以前ご紹介した新製品「レグラスポニックス」。
水槽の中で魚を飼育しながら、観葉植物も同時に育てられるという新しいスタイルの二槽式水槽です。
なんといっても、透明ガラスとグリーンの組み合わせがマッチしていて、インテリアとしてもかなりイケてます。
昨秋出展していた展示会でも問い合わせが多かった商品でしたが、1月中旬より発売されました。
まずは「レグラスポニックス」の仕組みから。
通常の観賞魚飼育では、排泄物をフィルターでろ過し飼育水を循環させるのが一般的ですが、排泄物がそのまま観葉植物の栄養分になるのが最大の特徴とか。
そして、排泄物を栄養素にして育った観葉植物は自身で浄化した水を再び水槽内に戻してくれるという仕組みです。
魚の排泄物が植物の栄養分になるだけでなく、これまでフィルターに頼っていた水の汚れも少なくなり、結果的に飼育の手間が大幅に軽減されそうです。
写真は「レグラスポニックス600」。
3種類ある商品のうち、このサイズが一番幅広のタイプです。
下の水槽には水を、上の水槽には2つのプランツを載せることができます。
水槽本体とプランツボックス。
このほかに、循環ポンプ・シャワーパイプセット・ウレタンマット(水槽下敷き用)が付属します。
水槽に水を入れた状態です。
シャワープンパイプセットから水が出ているのがわかりますね。
使用できる植物は、プミラ、ピレア、ポトスなど、ハイドロカルチャー用として販売されている苗ならOK。
この状態だけでも癒されますね。
アクアリウムとしてだけでなく、インテリアとしても素敵です。
シャワーパイプセットから落ちる清涼感のある水の音がまた心地いいんです!
別売のセラミックサンドを使用すれば、植物の根で吸収しきれない老廃物を吸着・無害化。
ゼオライト特有のイオン交換作用により、老廃物を吸いつつ栄養元素を植物に与えることができます。
まるでアクアリウムとテラリウムの融合☆
爽やかな緑と水がインテリアにもマッチし癒しを運んでくれます。
魚も植物も元気ですくすく育ちそうですね。
上の水槽からは絶え間なく水が流れ落ちています。
といっても、水位はいつも一定に保たれていますので安心です。
室内で設置するため植物に虫がつくこともなく、土のかわりにセラミックサンドを使用するため、清潔に使用できます。
また600サイズは水面も広めなので、ランチュウなどを上から眺めて楽しむのもアリかもしれません。
さらに観葉植物だけでなく,野菜の水耕栽培にも応用可能なので、もやしやサラダ菜、アルファルファなどの水耕栽培もできますよ。
「レグラスポニックス」はほかに2種類の大きさがあります。
特に右側の「レグラスポニックス300」は最もコンパクト。
300タイプは、手軽に置きたいという女性の方にも人気です。
「レグラスポニックス300H」。
水深があるので、お魚もしっかり飼いたい!というアクアリストに最適。
下段には熱帯魚、上段では流木をあしらって、アマゾン風にも!
ご主人はアクアリウムを、奥様は観葉植物を、という別々の楽しみかたもできますね。
2段式の水槽は過去にもありましたが、循環ポンプなどのパーツが大きくてスペースをとるのが難点でした。「レグラスポニックス」は、すべてのパーツが水槽内に納まるため、置く場所を選びません。
水槽メーカーならではの発想が生んだ、自然循環型システムの水槽「レグラスポニックス」。
まさにエコ時代にマッチした、地球にやさしい水槽ということができるでしょう。
(写真奥から)
「レグラスポニックス600セット」(幅600㎜×奥行き300㎜×高さ300㎜/重量8.5㎏)15,000円(税別)
「レグラスポニックス300Hセット」(幅300㎜×奥行き300㎜×高さ450㎜/重量8.0㎏)9,800円(税別)
「レグラスポニックス300セット」(幅300㎜×奥行き300㎜×高さ300㎜/重量6.5㎏)8,200円(税別)