先週末、東京ビッグサイト東2ホールで開催されていた「2015ジャパンペットフェア」に行ってきました☆
ペット関連のイベントとしては、アジア最大規模といわれるほどメジャーなのだとか。
いやいやいやいやいや、アクアリウムファンならずともこれほどペット好きがいたのかというくらい会場は熱気ムンムンでした。
ではその様子をた~っぷりお伝えいたしましょう。
。。。余談ですが最寄り駅「国際展示場」から遠い~(汗)
ある人の「検証」によると、徒歩15分もかかったそうです。
「往路」はそうでもないんですが、会場でペットたちと遊び倒したカラダに「復路」はきつい!
会場は「犬・猫ゾーン」「観賞魚・は虫類ゾーン」「小鳥・小動物・昆虫ゾーン」に大別。
まあ人気があるから仕方ないんですが、会場の半分以上が「犬・猫ゾーン」でした。
「観賞魚・は虫類ゾーン」では、国産水槽メーカーのパイオニア・KOTOBUKIを中心に、各種観賞魚用品を扱うメーカーや販売店など14社が出展。
生体に合ったメンテナンスの方法や、環境によって異なる飼育ノウハウなどアクアリウムの専門家ならではのアドバイスに耳を傾ける来場者も少なくありませんでした。
中には、「ペットイベントなのになぜ水槽が展示してあるの?」なんて言う犬好きの来場者もいてたりなんかして、ちょっとムッ(笑)
手塩にかけて育てた観賞魚も、犬や猫と同様立派なペットなんです!!!
ペットイベントは、犬や猫たちだけのものではないんです!!!
KOTOBUKIのブースでは、今年に入って発売された新製品を主体に展示。
以前「キワメテ!水族館」でご紹介した商品もラインナップされていました。
今注目の自然循環型システムを採用した地球にやさしい水槽「レグラスポニックス」。
発売から20年、今もベストセラーの座を守り続けているろ過フィルター「P-CUT」や、メンテナンス用品として本当にスゴい「すごいんです」。
地味なラインナップではありますが、着実にアクアリストを支えてきました。
高性能のLEDを組み込んだ薄型照明器具「フラットツイン」。
わずか6㎜という本体の薄さでハイパワー。
その特徴が実感できるのもイベントならではですね。
オリジナルの水槽を手がけたら天下一品!
こんなかたちの水槽もつくれるんです!
そんな水槽職人がいる奈良天理工場の紹介もありました。
ん?
これってどこかで見たことのあるような(笑)
あまり知られていませんが、こんな演出用品もあるんです。
水槽の後ろに貼るだけで、和のテイストに早変わり。
金魚やメダカなどとマッチしして水槽が引き立ちますよ。
さてさて、今回特に目を引いたのは、生体展示を中心にした会場中央のスペース。
水槽レイアウトのコンテストが行われていたり、今注目のユニークな鑑賞魚を集めたコーナーがあったり、子ども向けの遊びエリアもあったり。
やっぱり生体を直に見れるというのは、ペットイベントならではですね。
ふとみると、去年横浜の「AQUA COLORS 魚の学校2014」の取材でお会いしたイベントプロデューサー・福島幸生さんを発見!
「いやあ~、お久しぶりです♪」とお互い手を握り会って感動の再会を分かち合い。。。はしなかったですが(笑)。
観賞魚好きが講じてテレビカメラマンの道を捨てて、この道にのめり込んだという変わり種。
「今回も熱いですよ~!!!」と、いい笑顔をいっぱいくれました。
この人がいる限り、アクアリウムに永遠に不滅です!
あ、福島さんの写真撮るの忘れた(笑)
中央には高さ約3mものシンボルアクアリウム「美魚の泉」なるランドマークが。
60㎝キューブをいくつも積み上げて、滝と噴水をイメージ。
よくみると、リュウキンやクマノミ、パロットファイヤーなどの姿があります。
ン~、トレビアン~♪
最も来場者の注目を集めていた「水景ナンバーワンコンテスト」では、プロのアクアリストによる作品がズラリと。
いいですね~、「水景」というキーワード☆
変換しても出てきませんけど(笑)
来場者の投票によってナンバーワンが決まるという、参加型イベントという消費者の目線が素晴らしい!
