みなさん、ゴールデンウイークもあと1日になりましたね~。
どこかにお出かけ?
それともおうちでゴロゴロ?
さてさて、ゴールデンウイークのお楽しみといえば、やっぱりこれ。
関西のアクアファンも注目する恒例のイベント「みんな大好き!ペット王国2016」へ、今年も行ってきました。
同イベントには、今年創業50周年を迎えるKOTOBUKIも出展。
今春リリースしたばかりの新商品をラインナップし、アクアファンの興味をゾクゾクそそっていました。
それでは、会場へゴー☆
◆去年は爬虫類に首ったけ♡
取材に出かけたのは、初日の5月4日。そうゴールデンウイークのど真ん中。そのせいもあって、開場直後の午前10時をすぎたばかりなのに、あらまあ京セラドーム大阪には長~~~い列が(汗)人・人・人ばかりかと思いきや、犬・犬・猫どころかサルやタヌキまでいます(笑)
そういえば去年、アクアの取材にきたつもりがあまりにもの爬虫類の多さにテンション上がりまくりでそっちばっかりの写真を撮ってたような。。。でも今年は違いますから!
ワオー、すっごい人!会場に入ると、さらに人の多さに圧倒されてしまいました。明らかに去年よりも入場者が多いのがわかります。ほんま、びっくりポン!
◆KOTOBUKIブースでは新製品中心
人や犬をかき分け、なんとかKOTOBUKIのブースへ到着。去年よりもやや3塁側スタンドに近い位置になりました。ん?なんかすっごい美味そうなにおいがすると思ったら、すぐおとなりがフードコーナーでした。やきそばやらフランクフルトやら唐揚げやら、気が散ってしゃーない(笑)それにしてもやっぱりスゴイ人出です!
見上げれば、おなじみのKOTOBUKIの大型サイン。パイプ形状によるしつらえが、京セラドーム大阪のルーフとマッチしてます。
ブースでは、今春発売されたばかりの新商品展示が中心。こぢんまりしたブースながらも、テーマごとに分類されてみやすくなっています。このコーナーでは、ろ材やビギナーセットの水槽、油膜取りなどに関する商品が並んでいました。
コーナーに近寄ってみました。先日、「キワメテ!水族館」でもご紹介した「ユマクリア」。こんなにコンパクトなのに、水面の油膜や浮遊したゴミなどを手軽に取ってくれるスグレモノです。
ネットやコンパクトサイズのフィルターなど、これらも今春発売されたばかりのフレッシュな顔ぶればかり。このほか、アクアのビギナーにぴったりの新商品の水槽セット「アクアステップ」なども展示され、これからアクアを始めようと思案している人に対してもアピールしていました。時代がコンパクトさを求めているニーズに対応したラインナップですね~。
こちらのコーナーは、おなじみの人気商品フラットLEDの各サイズが勢揃いしました。大きさの違う水槽にも対応し、スリムな形状でありながら従来より明るいLEDを採用。買い換えをする中級者ユーザーにも人気が高いんです!「こんなに明るいのに、こんなに薄いんや~」と、驚く来場者も。
KOTOBUKIといえば、やっぱりフレームレス水槽のレグラス。水槽メーカーとしての長年のノウハウが、このシリーズに集約されています。黒のラインが際立つレグラスブラックも個性的。キリリと引き締まったスリムでスタイリッシュな水槽は、こうしたイベントでも目立って見栄えがします!
ハイパワーを誇る外付け式フィルター。KOTOBUKIのパワーボックスシリーズ、すっかりおなじみになりました。まるで、外付けハードディスクを連想する斬新な形状に注目する人も多かった気がします。
「飼ってみたい~」。小さな子どもたちには、かわいい爬虫類がお気に入り?発売以後、爬虫類飼育ケース「ヒュドラケース」の人気は上々。軽量で扱いやすく、しかも段重ねができるユニット的な点も、爬虫類ファンに人気が高い理由です。
「あ、この水槽カッコいい~♪」。そこのお兄さん、さすがよくわかっていらっしゃる(笑)そうなんです、水槽の前面を特殊な方法で曲げているのもKOTOBUKIのお家芸。特にこの900サイズで曲ガラスを採用しているのは、KOTOBUKIだけだそうですよ!
最も注目を集めていたのがこのコーナー。アクアリウムは今や観賞魚からインテリアの世界へ。2年前の秋に発売されてから依然注目を集めている2段式水槽「レグラス ポニックス」と、今春発売されたばかりの「アクア ポニックス」の2ラインが展示されていました。両ラインナップとも、観賞魚飼育と植物育成とが【合体】。しかも置く場所を選ばないコンパクトさ。このコーナーでは、どちらかというと女性のほうが関心が高そうな気がしました。インテリアとしての癒し効果も十分ですからね~。
おお~、できあがったばかりの新しい商品カタログもありました!
別会場で早速商品カタログを熱心に見入っている人を発見(笑)!
