2017/07/14取材, 教育, 水族館, 海水魚, 淡水魚

【教育】自由でのびのび元気も今のうち~☆神戸動植物環境専門学校(神戸市・六甲アイランド)

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「あの学校には天空の回廊がある」。

え、まさかの天空の回廊???(笑)

そんな聞き捨てならないことを耳にしたのは、今年2月に開催された「ジャパンぺットフェア2017」での会場でした。

情報ソース、今や不明(笑)

折しも、このイベントの一コーナーで来場者対応をしていたのが神戸動植物環境専門学校の学生さんたちでした。

これまで、2つのアクア系専門学校を取材したことがありますが、神戸の学校は初めてです。

特に今回は、学生さん自らが校内を案内してくれるとのこと。

ほ~、これは楽しみです。

もちろん、〈天空の回廊〉に案内してもらうことも忘れないようにしないと(笑)

 

 

 

ナビゲーターはイケてるアクア女子

 

六甲ライナー・アイランドセンター駅を下りて、歩道橋伝いに歩くこと5分足らずで学校に到着。なーんか、すっごい近未来チックな建物に圧倒。学校の設立そのものは昭和63年で、今の場所へ移転してきたのは平成16年。お隣(写真右側)の専門学校アートカレッジ神戸とは姉妹校という間柄です。

 

同校には4つのコースがあります。犬を中心に扱うドッグスペシャリストコース、小動物を扱うスモールアニマルコース、主に大型動物や野生生物を扱うワイルドアニマルコース、そしてアクアを扱うアクアスペシャリストコース。

今回のターゲットは、当然アクアスペシャリストコース。2年生になって水族館ゼミを専攻した13期生に密着することに。

 

この日、元気な笑顔で迎えてくれたのは、同校2年生・水族館ゼミの宮崎 楓さん(写真左・兵庫県太子町)と三原千穂さん(写真右・京都府宇治市)。あー、2人とも顔みたことあるー(笑)!

 

「ジャパンペットフェア2017」の会場にいたよねー(中央の2人)?「はい!覚えていてくださり、ありがとうございます!」いやいや、2人のようなイケてるアクア女子を忘れるはずがありません(笑)。

 

「こんなのがあるの知ってました~?」。ナビゲーターの2人に導かれるままに玄関を入ってすぐ左側に、おおおお、巨大なオブジェらしきものが。これは一体?

 

これはれっきとした骨格標本でした。ミンククジラ。体長は10mにも及びます。「といっても、ナガスクジラの仲間では一番小さいクジラなんです」(三原さん)、「頭部が尖ってて胸ビレに白い模様があるのが特徴なんです」(宮崎さん)。なーるほど、すごい標本です。聞くところによると、10年くらい前に和歌山県太地町でミンククジラを発掘、実習の一環で学生たちの手で骨格標本にしたのだとか。今ではすっかり本校のシンボルになりました。

 

発掘当時は本校の学生だったのが、現在1年生の担任を受け持つ専任講師の谷洋平先生。そう、谷先生はOBだったのです。え?え?学生ちゃいますよね、先生ですよね(笑)?「あ、はい!」と超ニコニコ。あまりにも童顔で屈託のない笑顔、そして今時珍しい腰の低さ(笑)。いやー、こんな先生だったら学生たちも親しみやすいだろうな~。

谷先生は、同校を卒業したあと香川県の水族館に勤務し、数年前に専任講師として1年生の担任および水族館ゼミを担当することになったそうです。ちなみに、この8月で30歳を迎えられます。いやー、若いっ(笑)!

 

ノリがよすぎて元気すぎて

 

さてさてどんな授業をしているのか、早速廊下を探索。ん?何やらワーワー元気な声が聞こえてきますが。。。

 

授業中かと思いきや、この日は卒業アルバムのための撮影日でした。今日は個人写真の撮影日なのだとか。

 

ひとりひとりが順番に個人用の写真をパチリ。ただそれだけのことなのに、なんかめっちゃ盛り上がってます(笑)。カメラマンさんの後ろに数人の学生が立ち、撮影される学生を思い切り冷やかしたりなんかして。個人写真にありがちな緊張感はまるでなし(笑)

しかもこの日は「好きなものを持ってきてもいい」そうで、ぬいぐるみや趣味の小物と一緒に記念撮影できるバージョンも。そのせいで、余計盛り上がってるんでしょうね。う~ん、このノリよくわかりません(笑)

