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【イベント】真夏も元気なレプとその仲間たち☆万博にも負けてなかった「レプタイルズフィーバー2025」

Posted on 2025年7月25日2025年7月25日 by ikedakoji

夏真っ盛りの大阪南港・咲洲(さきしま)。すぐおとなりの夢洲(ゆめしま)では大阪・関西万博が開催され、海にほど近いベイエリア周辺はにぎわいをみせています。そんな中、エキゾの祭典「レプタイルズフィーバー2025」が咲洲エリアで開催。会場周辺では、恒例のコスプレイベントも行われたり、1週間後にはブルーインパルスの展示飛行が行われるなどして、一段とヒートアップ。ヒュドラシリーズ でもおなじみのKOTOBUKIブースに、足を運んでみました。

☆     ☆     ☆

◆解放感のある会場

会場は大阪市住之江区の大阪南港ATCホール。エスカレーターで下りる独特の吹き抜け構造。少し前まではアクセスがイマイチなイメージのあるロケーションでしたが、最近では外国人観光客が多くなり万博会場も近くにあることから、かつての不便なイメージはなくなりつつあります。

 

エスカレーターを下りたところは、いわゆる物販ゾーン。天井が高くて解放感はグレート!

 

会場では、いつものようにノボリが目立ちます。アクアイベントもレプタイルイベントも、アイキャッチ的なノボリはすっかり定番化した感があります。

 

連日、ステージイベントも盛りだくさん。あの人もこの人も来場するみたい。

 

Tシャツなどのほか、キーホルダーやキャップ、シェルター、エサなど、これでもかというくらいの物販がオンパレード。やっぱりイベントは楽しい!

◆ヒュドラメインのKOTOBUKIブース

KOTOBUKIのブースは、例年通りコンパクトかつシンプルにパフォーマンス。おなじみのキャラクターやオレンジカラーが目を引きます。

 

ヒュドラシリーズが誕生したのは、ちょうど10年前。水槽用品メーカーである利点を生かして、ガラスケージを主体としたヒュドラケースを皮切りに、アクアではないレプタイルという特異なジャンルに進出してきました。

 

ちなみに「ヒュドラ」とは、ギリシア神話に登場するモンスターの呼称。これ、みなさん知ってました?

 

会場ではKOTOBUKIの女子スタッフがテキパキとアテンド中。来場者が少しでも製品に関心を示したら、すかさず飛んで行くスキのないアグレッシブさがカッケー!

 

今回アピールするメインの製品はアタッチメッシュで、315・450・600・900・1200の計5サイズ。手持ちの水槽に被せてロックするだけで、レプタイル用ガラスケージに早変わりするというポテンシャルがウリ。

 

アタッチメッシュは2年前に発売。その後ジワリジワリと浸透。製品名の通り、メッシュ状になった形状とロック機能が特徴で、会場で実際に手にとってもらえるよう展示。スチール製の頑丈な構造なので、レプタイルだけでなく飛び出し防止のために古代魚などアクアで使われることも多いようです。

 

しかも、ロック部品がKOTOBUKIの水槽だけでなく大手アクアメーカーの枠付き水槽にも対応。そんなKOTOBUKIらしい設計配慮がうれしいですよね。来場者で一番多かったのが、「使わなくなった枠つき水槽が家で眠っているので有効活用できますね」という声。

 

このほか、「これだけ買えばガラスケージとして使える」「今まであるようでなかった製品」などなど、コンタクト時間の少ないイベントではありましたが、来場者のハートまでしっかりロック。このほか、今春発売のホールズロックやスミカウッドなども展示されていました。

 

そして、ペット王国などでもすっかり恒例になったガラポン大抽選会も堂々のパフォーマンス。「KOTOBUKIのブースに行けばきっとアレをやってるはず」という、もはやマニアックともいえる先読み鋭い来場者もいたりなんか。

 

1回500円。1等賞は「ヒュドラケース3133」および「3133S」、2等賞は「ヒュドラヒート」および「ヒュドラサーモ」、3等賞が「ヒュドラケース1522」、そして末賞では、善玉菌によりニオイを元から断つ消臭スプレー「ヒュドラデオミスト」およびマルチに色々使える「マルチケースM」がもらえるとあって、「500円払っても元とれるやん!」「ハズレでも消臭スプレーはなんぼあってもええ!」などなど、会場は騒然。すっかり歳末大売出しの様相。

 

さてさて、どんな人たちが上位の賞品をゲットしたのでしょうか。この結果はのちほど。

◆ジュエリーのようなパイソン

生体販売ゾーンに足を運んでみましょう。物販ゾーン以上に人が多い気がします。ノボリの数もハンパない。

 

ひときわクールでカッコいいブースに遭遇。今まであまり見たことがない統一感のあるパフォーマンス。近寄ってみると、アメリカ製のオールブラックのショーケースはボールパイソンたちの居住区。まさかガラス越しにパイソンがいるとは。この視覚演出、まるでジュエリーのよう。

 

ここはボールパイソン専門店・Side-B Collectionさん(千葉県千葉市)。オーナーの川合健二さんは、ジュエリーショップとパイソン専門店との二刀流。なるほど、だからこのテイストなんですね。「ボクたちは〈ボールパイソンリビングアート〉と呼んでます!」。オー、アンビシャス!

