大変長らくお待たせしました!
作品募集をしたのが去年の秋だったので、みなさんにとってはすでに忘却の彼方だったりして(笑)
去る4月某日、KOTOBUKI本社(奈良県天理市)でコンテスト審査会が行われました。
そして決まりました!
入賞者のみなさん、おめでとうございます!
そして、入賞はできなかったものの、運を味方にして抽選で当選したみなさん、おめでとうございます!
残念ながらどちらも縁のなかったみなさん、大変申し訳ありません!
いつもながら多数ご応募いただき、本当にありがとうございました!
◆甲乙つけがたい作品に四苦八苦
改めて、今回も多数のご応募まことにありがとうございました。ご存じの通り、このコンテストは単にレイアウトの善し悪しを決めるコンテストではありません。もちろん、水草を立派に育て上げた水草水槽も素晴らしいんですが、水槽は小型でも独自の思い入れを持ってアクアライフを楽しんでおられる人や、あるいは生体が可愛くて可愛くて仕方ない人などもいらっしゃいます。さらに言えば、今回から爬虫類の参加もOKになり、応募の幅がより広がったことで、甲乙つけがたい作品が多かったのも事実です。審査では本当に苦労したんですから(笑)
「キワメテ!水族館」の水槽コンテストは、みなさんがさまざまな観点でアクアライフを楽しんでいただくための応援歌。入賞した人もそうでなかった人も、アクアライフの刺激になればうれしいです。それでは発表とまいりましょう!
※受賞者・当選者のお名前は、応募者の意向に則してハンドルネームないしは実名(姓・名いずれか)で表記
◆各賞受賞者/計5名様
★その1 ウェルカムで賞(琉太様)
〈タイトル〉
やっぱり海水魚といえばこれ!
〈エピソード〉
もう海水魚を飼い始めて何年にもなりますが、やっぱりクマノミとイソギンチャクの共生はいつ見ても飽きません。玄関にある水槽なので、訪問客の大半が水槽を見て、「良いね」と言っていただいています。
☆コメント☆訪問された方々との会話や、みなさんのうれしそうなお顔など玄関先での情景が浮かんできます。私も思わず、「こんにちは。初めまして!」と話しかけてしまいました(笑)。とかく飼育が難しいといわれる海水魚ですが、どうかいつまでも元気で育ってくれるようお祈りしています!
★その2 自然が豊かで賞(ラムネ様)
〈タイトル〉
「60センチの棲み家」
〈エピソード〉
陰性水草水槽を立ち上げて111日目を記念に応募です。アピストを始めとした小型魚の棲家を作りたくて、キューバパールで前景を作り、ミクロソリウム・アヌビアスナナ・ボルビディスなどの水草と流木を使って木々と倒木を作り、南米モスで時間の経過を表現した近景レイアウトにしました。
☆コメント☆ 成長がゆっくりな水草をじっくりと丁寧に育て上げられたことが、よくわかります。素晴らしい水草水槽の出来上がりですね。隠れる場所や遊び場所のある環境の中を悠々と泳ぐアピストたちも嬉しそうですね。ちなみに先日、ラムネ様のTwitterも拝見させていただきました。立ち上げから111日目までの様子を克明に記録されておられ、水槽に対する深い愛情を感じずにはいられませんでした!
★その3 たそがれ賞(サカナノート様)
〈タイトル〉
「夕焼けの水槽」
〈エピソード〉
水面を覆ったのは葉の裏が赤く染まる浮草、フィランサス フルイタンス。ゆったり足を伸ばして床に座りながら下から眺める水槽は、まるで夕焼け。橙色に染まるゴールデンハニードワーフグラミーは、夕焼けに照らされながら草原で遊ぶ少年たちのよう。
☆コメント☆夕焼けの色と混ざり合って、まるでグラミーたちがかくれんぼをしているよう。そして夕焼けに遭遇して、一日の終わりを告げていそうな光景。「遊び疲れたし、そろそろおうちに帰ろうよ!」とどこからかそんな声も聞こえてきそうです。
★その4 神秘的で賞(マジェ様)
〈タイトル〉
「神々しき生物活動」
〈エピソード〉
主にレッドビーシュリンプを飼育しています。2本の水槽でサテライトを多用してブリードを楽しんでいます。申込作品はその水槽のヤマトヌマエビです。普段はどうしても苔取り担当としてか見ておらず軽んじていましたが、この抜け殻を発見。大変綺麗な状態で少し感動をしてしまいました。神々しいその抜け殻は、生物活動の不思議と神秘性を再認識させてくれました。こんな事が自宅水槽で起こるのもアクアの醍醐味かもしれません。
☆コメント☆いやあ本当に素晴らしい!こんな場所で!それも尻尾の先、一本一本の足の先まで。本当に美しくここまで綺麗に脱皮できたと感心します。本当に神秘的ですね。思わず、「風の谷のナウシカ」に登場するオウム(王蟲)を連想してしまいました!