◆アクア関連ブースそぞろ歩き
さてさて、ほかのブースも少しのぞいてみましょう。まずは上の写真から。ん?昔、理科室に置いてあったようなものが(笑)「ゆめいろ骨格堂」の説明パネルには、「…生き物たちをもう一度蘇らせるために、私たちは透明標本として新たな命を吹き込む魔法をかけました…」と。流通の過程などで残念ながら死んでしまった生体を、特殊な方法で骨格標本として保存したものだとか。小さなボトルに入ったそれらは、まさに幻想的なアートをつくり出していました。
そして下の写真。こちらはベタの販売コーナー。手軽に飼育できる反面、繁殖などの側面で奥深さも持っているというだけあって、今やベタ人気はとどまることを知りません。2年前秋にアップル社から発売されたiPhone 6の壁紙に採用されたことでも、知名度はより高まったような。ここではなんと、300~500円のベタを販売!買い得感めっちゃ満載でした。(キョーリンさんブースにて)
元気な学生さんたちの声が聴こえてきたブースへちょっとお邪魔。こちらは、将来アクアの業界を目指す海洋関連の専門学校のブース。フリップ形式で来場者にクイズを実施したり、学生さんたちの手づくりのプラバンを販売していたり。特に、「シャチをかぶって記念撮影をしよう!」コーナーは人気がありました。イベント的にはちょっと盛ってますけど(笑)自由度の高い学生さんならではの発想が印象的でした。あ、最後に写っているノリのいい学生さんもここの専門学校生です(笑)(大阪動植物海洋専門学校さんブースにて)
こちらのブースでもベタ人気強し!さまざまな種類のベタを、これでもかというくらい豊富にラインナップ。イベント会場内にベタ専門店ができた感じです。飼育用のコンパクト型水槽まで販売されています。ペットイベントでこれほどのベタをみたのは、初めてのような気が。ただならぬベタに対する人気度が十分伝わってきました。(ペットワールド アミーゴさんブースにて)
こちらはおなじみのお魚クイズコーナー。クイズに答えて抽選で30人に水槽が当たるというもので、去年に引き続き子どもたちの人気を集めていました。また今年は、浦島太郎のストーリーを水槽で再現した紙芝居ならぬ「水槽芝居」コーナーも。こうしたイベントを通じて子どもたちに関心が高まり、正しい知識を身につけてくれることで、次世代のアクアリストを養成するきっかけになればいいですね。
◆「さわる」というコミュニケーション
「水のふれあいコーナー」は多くのファミリーで大賑わい。ちょっとしたミニ水族館の出現に、長蛇の列ができるほどの人気ぶりでした。
ここでは「さわれるコーナー」がいっぱい。ヒトデやカブトガニ、なまこなどのほか、かつてはエリマキトカゲ(懐かし~い♪)とともに一世を風靡したウーパールーパーもさわれました。スタッフのいわれるままに、おそるおそる手を。なんともいえないヌメッとした感じは、今まで体験したことのない感触でした。う~ん、文字ではとうてい表せませ~ん(笑)
エステフィッシュも相変わらず人気です。「ガラ・ルーファ」と呼ばれるこの小さな魚、実はコイの仲間で40度近い水温でも生きていけるそうです。知ってました~?手に足に、エステエステ♪古い角質をどんどん取ってもらってキレイな手や足に。どう考えても、子どもたちよりお肌が気になるお母さんのほうが盛り上がったような気が(笑)
◆ここでもベタが大人気!
ここでもベタが人気です!書いてある通り、1回たったの300円でベタが1匹お持ち帰り♪カンバンに偽りなし!あ、ベタ釣りといってもベタが入った袋を釣る方式なので、念のため。「飼育がそんなに簡単なんだったら、ハマるかもしれませんね」と話す女性もいたりして、この場所で初めてベタを知った人が強い関心を寄せていたのが印象的でした。
ちなみにこの日、ベタの飼い方セミナーも行われ、大盛況でした。ベタ人気、すっごいですね~!
◆アクアよ、いつかペットの主役になれ!
閉場まであと1時間というのに、それでも来場者の多いこと。同伴のわんちゃんも多く、1人の来場者が何匹も連れてくるケースもこのイベントでは珍しくありません。10匹のチワワを連れてきたお父さん(実は家にもう6匹いるそうな。。。)や、わざわざ福知山から電車利用でミニチュアダックスフントを1人で連れてきた女性、紫外線予防に(笑)グラサンでお出ましのチワワ、なんとなんと狼犬の雷牙(らいが)クンとお父さんなど、会場はもう出展者か来場者かどっちが主役なのかワケわからない状態に(笑)ペットイベントは、ある意味出展者同士のコミュニティーの場でもあります。
残念なのはたったひとつ。犬や猫のブースに比べて、アクア関連の割合がやっぱり少ない点。もっともっと普及してもらうために、「キワメテ!水族館」も頑張らなければ!いつかの日か、お魚を入れた携帯水槽を持参しているようなアクアマニアが来てくれたら、願うのはあまりにもマニアックでしょうか(笑)
◆命の大切さを子どもたちに
午後5時。閉場を知らせる「蛍の光」がドーム内に流れても、まだまだ人はいます。
KOTOBUKIのブースにも、アクアに興味を持った人たちの姿が少なくありません。
特に子どもたちの目に、アクアはどう映ったのかが気になるところではあります。
金魚、メダカ、カクレクマノミ、そしてベタ。時代とともに、子どもたちにとっての「好きな魚」も少しずつ変化をみせているのかもしれません。
ペットに対する人々の関心は、年々高まっているような気がします。しかしどんなに時代が変わっても、生きものに対する愛情だけは変わらないであってほしいと思います。人もペットも。人に対しても、ペットに対しても。
な~んてね(笑)それではまた来年お会いしましょう!
ほんじゃまたね。ホッホ~♪