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【海外】イベントは通訳女子とともに☆アジア最大級のペットイベント「CIPS2019」(中国上海)ざっくりレポート

Posted on 2020年2月7日2023年5月13日 by aquariummagazine

アジア最大級のオールペット博「CIPS2019」(中国国際ペットショー)が2019年11月20日から3日間、中国の巨大都市・上海のコンベンションセンターで開催されました。犬猫用のペット用品を筆頭に、水生生物や小動物関係の用品やペットフード、そして水槽やフィルターなどのアクア用品や技術などが一堂に勢揃い。水槽メーカーのKOTOBUKIからは、総勢8名が参加。ブース展示の運営スタッフとしてだけでなく、ますます経済力の加速度が増す中国マーケットの視察目的も兼ねての渡航となりました。

☆     ☆     ☆

◆展示スペースは計12万平方メートル

去る11月20日(水)。関空で乗り込んだのは、エアーチャイナの名前で親しまれている中国国際航空のジェット。実は、恥ずかしながら中国は初めてなんです。そういえば去年九州で開催されたレプイベントのレポートの時も、「九州は初めてなんです」と、同じようなことをシャアシャアと言ったような記憶が(笑)。いやいや、初めてというのはそれだけ新鮮な目でモノが見れるというわけですから、侮れませんよ~(笑)。あ、ご紹介が遅くなりました。今回、CIPS2019のレポートを担当するKOTOBUKIのスタッフYと申します。パスポートの更新などで事前に手間取り、ほかのスタッフより1日遅れの現地入りとなってしまいましたが、最後までどうぞおつきあいのほどを。

 

関空からジェットでざっと2時間半。浦東(プートン)空港から車でさらに1時間半あまりで会場へ。アジア最大級のペットイベントとあって、会場はかなりの広さ。展示スペースは12万平方メートルもあり、インテックス大阪や東京ビッグサイトなどとはくらべものにならない規模でした。余談ですが、会場へ到着するまでの間、見渡す限り高層マンションやビルが建ち並び、山はまったく見えませんでした。普段、山々に囲まれた万葉のゆかりの地で心静かに仕事をしている自分にとっては、見るものすべてが新鮮でした(笑)。

 

会場はざっとこんな感じ。展示スペースでは約1,500のブースが出展。とはいえ、世界中のサプライヤーたちの商談の場なので、アトラクション的なド派手な展示演出などはありませんでした。ちょっと意外。もちろん、きれいなオネエサンたちもほとんど会場にはナッシングでした(笑)。

 

ただの自販機に見えますが、これらはすべて電子マネーのみの取り扱い。さすが中国。ノドが乾いたからといって、ポケットに手を突っ込んでジャラジャラ小銭を探している場合ではありませんでした(笑)。

◆中国でもテラリウム流行の兆し?

それでは早速会場を見ていきましょう。まずはドーンと1200水槽が。高級金魚とともにキャビネットもセットになっていますが、なぜか水草やソイルは皆無。ちょっと寂しい気がしました。おまけに金魚たちも隅っこに寄ってしまってるし(笑)。

 

ここにいたのはニシキゴイ。さきほどと同じく、この水槽の中身もあっさりしています。というか、底の模様がニシキゴイと合ってないし(笑)。というか、水槽で魚を飼育するという文化が中国で根付いていたのは、わずか10年か20年くらいなんですよね。しかもヨーロッパ規格の商品がそのままインポートされてきているので、水槽もキャビネットも大きいのでしょう。

 

やっと水槽らしい水槽に遭遇。といっても生体はなしであくまでレイアウトをメインとした水草水槽。さきほどの1200水槽とくらべて、ずいぶんコンパクトのような。いかにも中国~みたいなド派手な展示手法を期待していただけに、これは意外でした。

 

2段式になったマルチユース水槽。水槽で生体を飼育しながら、上部で植物を育成することもできるという、そういえばうち(KOTOBUKI)にもレグラスポニックスという商品がラインナップされていますが、ちょっと似てるような。ここにも生体はいなかかったなあ。

 

おお~、中国でもテラリウムやコケリウムの波が。アクアに限らず、何でも取り入れるのが早く成長進化もズバ抜けているのが中国。コケリウムもその一環なのでしょうか。ちなみにCIPS2019は、去年も別のスタッフが訪れたことがあるのですが、たった1年間で様変わりしていることがありありと。しかも前回は犬猫のジャンルより圧倒的にアクア系が多かったのに、今回はマーケットが逆転。犬猫がペットとして中国本土で認知され始めたからなのか、展示ブースも犬猫用品を扱うところが圧倒的に多い気がしました。

 

かなりスケールの大きいテラリウム。いや、テラリウムというよりすっかり植物園化しています。ブースのオブジェ的なパフォーマンスとして地元のポンプメーカーが出展しているもので、これぞ中国といえるようなスケール感満載でした。

◆日本に連れて帰りたかった現地通訳女子

KOTOBUKIブースをご紹介。当然ながら中国でも販売代理店はあるのですが、やはりメーカーとしては黙っちゃおれぬ(笑)。

 

展示物は海外向けソイルやろかじゃり、コンパクト水槽のビュース、そして今春発表の新製品などなど。そう、KOTOBUKIはすごいんです(笑)!

 

日本でも海外でも人気のビュース。ここ中国でも、しっかりアピールしておきます。

 

ブースで通訳を担当してくれたのはこのお2人。左がチンさん。日本語が堪能な中国の大学院生で、開催日前日にもわざわざブースに足を運んでくれました。右がチョウさん。英語が必要なバイヤーさん向けの通訳さんです。2人とも接客が熱心で、こちらが何も言わなくてもブースに訪れた人に積極的に声をかけてくれていたのには、本当に感心させられました。このまま日本に連れて帰ってしまいたい心境でした(笑)。

 

CIPS2019は、ヨーロッパ諸国からも来場の多いイベント。会場を歩いていると、時折中国語で道を訪ねられることもずいぶん多く、う~ん、日本人に見えないキャラなんですかね~(笑)。

 

◆待たれる新型肺炎の収束

フードを扱うブースも多かったような気がします。とりわけ昆虫をベースにしたものが多く、KOTOBUKIの「FLY MIX」がそうであるように、将来的には昆虫ベースのフードが世界的主流になることを予感させているようでした。

 

こんなにも可愛い水槽?テラリウム?日本だときっと女子ウケしそうな存在です。

 

まるでパソコンのハードディスクか音楽プレイヤーのような。何とエアーポンプでした。アクア用品とは思えないスタイリッシュなデザイン。このあたりもさすが中国です。でもKOTOBUKIにもスタイリッシュなエアポンプ、ありますよ~(笑)

 

ん?円形のLED照明?何に使うのかよくわかりませんが、とにかく斬新で奇抜な商品が多かったのは確かでした。

 

フィルターとセットになったオールインワン水槽。これって、何となくビュースに似てません(笑)?

 

素焼きのアクセサリーもありました。用途のほどは定かではありませんでした。

 

2泊3日の会場視察&ブース担当を終えて、日本では何度も見たことのある上海のエキゾチックなナイトシーン。これだけはおさえておかないと(笑)。観光客もハンパなく、平日の夜とは思えない多くの観光客でにぎわっていました。

 

日本と違って、車でもスマホでも商品化のスピードが超早い中国。CIPS2019も、2年前とくらべて犬猫のカテゴリーがアクアを上回っているのが気になりますが、これからも日中が連携を強めてよい方向にいけばいいなと思いました。そして懸念されている新型コロナウイルスによる肺炎も、収束に向かっていきますように。ではまた!

 

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