極めつけはコレ。なんとホンモノの魚(シマアジ)を持ってきた男子がいて、ワーワーキャーキャー教室はまるで魚市場のようなパニックに(笑)。そんなん持ってきてどないすんのん?「バイト先で自分でさばいて、友達にプレゼントしようと思って!」。まあ「生魚はイケマセン!」って言われてたわけでもないし、まいいか(笑)

 

かと思いきや、空き時間を利用して試験勉強に余念のない学生もいたりなんかします。

 

卒業アルバム用撮影が終わると、授業開始。この日は山本聡先生の動物認知心理学の授業。明るく広い教室、清潔感もあって授業にも集中できそうな環境です。

 

今回ナビゲーターを務めてくれる2人も授業に。まずは宮崎さん。水族館の飼育員になるのが夢だとか。えー、それって裏方だし。ちょっともったいないし(笑)。関西ではアクア関連の専門学校が少なく、当初は何校か候補があったそうです。でも決め手はオープンキャンパスで感じた「自由な校風」。「知りたいことや身につけたいことをきっちり学べて、この学校に決めてよかったです」。今年2月の「ジャパンペットフェア2017」では、イベントでの接客も体験。私って結構イケてたかも?と思ったに違いありません(笑)

 

そして三原さん。将来何になりたいの?と聞くと、「イルカとふれあう仕事がしたいんです。」。ということは水族館の花形であるイルカショーをやりたいと?「いえ、イルカとふれあいたいんです」。ドルフィントレーナー。。ではなくて?「うーん、違うと思います」。もしかしたら、イルカタッチやイルカスイムを担当するスタッフのことかな。「はい、それだと思います」。華々しいイルカショーでお客さんの前で輝くのではなく、イルカを通じて人に癒しを提供する大事な仕事。微妙に会話が噛み合いませんでしたが(笑)、宮崎さんの強い意志を感じたゆえの会話でした。

 

 おや?廊下の突き当たりをみると制服を着た女子高生らしき姿が。そうなんです、この学校は数年前から高等課程を設立。3年間就学すれば、文部科学省指定の大学入学資格が付与されるという仕組みです。もし小中学生のころから将来の目標がハッキリしているのであれば、こんな学習環境こそベストですね。

 

 水槽実習を通じてより広域的な知識習得を

 

それではお待ちかね、実習室へご案内します。入口に「水族館」と書かれているけど?「観てもらったらわかると思いますが、本当に水族館みたいなんですよ~」(三原さん)。かなり薄暗いね「怖いですかぁ~」(宮崎さん)。ンなアホな(笑)

 

外来種を持ち込んだらダメですよ的なコーナー。オオクチバス(通称ブラックバス)やウチダザリガニなど、日本の生態系に害を及ぼす外来種を研究飼育しています。しかも、飼育に必要な特定外来生物飼養等許可証もきちんとあります。

 

ここは主に海水魚ゾーン。どの水槽にもナマコがいて、水槽をお掃除してくれています。

 

ん?コレなんて魚?動きが早くてすばしっこいんですけど。「マンジュイシモチといいます。目が赤くて、背びれから肛門にかけての太い黒い横筋が特徴です」と谷先生が教えてくれました。

 

同じ水槽にいたエンジェルフィッシュのようなプテラポゴンカウデルニィー。黒い横筋と白いスポット、尾びれがふたつに分かれているのが特徴です。淡水魚みたいでキレイです。

 

チンアナゴに交じって、立ち泳ぎが得意なアオギハゼ。普段は頭を上にして、流されないように、斜面に対して立ったように浮遊しているのだとか。なんかすごく健気ですよね(笑)

 

甲殻類コーナーでは、カイカムリという珍しいカニが。機嫌がいいと、貝殻を背負うらしく、いかにも日本人的なネーミングですよね(笑)

 

ついこの間脱皮してパワーアップしたそうです。

 

ほかの標本の作り方が結構イケてます。

 

あ、これは知ってるウニの標本!以前取材したあのバーのオーナーにみせたら、きっと大興奮するだろうな~(笑)

 

1年生がせっせと海水魚の水槽管理を。入学して初めて海水を扱う学生も多いらしく、淡水との違いに最初のうちは戸惑うこともしょっちゅうだそう。

 

