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【告知】KOTOBUKIが本気で「インターペット2018」に出展した理由☆国内初のプレミアムフード今秋発売

Posted on 2018年5月25日2023年5月13日 by aquariummagazine

ペットイベントとしては国内最大級といわれる「インターペット ~人とペットの豊かな暮らしフェア~」が、去る3月29日(木)から4月1日(日)までの4日間、東京国際展示場で開催されました。

同イベントは、どちらかというとペットフードが中心。

しかもワンちゃん・ネコちゃんがメイン。

そんなイベントに、水槽メーカー・KOTOBUKIが今回初出展しました。

水槽メーカーなのになぜフード?と謎は深まるばかり(笑)

というわけでビジネスデーに密着し、その謎を探ってみました。

 

 

◆スケールアップした国内最大級のペットイベント

 

「インターペット2018」が国内最大級のペットイベントなら、会場となった東京ビッグサイト・東京国際展示場も国内最大のコンベンション施設。いやあ、いつ来てもそのスケールの大きさに圧倒されます。最近はお台場を中心に超高層マンションも増え、商業施設やホテルはますます充実し、いやあこんなに近代的かつバランスのとれたイケてるまちは関西にはありません(笑)。

 

この日はビジネスデーでしたが、もっと人が少ないのかと思いきや開場前からかなりの混雑。

 

海外からの観光客かと思っていたら、バイヤーさんらしき人たちも大勢。このイベントが、国内外問わずいかに注目されているかが、よくわかりました。

 

毎年、出展は400社以上。そして3万人近くの来場者があるそうです。ワンちゃん・ネコちゃんメインのイベントではありますが、アクア系の出展がもっと増えればいいのになーと切に思います。

 

おお~、ハンパないスケール感!取材だというのに完全にオノボリさん状態です(笑)。今年は4つの展示場を使い、一段とスケールアップしていました。

 

早速、こんな子たちやあんな子たちと遭遇。もっとふれあいたいのは山々なんですが、今日はアクアがメインなので今度また(笑)

 

◆新製品ラッシュのKOTOBUKI

 

こちら、水槽メーカー・KOTOBUKIのブース。こぢんまりとした出展スペースではありますが、今回は満を持しての初出展となりました。

 

「水槽メーカーなのに、ペットフード主体のイベントになぜ?」と疑問に思う人はきっと多いとは思いますが、その謎解きはのちほど(笑)

 

まずはこれ。今年イチオシの新製品から。24時間自動調光システムLED「レイマックス」。すでに去年から何度かご紹介していますが、発売以後すでに反響大アリです。

 

タイマーひとつで、一日の自然光を自動コントロール。しかも手元のリモコン操作で簡単設定。朝・昼・夜といったざっくりとした区分けではなく、夜明けや夕焼けなど、微妙な自然光の移り変わりも再現しています。

 

「こんなLEDだとお客様に勧め甲斐がありますね」と、あるショップ経営者。そうなんです、アクアリストにとって夢のような商品かも知れません。ちなみに、リモコンでデモモードに設定しておけば1日中どのような光の変化があるか一目瞭然なので、店頭展示の際にもユーザーにわかりやすいと思います。ショップ関係のみなさん、ぜひぜひ店頭に置いてください(笑)!

 

KOTOBUKIのベストセラー「すごいんですシリーズ」に新たな伝説が(笑)!その名はズバリ「すごいんです活性炭」。特殊ゼオライトと活性炭の働きで、さらなる水質管理にひと役買います。すでに発売中ですが、ぜひバックナンバーで詳細をごらんください。

 

こちらも発売されたばかりの小型水槽。メダカ飼育に適した「クリスタルキューブ」のロータイプ水槽です。こちらもバックナンバーに詳細を紹介していますので、ぜひごらんください。

 

こんなに小さいのに、手軽に水温を4度も下げてくれる「スポットファン」。設置は水槽の上の部分にひょいと引っかけるだけ。夏対策に早すぎることはありません。

 

完全防水のLEDスリムも新登場。「フラットWP」。しかも従来よりさらにスリムになって、強力マグネットで水槽のガラスブタに上下で密着するなど、いいことづくめのLEDです。商品名に「WP」(ウォータープルーフ)と記されているのが目印。「なるほど、これだとLEDが設置されていることを忘れてしまうくらい目立ちませんね。しかも防水とは」と、あるバイヤーさん。そうなんです、そのへんがウリなので、ぜひお取り扱いよろしく(笑)!

