水草レイアウト水槽などで、優れたろ過能力を発揮する外部式フィルター。その性能は年々進化し、新たなユーザーニーズに対応しています。今春、KOTOBUKIから新登場したパワーボックス「コア」は、洗練されたスタイルに使いやすさをプラスした新世代のパワフルマシン。外部式フィルタービギナーにも寄り添える、シンプル設計&エントリーモデルです。
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◆受け継がれたDNA
圧巻の水草レイアウト水槽は、奈良県三郷町のカフェレストラン「カフェノム」。水草を中心に、流木や石などを巧みに使用し昇華されたアクアワールド。アクアリストがこだわり抜いた世界観が、そこにあります。
アクアユーザーなら、一度は目指してみたいネイチャーステージ。そんな表舞台を影で支えている立役者こそ、実はハイパワーなろ過能力を誇る外部式フィルターです。
アクアユーザーに圧倒的なパフォーマンスを発揮してきた、KOTOBUKIの外部式フィルター・パワーボックスシリーズが、同店のキャビネットにも。バックヤードに設置されることがほとんどですが、高性能プラススタイリッシュさを兼ね備え、他の追随を許さないマシンとして凌駕してきました。ろ過能力と見た目を追求するなら、やっぱりパワーボックス。そんなパワーボックスの持つポテンシャルをさらに引き出し、使いやすさのDNAを継承した次世代のマシンこそ、パワーボックス「コア」なのです。
コア。まさにあらゆるアクアシーンの中心的存在なマシンとしてのプライドをくすぐるネーミング。かつ必要な機能を絞り込み、シンプルで使いやすさを重視した設計思想。これまで進化を遂げてきたパワーボックスは、コアの出現によってオールマイティーユースに対応した「使いやすさ」を前面に押し出しています。
パワーボックスコアは2種類。こちらは、ややサイズが小さいパワーボックスコア100。およそ60~75㎝の水槽に対応しています。
こちらはパワーボックスコア150。75~90㎝の水槽に対応。100ならびに150とも、淡水・海水いずれにも対応しています。
従来のパワーボックスに比べて、丸みを帯びたラウンドフォルム。従来よりサイズもやや小振りながら、流量は610/h(50Hzの場合)とパワフル。またセラミックシャフトの採用により耐久性に優れ、ノイズや振動の少ない静音設計となっています。まさに新世代マシンの誕生です。
パワーボックスコア100本体。サイズは高さ358×幅195×奥行225㎜㎜(バルブタップ含む)。
外観はほぼパワーボックス100と同等の150。サイズは高さ415×幅195×奥行225㎜(バルブタップ含む)。高性能を追求しつつ、使いやすいシンプル設計。これまで中級・上級者向けのイメージが強かった外部式フィルターが、より身近なものとなりました。
◆使いやすいシンプル設計
高性能でありながら、シンプル設計にこだわったコアのディティール。ユーザーが安心して使用できるためには、外部式フィルター本来のパフォーマンスを引き出すために完全密閉は不可欠です。このため、本体には大型セーフティロックを3カ所に装備。ろ過材の交換はもとより、各パーツの取り付け・取り外しなどの作業でも安心です。
また水槽との重要なアクセスとなるバルブタップは、360度回転可能。ホースのねじれなどを防ぐだけでなく、バックヤードとなる水槽台やキャビネットへの設置もスムーズに行えます。もちろんバルブタップは本体からの取り外しも可能です。
バルブタップの開閉レバーが、スムーズなメンテナンスを実現。シンプル設計によるメリットは、こんなところにもいかされています。
送水・吸水のためのホース径も、飼育環境を考慮したスペック。送水ホース(左)の内径は12ミリ、吸水ホース(右)の内径は16ミリ。ちなみに吸水ホースのほうが太いのは、ホース内部に汚れが付着しても流量が確保できるためです。
フィルター始動時の呼び水は、付属のスターターをバブルジョイントに差し込み作動させるだけ。ポンプ部分を何度も素早く押すことで、サイフォン効果により水が上昇。送水側ホースの水が水槽の水面付近まで上がると吸水が自動的にストップ。これで呼び水が完了です。
インナーバスケットを、単体ではなく一度に取り出せるジョイント式インナーバスケットを採用。それぞれのバスケットがジョイントによって一体化できることから、ろ材の交換など効率のよいメンテナンス作業が可能です。
インナーバスケットは、メンテナンスが容易に行えるよう3室に分割(コア100は2室、ウールマット&スポンジマット)。ウールマットやスポンジマット、パワーバイオ45などのろ材がそれぞれのスペースで威力を発揮し、高いろ過能力につながっています。
◆アクアライフのコアになる
アクアライフに欠かせないフィルターはさまざまなタイプがありますが、水草重視・レイアウト重視でなくてもハイパワーの外部式フィルターがおすすめです。CO2が逃げにくく、しかも複数のろ材を使用できることでろ材やマットにバクテリアを繁殖させる生物ろ過能力に優れているからです。
これぞまさに適材適所。機能はもちろんインテリアとしての存在感も上々。はや外部式フィルターは大型水槽だけのものではなくなりました(水槽はレグラスハイクリアHC645S)。
決してアクアシーンを選ばない、パワーボックスコア。きっとアクアライフのコアになることでしょう。
パワーボックスコア100およびパワーボックスコア150ともに発売中。
※パワーボックスコアの詳細についてはこちら
☆☆☆KOTOBUKI春の新製品プレゼントのお知らせ☆☆☆
今回ご紹介した新製品
「パワーボックスコア 100」
「パワーボックスコア 150」
を各1名様にプレゼントいたします。
プレゼント応募フォームにアクセスいただきご応募ください。
締切は2022年5月25日(水)応募分まで有効。
発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。