せっかく水槽を立ち上げたのだから、どうせなら水草も欲しい。でもうまく育てられるかどうか自信がない。そんな初心者ユーザーにおすすめなのが、KOTOBUKIの新製品・水槽アクセサリー「PON!!と水草」全19アイテム。その名の通り、水槽にポンと置くだけで水草水槽ができあがっちゃうんです!
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◆水草タイプは2サイズ展開
シンプルながらもセンスよく水草を取り入れた水槽。その中を軽快に泳ぐ魚たち。アクアショップやアクアイベントなどで、ついつい見入ってしまいますよね。腕に自信はなくても、水草水槽にあこがれるユーザーは少なくありません。でも実際にはなかなかうまくいかないのが現実です(写真は「ペット王国2019」KOTOBUKIブースにて/実際に販売される水草モデルではありません)。
「いいなと思うけど水草育てる水槽を育てる自信がない」「本物でなくてもいいので水草の代わりが欲しい」。そんな迷えるユーザーにぴったりな水槽アクセサリー「PON!!と水草シリーズ」が、みなさんのお役に立ちます。まさに忙しい現代人にはぴったり!こんなのがあったらいいな、的な新製品の登場です。
早速商品をご紹介していきましょう。アクア女子が好みそうなパッケージが印象的。ビュースレッドといい最近のKOTOBUKIは赤ベースがブームなんでしょうか(笑)。いずれにせよ、このカラーリングならショップでもすぐ見つけられますね。まずはSSタイプから。SSパールグラス・SSマッシュルーム・SSルドウィジア・SSサジタリア・SSミックスA・SSミックスBの6種。いずれもブリスターパックでそれぞれ3本がセット入りされています。
たとえばミックスBを手のひらにのせるとこんな感じ。左からSSパールグラス、SSルドウィジア、SSサジタリア。高さはどれも約15センチ。根元にはオモリがついているので、まさに水槽にポンと入れるだけなんです。しかも材質は無臭・無害なので、魚たちにもやさしいんです。
ちなみにSSタイプの全種類はこんな感じ。SSタイプはクリスタルキューブ150Bシリーズのような小さい水槽に入れてもいいですし、大きい水槽の前景として使用するのも一興です。
こちらはSタイプ。左からSアクアファン、Sファンシー(イメージ)、Sレッドリーフ、Sマッシュルームの4種。高さはいずれも19.5センチで、SSよりもやや大きめです。ちなみにファンシーは実在しない植物だそうで、こんなのもラインナップにあってもいいかなーってことで商品化されたのだとか。
Sレッドリーフを手のひらにのせました。オモリの部分がSSとは若干違って、岩っぽい形状になっています。
こちらはSマッシュルーム。SSタイプと違って、ややボリューミーです。ひとつの商品に、商品名以外の草も入っているのでお得感があったりして(笑)。
◆さらに枝流木タイプが3サイズ
PON!!と水草シリーズには、枝流木タイプもあります。S・M・Lそれぞれ大きさが異なり、こちらは枝Sシリーズで高さ約13センチ前後。左から枝Sバコパ、枝Sミックス、枝Sナナ。水草だけでなく、ちょっと流木もほしい、あるいはナチュラル感を高めたいというユーザーにはおすすめです。
続いて枝Mシリーズ。高さは約19センチ前後。左から枝Mバコパ、枝Mミックス、枝Mナナ。
そしてシリーズの中で最も大きい枝Lシリーズ。左から枝Lバルテリー、枝Lシルバーリーフ、枝Lナナ。バルテリーの高さは約23センチ前後、シルバーリーフは約34センチ前後、ナナは約 21センチ前後となっています(すべて枝を含んだ高さ)。
なかなか存在感のある枝Lシルバーリーフ。枝の伸び方なんかがリアルですね。枯れることもなく、トリミングする必要もなく。魚たちにとっても本物の水草でなくても、隠れ家や休憩場所として安心な環境が保てそうです。
やわらかい樹脂製の枝なので、弾力性もあるんです。ここが従来の水草アクセサリーと違う点。ぐにゃりと曲げてもちゃんと元に戻ります。破損しにくいのはアドバンテージがありますね。
◆リアル水草に負けない演出アイテム
それでは早速水槽にセットしてみましょう。まずはSSサイズのミックスAをベタさんのいるコンパクト水槽へ。オモリがあるためストンと底砂に着地。セットはごく簡単です。この時オモリを砂に埋めてもOK。心なしか「ん?新しい水草?」とベタが関心を示しているような(笑)。※使用水槽はクリスタルキューブ150H/B
同じ水槽ですが、中身を枝Sバコパに替えてみました。「おお、葉っぱに透明感があってなかなかいいね~」とベタさんが言ったかどうかは知りませんが(笑)
白メダカのいる水槽には、SアクアファンとSファンシーを投入。白色の底砂と相まって、早くも春が到来したようなさわやかなイメージの水槽になりました。※使用水槽はレグラスF-25 S/B
今度はSマッシュルームとSレッドリーフで演出。少し色がついただけで、水槽がいきいきしてみえます。早く春よこい♪
最後に琉金と出目金のいる水槽に、枝Lナナを投入。これだけで一気に雰囲気が出てきましたね。底砂が黒色というのもうまくマッチしているような気がします。最初に商品を手にした時「木の枝なのになぜ黒色?」と思ってしまいましたが、これでわかりました。コントラストがハッキリしていて、流木という脇役でありながらしっかり存在感を醸しだしています。※使用水槽はレグラスR300
次に枝Mナナと枝Mミックスを投入。シンメトリーに配置することでさっきとは違った演出が簡単にできました。こうやって、気分次第で簡単に替えることができるのも、水槽アクセサリーならでは。リアル水草だとこうはいきません。
個人的に一番いいなと思ったのがこれ。枝Lシルバーリーフをあえて水槽の左に寄せて黒色の底砂によってコントラストを強め、枝振りの持つ大胆さを十分に生かしたレイアウトとなりました。何だか水墨画のようです。リアル水草であってもアクセサリーであっても、行き着くところはやっぱりセンスなんでしょうね。
★PON!!と水草シリーズ全19アイテムは、いずれもオープン価格。淡水魚用。全国のアクアショップで今春発売予定です。店頭で赤のパッケージを目印に探してみてくださいね。