こちらにはショップゼミの実習水槽が並んでいます。いわれてみれば、ショップをイメージした水槽の配置・レイアウト。やはり「どう見せるか」は大事です。

 

おお~、和風水槽で金魚がゆうゆうと。これはすごい!手前に和風のドールハウス的なジオラマを配し、向こう側に金魚水槽が。この金魚水槽、ショップゼミの学生全員が一丸となって製作にあたったそうです。それにしても完成度が高すぎます。

 

そのほかショップゼミの実習ゾーンではさまざまなレイアウト水槽が。見せ方を重視した水槽を実習で製作しつつ、多種多様なお客さんに対応していくためのスキルを学んでいます。

ちなみにアクアスペシャリストコースでは、今回取材対象としている水族館ゼミのほかに、このショップゼミや動物園ゼミ、野生生物ゼミが選択できます。ひとつのジャンルに特化することは大事ですが、それしかできないというのも社会ではなかなか通用しにくい部分があるのも事実ですよね。

 

たとえばショップにしても、アクアのことに精通しているだけではお店にとっては戦力としてはやや弱いですよね。アクアだけでなく犬猫や小動物などの知識も経験も豊富なうえ、営業的・経営的な側面での能力があれば、お店にとって絶対的な戦力になることは間違いありません。可能性をさらに広げて、社会に適応した強力な人材を育てる。同校のゼミでは、そんなスタンスで取り組んでいます。

 

 ◆学生をガンガン引っ張ってゆくパワフル先生

 

実習室のど真ん中あたりで、学生たちが何やら盛り上がっていました。黒板にさまざまなメッセージを書き込んでいるのは、一体何のため?

 

 ああ、ここでも卒業アルバムの撮影が。今度は集合写真の撮影でした。いやはや、専属カメラマンさんも大変です(笑)。カメラマンさんの横にいるのが、水族館ゼミのもう一人の専任講師・神村克己先生。学生たちを統率すべく「おい、お前たち!静かにしなさい!」と言ってるふうには、誰がみても全然みえません(笑)

 

 ということで、横入りしてワンカットいだだきました。神村先生を真ん中にして、さらに盛り上がる盛り上がる(笑)。地下実習室とは思えないほど、大音響がはびこっていました。

ちなみに、神村先生もこの業界ではバリバリやってきた立派なアクアリストです。とっくに50を超えているとは思えないほど(失礼!)パワフルな牽引力で、学生たちを引っ張っています。とっても話しやすいキャラクターで、ガハハガハハとよく笑います。どちらかというとアクアの先生というより体育の先生っぽい感じが(笑)。そんな豪放磊落なキャラクターに助けられた学生も、きっと多いことでしょう。

 

 と思いきや、1年生の男子学生と色々話をしている女性がひとり。時々みせる厳しい表情を目の当たりにして、この人もれっきとした先生に違いないと確信。決して、「この○○~~~!」などと怒鳴り散らすタイプでは決してありませんので念のため(笑)

 

 細見さくら先生。水族館やサファリパークなどに勤務したのち、今年4月からアクアスペシャリストコースを受け持つことになりました。アクア系唯一の女性専任講師です。 男性の専任講師にはない、女性ならではの配慮で女子学生を引っ張っていけますね。そうなったら神村先生、もうちょい上品にしないといけないかもですね(笑)

 

◆4年制の大学を卒業して再入学するケースも

 

おや?こんなところにテラリウム的な横長水槽を発見。よくみると、ポンプで水がくみ上げられ、水槽の両側から川のごとく水が流れています。

 

 片方はまるで山と滝を思わせ、もう片方は川の上流を思わせます。まるで、わびさびの世界です。

 

 誰ですか~?こんな素晴らしい自然の水景をつくったのは(笑)。はい、この2人でした。植阪架愛さん(左)と奥井みずきさん(右)。驚いたことに、4年制大学をいったん卒業後、さらに専門性の高い勉強をしたいとワイルドアニマルコースに入学した、れっきとした在学生なんです。そして自然に関連する研究の一環で、余剰となった水槽の使い道を講師と検討、2人が志す自然や環境をテーマにしたものをつくってみようと大筋合意。完成に至りました。「野生動物の勉強をしていたのに、まさか水槽と縁ができるなんて思ってもみませんでした(笑)」。でしょうね、確かに。

