寿工芸奈良工場には、おっきな冷蔵庫があります。
いえいえ、冷蔵庫はどこのおうちにもありますが(笑)
こちらにあるのは、冬の水槽の安全性などを検査する特殊な冷蔵庫なんです。
冬になると当然水温は下がってきます。
常に快適な状態ですごしたいのは、お魚だって同じです。
こんな時に必要なのが【保温器具】。
保温器具によって水温が常に適温で保たれ、しかも安全性にも問題がないかなど、この冷蔵庫で1年中検査が行われています。
この設備を持っているのは、保温器具にもこだわり続けてきた寿工芸ならでは。
これさえあれば、1年中常に【冬の環境】をつくりだすことができます。
太陽がジリジリ照りつける真夏にだって、冬の環境での検査が可能というわけです。
観賞魚用品売り場にも、新型の保温器具が品揃えされる秋口。
ということは、夏に製造した保温器具であっても、ちゃんと冬の環境で実働試験を行った製品が出荷できるというわけです。
またその他の製品に関しても、夏場や冬場の環境変化に対応できるようこの冷蔵庫で実験しているのだそうです。
朝夕めっきり冷える季節になりました。
冬はもう目の前。
スピーディーな出荷と独自の設備により安全性を重視する寿工芸のこだわり。
こうしたかゆいところに手が届くのも、国内メーカーならではといえるでしょう。