ん?和服に身を包んだ男性が、自身の作品を愛おしく見ています。
まず作品を見てビックリ!
和のテイストを貫いた作品「和心(わごころ) ~富士桜楽座~」。
すごーい!
水槽の中に日本の庭園が再現され、富士山まで見渡せます。
しかも畳の間や廊下もあったりなんか☆
ああ、これがかの有名な水草作家・てっちゃん先生の作品だったんですね。
ということは、さきほどの和服姿のユニークな男性は?
「はい、ユニークなてっちゃん先生です(笑)!」(てっちゃん先生こと田畑哲生さん)。
ちょっとジャイアンツの阿部選手に似てません?
またまた楽しいアクアリストとお知り合いになれました。
これからもよろしくお願いしますね☆
さてこのコンテストで見事グランプリを獲得したのはこの作品。
題して「小さな大自然」(ヒロセペット 成田空港店さん作)。
流木を中心にあしらった立体的でダイナミックな作品で、ちゃんと苔までもが生育されています。
パーツとしての流木ではなく、ここでは流木が完全に主役でした。
お見事でした!
おめでとうございます☆☆☆
ユニークな生体ばかりを集めた「アクアリウムコレクション2015 センターを探せ!」も。
ディスカスやアリゲーターガー、タツノオトシゴ、レッドアームキャットほか、金魚などもたっくさん!
これも来場者の投票により、人気の生体を決めます。
いわば、観賞魚の総選挙♪
だからかー、こんなネーミングにしたのは(笑)
子どもたち、いや、大人たちにも人気のあそびエリア。
レイアウトのコンテストに投票するだけで、なんとタダで金魚すくいが楽しめます。
場合によってはお持ち帰りもOK!
「当初は200円ほどいただこうという声もあったんですけどね~。
セコいからやめちゃいました(笑)!」(福島さん)
さすが太っ腹!
こうしたイベントではいつもスタッフとして頑張っている東京コミュニケーションアート専門学校のみなさん。
今回もお疲れさまでした!
学生さんたちのパワーがあるからこそ、イベントも成功に導かれるのです。
このほか、は虫類コーナーも人気の的。
2日間ずっと来場者に触られ続けてきたイグアナ君もちょっとぐったり。
ストレスためないでね~。
この女性が肩から下げているのは。。。
よ~くみてください、ショルダーバッグじゃありませんよ~。
それにしても自前のバッグと見事にコーディネートされてます(笑)
ほかにもこんなは虫類、こんなは虫類。
みなさん、怖いもの知らずです。
ふくろうさんも駆けつけてくれました。
真っ昼間なのに大丈夫?
よっ!オトコマエ!
あまりにもの可愛らしさに爆笑が絶えなかった「モルモットレイン」。
全長9mの「木製レール」の上をトコトコトコトコ。
拍手喝采!
ステージイベントでは、さかなクンや虫好きアイドルのカブトムシゆかりさんも出演したものの、肖像権の関係であいにく写真はNGでしたが、ん?これはさかなクンミニ(謎♪)?
「昆虫ふれあいコーナー」では、カブトムシやクワガタが直に触れました。
ゲーム世代のひ弱な現代っ子と思いきや、結構みんな平気で触っています。
日本の未来は捨てたもんじゃない!
「来場者」の中にはわんちゃんも多数☆
会場めぐりに疲れたわんちゃんも少なくありませんでしたが、こうして飼い主さんと一緒に参加して来場者同士がふれあえるのもペットイベントならではですね。
かくして「2015ジャパンペットフェア」は盛大のうちに幕を閉じました。
ペットと一緒にくらすことの楽しさは、一にも二にも「ふれあうこと」にあるような気がします。
それは犬猫であっても観賞魚であっても同じです。
からだのふれあいと心のふれあい。
どんな時代になっても、生きものとのふれあいは人を癒し心を豊かにしてくれます。
今回のイベントを通じて、観賞魚や犬や猫たちに、そんなことを教えられた気がしました。
またお会いしましょう!
ちなみに、この興奮さめやらぬ5月、ゴールデンウイーク期間中には大阪で「みんな大好き!!ペット王国2015」も開催されます。
こちらもぜひお見逃しなく!