 

アクアから趣の異なるゼミを希望する学生もいれば、ほかのコースからアクア関連のゼミを選択する学生もいます。そして、大学卒業後に専門学校に入学する今回のような特異なケースもあります。野鳥の研究や環境教育など、2人の目指すものはそれぞれ違いますが、縁あってこのような研究成果を残せたのは大いに意義があったような気がします。

 

 ◆仕入れから販売まで学生がやるショップゼミ

 

学内にあるほかの施設もナビゲートしてもらいましょう。まずは図書室。「え、そんなん入ったことありませ~ん」(三原さん・宮崎さん)。ってオイオイ、本ぐらい読みなさい(笑)。この日は同じゼミのお友達がマジでレポート作成中。そんな空気を読むことなく、まるで人ごとでした(笑)

 

続いて向かったのは、ショップゼミの実習室。これまた「ええ~っ、こんなのがあるなんて知りませんでした~」と2人。もー、それじゃあナビゲーターにならないじゃないですか~(笑)。

こぢんまりしたペットショップをイメージした実習室。決して授業で「お買い物ごっこ」をするのではなく、実際にアクアやペット関連のフードや用品などが売られています。もちろん仕入れからディスプレイ、販売まで学生自らが手がけているそうです。ショップ経営に必要なノウハウを、本番さながらに学べるというわけです。

 

 「えーっと、ドリンクやアイスクリームとかは売ってないんだ~」。あのー、コンビニじゃないんだから(笑)!

 

 「いらっしゃいませ~♪」。うーん、レジをまかせて大丈夫かなー(笑)

 

 「今日はオープンしてますよ~」。って、今日の在庫状況把握してる(笑)?

水槽には、かつて熱帯魚の王様といわれたディスカスも。「え、これも売ってるですかぁ~?」。ンなわけないでしょ(笑)

 

◆活発なサークルで自主性がさらにアップ

 

実はサークル活動もあります。いわば部活。クラゲサークル、ペンギンサークル、ウミガメサークル、の計3サークルで、放課後を利用してそれぞれのサークルで熱心に活動を行っています。

取材のこの日活動していたのは、クラゲサークル。あの谷先生が4年前に立ち上げて、今年からブログも始まりました。

 

ざっとメンバー紹介を。クラゲって難易度が高くて大変でしょ?「そうですね。水質管理が大変ですし、生体そのものの健康状態のチェックも難しいです」と話すのは、水族館ゼミの伊佐隼弥君(写真右端)。どことなく学生にはみえない、ちょっと落ち着いた風貌が印象的です(笑)。このほか、「でもみていて癒されるんです」「とっても可愛いから」など、早くも1年生も活動に参加し、実に楽しくやっています。

 

世話をする担当のシフトがビッシリ組まれています。ひとりの時は不安でしょ?「はあ、まあでも頑張ります!」とある1年生。その緊張感が大事(笑)!

 

クラゲサークルには計14種類ものクラゲがいます。

 

優雅に泳ぐミズクラゲ。メンバーの苦労も知らないで(笑)!

 

毒性の高いサカサクラゲの扱いには、最新の注意を払います。それにしても、神秘的で美しい~。

 

こちらはペンギンサークルで活動する学生たち。なんと、専門学校でペンギンを飼育しているのは日本ではここだけなのだそう。なので、多方面から注目が集まっているそうです。

 

窓からのぞいてみると、2羽のペンギンが可愛い~。聞くところによると、姉妹だそうです。

 

飼育後4年が経過し、少しずつ人にも慣れてきました。

 

この日は、移動するためのトレーニング。ピョコンピョコンと部屋を出て吸う下界の空気はおいしい(笑)?