 

◆日本初!ついにベールを脱いだ「FLY MIX」

 

さてさて、お待たせしました。今回KOTOBUKIがインターペット2018に初出展した理由が、だんだん明らかになってきますよ(笑)。販促用タペストリーには、「FLY MIX」の文字が。「フライミックス」と読みます。なにげに立ち寄ったショップのオーナーらしき人が、「ん?これはフードですか?KOTOBUKIさんがフードを扱うのですか?」と。よくぞ聞いてくれました(笑)

 

そうなんです、初めてペットフードを扱うことになったんです。フライミックスというのはまさしく商品名で、観賞魚の健康を保つための体にやさしい本格的プレミアムフードなのです。

原産地は自然環境先進国・カナダ。世界的に魚類や養魚用のエサに含まれる成分などが枯渇の一途をたどる今、現実を憂いた開発者が長年同国の自然環境学者などと研究を重ねてきたのだとか。そしてようやく2年前に製品化に成功、このほど日の目をみることになったというわけです。

 

フライミックスの主な原材は、アメリカミズアブの幼虫。昆虫に豊富なタンパク質が含まれていることはよく知られていますが、アメリカミズアブの幼虫はそれらを上回る多くのタンパク質を含み、さらにわずか半月しか生きられないという鮮度にも着目。これらの理由により、次世代の代替フードとして大いに期待されていることはいうまでもありません。

 

もう少し言わせてください(笑)。自然環境保全に厳しいカナダであるがゆえに、ブリティッシュコロンビアの工場では、徹底した衛生管理のもとで製造されている点も見逃せません。国公認の各種の試験をパスしたものだけに与えられる、ハイエンドなステイタス。フライミックスは、そんな風土でつくられたプレミアムなフードであることを言いたかったのです。

フライミックスは、どんな観賞魚にも対応します。大きく6種類に分けられていて、ブレンドされている成分が用途によって少しずつ違いますが、鮮度の高いグリーンピースやサーモンの身だけから抽出したオメガ3・オメガ6といった高品質な脂肪成分も注目されています。さらにいえば、無添加・無香料・無着色というのも特筆すべき点。さすが自然環境に意識の高いカナダ、ペットフードテクノロジーの理念はハンパではありません。

 

魚たちにとっても美味しいんでしょうね、同ブースで展示中の120㎝水槽にフライミックスを投入したら、その食いつきのいいこと(笑)!あっという間になくなってしまいました。

 

確かにいい香りがします。こんなに高タンパクなペットフード、きっと人間の体にもきっといいに違いありません。気になる販売時期ですが、順当にいけば今秋にも新発売予定です。それまでの間は、イベントを中心にショップやユーザーにサンプルを提供して、PRを重ねて行く予定です。

まだどこにも発表されていない、観賞魚用フード。インターペット2018の来場者および「キワメテ!水族館」の読者のみにお知らせしました。KOTOBUKIがインターペット2018に初出展した理由、おわかりいただけましたでしょうか。

 

◆ミニアクアリウムやミニ水草水槽のワークショップも

 

インターペット2018では、あまり出展数は少ないものの、アクア系の出展者もありました。せっかくなので、ざっとですがそのほかのブースをご紹介しましょう。

まずは、ポーランドのAQUAEL社。国内ではジャパンペットコミュニケーションズが取り扱っています。水中フィルターや水陸両用フィルターなどを紹介。水の循環を止めないで本体とホースユニットを取り外せるので簡単にリスタートできるものや、別売りのカートリッジを連結させることでろ過能力をアップさせることができるもの、さらにはろ過流量に幅があるので対応できる水槽が一つに固定されないものなどなど、さまざまなタイプのフィルターが並んでいました。アクアライフを簡単にするノウハウは、海外でも進んでいるようです。

 

同じくジャパンペットコミュニケーションズが取り扱っている、こちらはドイツのDENNERLE社。環境先進国のドイツらしく、多機能で環境にやさしいソイルを紹介。PHを下げる成分(有機酸)が多く含まれた土でつくられた天然素材100%のソイルは、魚にやさしい自然に近い環境を創出するのだとか。弱酸性を好むのに適したソイルで、長期間にわたって元気な熱帯魚を飼育できるようです。なるほど、ソイルの粒の比重が重いので水中で舞ってしまうことがないのも便利そうです。

 

GEXさんのメインカラーはレッド。いつもおしゃれで見せ方のうまい展示手法が印象的です。おなじみのバルーンも会場ではひときわ目立ち、どこにブースがあるかがすぐにわかるランドマーク的存在となっています。素敵な水草レイアウトの水槽もたくさん展示。女性が好みそうな水草レイアウトもたくさんありました。こ「3分間でできるアクアリウム」をテーマにした、初心者向けレイアウト水槽の提案もユニーク。斬新な切り口での展示のほか、アクア以外にうさぎのケージやワンちゃんのカートなども展示されていました。

 

今年はメダカがイチオシのカミハタさん。メダカ用のソイルやメダカ箱を展開。メダカにはやっぱり黒が似合います。自社ブリーディングの「薩摩金魚」「ワイルドハイブリッドシンフォニー」のほか、珍しい配色の「パンダ蝶尾」も展示されていました。生体販売用に、千葉に3,000本、姫路に2,000本の展示水槽があるとういうことを聞いて、水族館のようにずらっと並ぶ水槽をぜひ取材してみたいなと思いました。

 

日本動物薬品さんのイチ押しはやっぱり金魚でしょうか。金魚膳シリーズや金魚泉シリーズ、コイ専用フードの「富士山」「大和錦」などのわかりやすいネーミングで来場者の目を引いていました。特に、酸素を出す石というのが気になります。この石を入れておくとブクブクが要らないようですね。んー、たぶん(笑)

