レグラスと並ぶKOTOBUKIのもうひとつのブランドといえば、すごいんですシリーズ。これほどわかりやすく、しかも自信に満ちた製品ネーミングがかつてあったでしょうか(笑)。そんなシリーズがこのほどさらにニューサイズになってボリュームアップ。同時に、和テイストの演出に欠かせない和彩シリーズの中身もボリューミーに。おうち時間が増えて、どうせ使うなら内容量は多いほうがいいに決まってます(笑)
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◆飼育水の初期段階で「すごいんですカルキ抜き」
アクアリストにとって、カルキ抜きは定番中の定番。飼育水をつくる上でなくてはてらないプロセスです。いうまでもなく、水道水には魚にとって有害な塩素が含まれています。またカルキ臭の元ともいわれるクロラミンなども含まれ、どの成分も人間には影響はないものの魚にとってはよくありません。
そこでこれ、すごいんですカルキ抜き。これまでの150㎖から、イッキに300㎖に増量した濃縮タイプ。水道水内の残留塩素やクロラミンを瞬間除去してくれます。しかも適量をサッと入れるだけでOK。飼育水をつくった時だけでなく水換え時の足し水にも重宝します。特筆すべきは超濃縮タイプだという点。1㎖で10ℓの水道水のカルキを中和します。ショップなどでぜひほかの商品と比べてみてくださいね。1本300㎖入り。
◆コケが発生する前に「すごいんですコケ防止」
できればコケの発生を抑えたいとは思うものの、アクアにはコケがつきもの。以前取材した名古屋市の東山動植物園・世界のメダカ館のスタッフは「つくものは仕方ないから」と、市販の三角定規を使ってきれいさっぱりコケを除去していたのが印象的でした。コケの原因としては、バクテリアが足りなかったり、直射日光が当たる場所に水槽があったり、水草用の肥料が多くコケの栄養になっていたりなどなど。いずれも害にはならないとはいえ、汚れた水槽を放置しておくというのはどうかと思います。
そこで登場するのが、すごいんですコケ防止。コケを防いで水槽内を美しく。緑藻類の発生を予防し、長期間コケの発生を抑制します。あくまで、コケが発生してからではなくコケが発生する前の予防アイテム。飼育水の中のコケ・ガラス面のコケどちらも抑制でき、効果は約1カ月間となっています。1本480㎖入り。
◆水質の安定に欠かせない「すごいんですバクテリア」
お気に入りの魚にとって、バクテリアは不可欠。バクテリアは、水底に沈殿した魚の食べ残しや排泄物などの有機物を分解してくれるので、水質の安定のためにはないと困る用心棒のような存在。ただしバクテリアはエサではないので、添加するにもタイミングがポイントになってきます。バクテリアさえいればいいというものでもなく、適量の使用でないと水槽内が酸欠状態になってしまったり、水槽内のバクテリアのバランスが変わってしまったりするので注意が必要です。
ということで、水槽立ち上げの際や定期的な水換えの際にバクテリアを添加する商品がこれ。これによりアンモニアや亜硝酸を分解しますが、水槽立ち上げ後3〜5日後の添加でも有効。もちろん沈殿物も少しずつ除去。効果はなかなか目に見えるものではないのですが、とりもなおさず素早く水質を安定させてくれるスグレモノ。1本480㎖入り。なおご紹介したアイテムはいずれも日本製。すべてオープン価格で今春発売です。
◆和の演出に欠かせない「和彩」もボリューミーに
ここから話はガラリと変わります(笑)。ここからは「和」テイスト。和といえばやっぱり金魚。春から夏にかけて、金魚の活動も活発になってきます。
3年前の夏に行われた、とあるスーパー銭湯でのイベント。ステージでは、今や誰もが知っているグループ歌手が出演してすごいことになっていましたが、ここでは主役は完全に金魚に持って行かれた感じ(笑)。去年は夏祭などのイベントが全国的に中止せざるを得ない状況が続きましたが、夏の風物詩はやっぱり金魚がいないと始まりません。
◆内容量が大幅増量
KOTOBUKIから金魚向けの和テイストアイテム「和彩」が初お目見えしたのは、今から6年前でした。当時は4色でしたが、現在では計6色に。
そういえば去年、金魚ふるさと・大和郡山市で行われた金魚水槽コンテストで、現役中学生が和彩を使って水槽づくりに勤しんでいたのも印象的でした。
今回、和彩シリーズのボリュームがアップした種類をご紹介します。まずは漆黒(しっこく)。引き締まった水景を演出する黒。
続いて月白(げっぱく)。まるで月の光を思わせるような白が印象的。
そして五色(五色)。自然豊かで華やかな色合いです。
いずれも1㎏から2.5倍増量の2.5㎏にボリュームアップ。どのアイテムも水質の変化はないので、安心して使えます。すべてのアイテムとも発売中(オープン価格)。どうか今年の夏はお祭りができますように!