★その5 ほっこり賞(うぱるん様)
〈タイトル〉
「おかしなツノガエル」
〈エピソード〉
ツノガエルの飼育ケースを掃除するためこの缶に入れてみたら顔を出してこちらを見ていました!とても可愛らしい姿にパチャリ
☆コメント☆審査員一同、ほのぼのとしたシチュエーションに、思わず吹き出してしまいました(笑)。今回のコンテストから爬虫類もOKになり(カエルは両性類ですが)、それを象徴しているかのような作品です。もしかしたら、うぱるんさんが飼育ケースの掃除している姿を、逆にチェックしていたかも知れないですね(笑)。
◆抽選による当選者/計3名様
・せっきー様
フィラメントーサ その名の通り背鰭のフィラメントが特徴的なコイ科魚類コイ科というと地味な魚というイメージがあるがじっくりゆっくり飼育するとこのように鮮やかな発色をしてくれる魚が結構いるので僕は好き。お店で見られる姿はまだ殻をかぶっている姿に過ぎない。そして、自分の水槽でその殻を破った姿が見られたら、誰よりも得した気分を味わえる。(エピソードより)
・ミズカエ様
年明け後はスナホリガニしかいなかった寂しい水景を、水槽コンテストの存在を知り、2ヶ月で賑やかなサンゴ水槽に何とか仕上げました。その中で特別存在感を発揮していたスナギンチャクを応募します。紫の個体は棲管が無い状態で我が家にやって来たため、透明カップに入れて棲管作りに励ませている状態です。長生きしてくれるよう世話を続けていきます。(エピソードより)
・あらかわばった様
大阪に生息・自生する生き物たちだけでレイアウトしてみた水槽です。サイズは60㎝レギュラー水槽です。水草も抜けないように小さなコンテナボックスに砂利を詰めてレイアウトしてみたのですが、根がしっかり張ったころにイシガメちゃんを入れたら1週間で水草を食べつくされてしまいました。イシガメって植物も好んで食べることを当時は知らず大失敗でした。今ではゆでたブロッコリーの芯が大好きで晩御飯のあまりを喜んで食べてくれるようになりました。(エピソードより)
◆各賞商品のご紹介
まずは審査によって各賞を受賞された5名のかたがたへ。賞品は、KOTOBUKIのアクア用品が買える3万円分の商品券です。応募者のみなさんの中には、きっと欲しかったアクア用品があるはず。KOTOBUKIファンのかたなら、私たちもうれしいです。KOTOBUKIのカタログ(上)ないしはホームページをご覧いただきながら、お好きな商品をお選びください(消費税含む)。
続いて、本コンテストに応募いただいた全員のみなさんの中から、抽選による3名のかたがたへ。賞品は、KOTOBUKIの軽量インテリア型水槽「アクアポニックス ラウンドポット」(底面LED・内蔵エアレーション・ろ過スポンジ・バスケット・ハイドロボール付属)です。おうちのどこに置いてもスタイリッシュにおさまる、インテリア性の高い軽量水槽。第2・第3の水槽としてご愛用ください。
◆第4回目に向けて
なお、各入賞者・当選者のみなさんには、改めてこちらから連絡させていただきます。今しばらくお待ちください。
第3回目となった「イケてる水槽コンテスト ~私のアクア自慢~」。今回もみなさんのおかげで、大いに盛り上がることができました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。この企画は、引き続き今後も実施していく予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。みなさん、どうもありがとうございました!