 

日本ペット用品工業会のコーナーでは、アクア関連の展示。さきほどご紹介したKOTOBUKIの24時間自動調光システムLED「レイマックス」も。刻々と移り変わっていく光を、不思議そうにながめているちびっこもいました。ブースのスタッフさんからは、「あかりがついてる時に写真撮ったらキレイですよ」と。はい、よーく了解しています(笑)。

 

最近、ペット関連の用品などで飛躍が著しいファンタジーワールドさん。どこかで見たことがある水槽がこちらのコーナーにありました。白と黒のそれぞれの色で統一されたコンパクトな空間でアクアと植物の育成を楽しむことができるスタイリッシュなbrio。今回も素敵なレイアウトで来場者の注目を集めていました。

 

SENSUOUSさんのこぢんまりしたブースには、所狭しと水草がいっぱい。さまざまなサイズの容器にレイアウトされたみずみずしい水草達たちが、素敵な空間を演出していました。なおインターペット2018会期中は、イベント会場でグラスアクアリウムのワークショップを開催していました。代表取締役の早坂誠さんは、TCA(東京コミュニケーションアート専門学校)の講師も兼任。偶然にお会いできたので、早速電光石火のようなリズムで名刺交換(笑)。短時間ではありますが、すっかり仲良しになりました。

 

「UFOキャッチャーで吊り上げられてもうまく飼育できずに死んでいくのを待つだけのカクレクマノミ。誰もが簡単に可愛いカクレクマノミを飼うことができたらこんなことはなくなるはず」。そんな発想から生まれたのが、ウォーターエンジニアリングさんが独自に開発した、ボトルの中でフィルターなしでカクレクマノミ1匹を飼うオリジナルセット。えー、ほんまですかー?と、ついつい疑ってしまってごめんなさい(笑)。海水魚がいとも簡単に飼育できるとは驚きです。機会があれば、ぜひ三井一聖社長に取材を敢行したいと思います。数あるアクア系ブースの中で、最もインパクトがありました。

 

さてさて、ワークショップにも参加してみました。SENSUOUSさん主催の「水草で彩るグラスアクアリウム」。今までテラリウムのワークショップは2回体験していますが、水中で水草を植えるのは初めて。少しだけレクチャーを受けて自分でセットしてみました。小さな水草をひとつひとつ植える作業は地味で根気がいりますが、結構楽しい。レイアウトは苦手なので、スタッフさんと相談してなんとか完成。ほかにも別の男性もワークショップにチャレンジ。楽しいけど集中力は必要、を実感したワークショップでした(笑)

 

このほか、ウォーターエンジニアリングさん主催のワークショップも人気でした。んー、ホントに海水魚が簡単に飼育できるの?んー、まだちょっと半信半疑(笑)

 

今回も、アクア系専門学校の学生さんたちがイベントをお手伝い。アクア系のワークショップやブースを手伝っていた、安藤祥吾君(右)。将来の夢はショップ店員だそう。ホンマにぃ(笑)?そして将来はダイビングのインストラクターになりたいという徳田知佳さん(左)うん、意志が強そう(笑)。2人とも東京コミュニケーションアート専門学校で水族館アクアリストを専攻中です。あ、そういえば去年東京で開催されたトウレプでも同じ学校の学生さんがKOTOBUKIブースにいた記憶が。あの時、確か「レポート書きます!」と言ってたはずなんですけど、いまだに(笑)

 

◆いいものをわかる人に伝えたいフライミックス

 

この日はビジネスデーでしたが、やはりフライミックスに寄せる関心は高かったようです。都内や関東全般だけでなく、遠く関西や中国、そして山口から来場したショップオーナーも。

この日、KOTOBUKIブースではフライミックスのサンプルを多数用意。「魚たちの体にいいなら早速使ってみることにします」と、サンプルを受け取る人も多数いました。

 

観賞魚向けフードはほかにもありますが、これほど栄養価が高く厳密な製造工程によって精製されるのは極めて少ないケースです。しかも開発から製品化まで10年近い歳月を要したことは、商品が食べ物であり観賞魚たちの健康を願っているからこそ。KOTOBUKI初のインターペット2018。そしてKOTOBUKI初のペットフード販売。さらには、初のアメリカミズアブの幼虫を使った国内向けプレミアムフード。まさに初づくしが三拍子揃いました。

 

販売価格は未定ですが、そんなに安価な商品ではないはずです。というより、安売りする商品ではないことは確かです。それはやはり、これまでの実績が信頼を築いてきたKOTOBUKIだからこそ。フライミックス開発に携わった、カナダのある開発担当者は「安く売られたり、すぐに販売効果を期待するような商品ではありません。すべての生物が安心して口にできるものでなければ未来はありません。商品の価値を理解してくれる信頼のある日本の企業で取り扱ってもらいたかったのです」という言葉が印象的でした。

日本初上陸のフライミックス。今秋のムーブメントが実に楽しみです。

 

 

★フライミックスに関するKOTOBUKIの特設サイトはこちら

 

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