅつぶ☆

チームからひとこと→「川に見えるようにビーズを置いて演出しているところがポイントです!」

なるほど、水槽の中に川をイメージしましたか。アクアテラリウムなどでも大人が必死になってつくる川は高度なテクの部類。しかも川ズバリではなく、昔話に出てきそうな赤いアーチ型の橋が印象です。きらびやかな赤色は、金魚との相性もバッチリです。う~ん、惜しかった!

 

この橋、既製品じゃないんですよ。どんな橋をつくろうかと試行錯誤を繰り返し、針金と布を使って苦心していたことを知ってますから!

 

▲チーム ありんこ

チームからひとこと→「川がきれいに見えるようにクリスタルのパーツを使いました。また秋のイメージをつくるために落ち葉を散らしました。そして水槽の周りを華やかに表現しました」

残念な結果に終わってしまいましたが、よく見たら最も金魚水槽らしい水槽だったような気がします。レイアウト的には安定感抜群!しかも秋真っ只中にぴったりなおうち。そんな今をめいっぱい創出してくれました。

 

まるでアクアのことを知り尽くしているような気が利いたアイテムも。これなら金魚だけでなくコリドラスだって飼育できちゃいそうです(笑)。本当にお疲れさまでした!

◆初の体験で学んだこと

なおこれらの作品は、モール内での展示がし終了したら各チームの中学校に手渡されることになっています。そう、アクアリストのスタートは今始まったばかりなのだ(笑)!

 

中学生たちが初めて取り組んだ金魚のおうち。グッピーやメダカの飼育経験のある子がいたものの、水槽をレイアウトするというアクアの第一歩的な作業は誰もが初体験でした。

 

総合的な感想をみなさんに聞くことができませんでしたが、もしかしたらこれがきっかけで、アクアに目覚める女子・男子が生まれるかも知れません。あ、金魚のショップがしたい!という子もいたりなんかして(笑)

 

限られた時間で、限られた環境で、限られた予算で。水槽レイアウトに対する時間の使い方やデザインセンスだけでなく、正確な計算やさまざまな判断力も問われたコンテスト。まだまだ10代前半の少年少女たちですが、学校での授業やおうち以外で学んだことは多々あったことでしょう。

 

新型コロナの影響で金魚フェスは規模を縮小して行われましたが、それらが例年通りできなかったぶん金魚水槽コンテストという副産物が生まれたことは大きい気がします。大和郡山の未来が少し見えたような気もします。一歩一歩冬が近づき、再びコロナの心配も懸念されます。来年こそは、密もマスクもいらない年になってもらいたいですよね。。

 

関係者のみなさん、コンテストに参加した中学生のみなさん、お疲れさまでした!

 

Pocket