 

来るべきオープンカレッジのイベントに備えて、ペンギンと一緒に写真を撮るコーナーのシュミレーション中。本番ではうまくいったのでしょうか。

こうして専門学校で生徒たちが自主的にサークル活動をしている例も、そう多くはありません。まさに朝門をくぐれば、授業も放課後も朝から晩までアクアづけ(笑)。体験は多いほうがいいに決まってます。カリキュラムとして身につけないといけない知識と、自主的だからこそ身につけることのできる体験と。この両者をバランスよく保ててこそ、社会に役立つ人材育成につながるのですから。

 

ちょっと聞かせてインタビュー

 

奈良県に実家のある楢崎 樹君は、「地元の中学校を卒業して、海や魚のことを学びたくて親元を離れて小浜市の福井県立若狭高校(海洋科学科)へ入学しました!」。ほー、なかなか熱心な学生です。あ、キミってさっき卒業アルバム撮影の時に、魚を持ってきていた白いTシャツの(笑)!一人暮らしに必要な家賃以外はすべてアルバイトで賄っている、見かけによらないしっかり者でした(笑)。「将来は近海魚に関連する仕事がしたいので、やっぱり日本海に面した水族館などで働きたいと思ってます!」

 

2月に開催された「ジャパンペットフェア2017」や、6月の「日本ベタコンテスト2017」などで、「スタッフとして接客の面白さを知りました」と健康的な笑顔で答えてくれた潮見玲和君。大好きな魚の勉強がたくさんできて、魚とかかわる時間が多いことと経験値の向上を目指すべく、水族館ゼミを選択。何と元高校球児で、「将来はアクアショップのスタッフとして、何でも吸収していきたいです!」

 

 

潮見君同様、「日本ベタコンテスト2017」のスタッフとして、頑張っていた松原一樹君。「まずはじっくり腰を据えて、大手製薬会社などで実験動物の飼育などに携わりたいと思っています」。そこでしっかり生態を学んで、ゆくゆくは大規模な水族館で動物の生命に関わる仕事に就きたいと、その志は熱いものがありました。「頑張ります。夢は絶対叶えます!」

 

「水産の勉強がしたくて兵庫県立香住高校に進んだのですが、もっと勉強したかったです」と、水族館もしくはアクアショップで仕事がしたいという冨永つゆかさん。犬や猫のようにふれることができずわからないことが多い魚だからこそ、そこに魅力を感じるのだとか。クラゲサークルで熱心に活動しているのも、「神秘的なものにすっごく惹かれるんです」

 

◆将来の職場で可愛がってもらえる人間に

 

今回取材をして初めてわかったんですが、なんとカメラを嫌がる学生の少ないこと(笑)。どの子にレンズを不意に向けても、ほぼOKでした。中には、取材があることをわかっていたかのように、カメラの前でわざわざポーズをとってくれる男子もいました。いやいや、こちらとしてもヒジョーに助かりました(笑)。

 

ある教務のスタッフが仰っておられました、「可愛がってもらえる人間になってほしいんです」と。確かにスキルの高い人材も必要ですが、最終的には人間性がモノをいうということなのでしょう。

 

「アクアショップスタッフを目指すなら、単に好きなだけではダメ。最終的には生体や商品を売れる人間に育ってもらわないといけませんから」と言う神村先生のシビアなひとこと、そうなんですよね、でないとアクアは盛り上がっていかないですよね。

また、水族館で豊富な飼育経験を持つ谷先生は「生き物と人との間に立って、その面白さや大切にする気持ちを伝える人間にならないといけません」と付け加えてくれました。

 

きょうは一日ありがとう!君たちもあと1年もないんだから、しっかり頑張ってね!「はあ~い♪」。いつでも明るく、誰に対してもフレンドリー。そして天真爛漫(笑)。その姿勢さえ忘れなければ何でもできる!数年後、どこかの水族館に就職が決まったら、顔パスで入れるように忖度してね(笑)

 

エンディングはやっぱり「天空の回廊」で

 

おっと、あやうく忘れるところでした!冒頭でご紹介した「天空の回廊」を、みなさんにもぜひご覧いただかないと終われませんよね(笑)

建物の内側からみるとこんな感じ。回廊を通じて、向こう側にある姉妹校の専門学校アートカレッジ神戸とつながっています。

 

窓からはこんな感じ。まさに天空~。

 

そして外からみると、建物と建物の間に架かった感じが、いかにも天空の回廊そのものでした。今は専門学校同士の架け橋にすぎませんが、見ようによっては学生と社会との架け橋を象徴しているみたいにみえなくもないですね。

 

2年生は、いよいよこれからが最後の仕上げになる大事なシーズン。それぞれの思いを抱いて入学してきたあのころをもう一度思い出して、ぜひ夢は自分の手でつかみとってください。そして数年後、この業界のどこかでみなさんと再会するのを楽しみにしています!

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