 

この日のおすすめはこの子。5つのモルフが名前由来となっている0.1 GHIエンチSNYBクラウン。55万円。「パイソンはもちもちとした肌触りが気持ちよく、多頭飼育できるところが魅力。おとなしくて初心者でも飼いやすいですよ」。確かに過去のレプユーザー取材では、ほとんどのおうちにパイソンがいました。

 

来年には、東京の御徒町でジェエリーとパイソンのコラボショップをオープン予定。おお~、これはユニーク。ジュエリーを身に纏った女子が、パイソンに抱かれて御徒町を闊歩する姿、想像するだけでワンダホー!

◆新聞配達で開業

かつてショップ取材で伺ったハーミットさん(兵庫県尼崎市)と5年ぶりに再会。当時25の若さで開業したオーナーの増田圭汰さん、開業資金のすべてを新聞配達で調達したという努力家のキャラが印象的でした。

 

大きなイベントには必ずといっていいほど出店中ですが、「1日だけのイベントはちょっともったいない気がするので、控えているんです。やっぱり店を閉めてしまうのはどうかと思うんですよね」。店思い&お客さん思いの姿勢は今も健在です。

 

本日のおすすめは、キタアオジタトカゲ(ベビー)。おとなしくて飼育しやすく、成長すると60cmぐらいになるのだとか。ツヤがあるのが特徴で、店の2階のブリードルームで自家繁殖に成功しました。これ、めっちゃおすすめです。

 

オーナー自身にあまり自覚はないのですが、相変わらずカメの種類も豊富。イベントでハーミットさんを知ってもらって来店するお客さんも多く、総合レプタイルショップとしてまだまだのびしろは十分。引き続き頑張ってくださいね。

◆永遠の16歳って誰?

ショップそのものが実験室というコンセプトを掲げたサティスファクトリーさん(大阪市北区)も、以前取材したレプショップのひとつ。オーナーがこだわりの生体はとにかくクオリティーが高く、自家繁殖の個体も数知れず。質のいいレプを入手したければサティスへ、というもっぱらの評判です。

 

今日のおすすめは、ピュアブラックナイト。あまり流通していないシックなレオパですが、いかにもサティスさんという自家繁殖ゲッコー。大きくても20㎝くらいまでだそうで、手のひらサイズで飼育できるのがナイス。もちろん女性にも人気あり。

 

もいっちょ。マレーキャットゲッコー。ワイルドのメス。サティスさんところの生体は、いつ見てもすごくスタッフに懐いてます。レパは懐くのではなく慣れるだけとよくいわれますが、サティスさんに限ってはそんなことはない気がするんですけど。

 

一番のおすすめはこの2人。スタッフのみさきちさん(右)とゆうさん(左)。とにかくレプが大好きなのだそう。ちなみに自称「永遠の16歳」と豪語しまくりだったのはどちらでしょう?

◆ウチワサボテンで左ウチワ

ん?サボテン?世界で2,000種類もあるといわれている多肉植物の代表格がなぜここに?しかもトゲなしとは?

 

一見、八百屋さんのような Bluemoonさん(静岡県静岡市)のブースでは、食用ウチワサボテンと流木を販売。販売されているウチワサボテンはいわゆるトゲがないタイプ。ビタミンやミネラル、カルシウムが豊富で、コレステロール値や血糖値を下げるのにも効果があるのだとか。

 

おお~、こんなレトルト食品もあったとは。

 

オーナーの花崎貴行さんによると、静岡県にある日本最大級の爬虫類・両生類の体験型動物園・iZOOとも取引があるそうで、園内のカメやミーアキャット、イグアナたちからのウケもいいのだそう。「要は野菜ですから(笑)。爬虫類だけでなく、人にも召し上がって欲しいと思ってます!」。将来の食料難が懸念される昨今、もしかしたら数年後には大注目されて゛ウチワサボテンで左ウチワになっているかもね。

◆ラッキーを呼び込んだ人たち

いったんランチを済ませて、KOTOBUKIブースに戻ってみると、相変わらずガラポン抽選会で盛り上がってます。交代要員のスタッフ曰く、「ひとりでめ~っちゃ忙しかったですよ(笑)!」。そんなやつおらへんやろ~。

 

ここでガラポンで賞品をゲットした人にミニインタビュー。2等賞のヒュドラヒートを一発で当てた大阪市鶴見区のNさんご夫婦。自宅ではレオパ2匹、スーパーマックスノー2匹、エボシカメレオン1匹、ボールパイソン1匹、コーンスネーク1匹。ひえ~、すご!「ほとんどの生体はレプイベントで買ってます!」。アクアは?「ないです(笑)!」。おらんのんか~い。賞品のヒュドラヒートは、パイソン用に使う予定なのだそう。

 

夫婦でレプを飼っている大阪豊中市のイグ兄さん(左)。「イグアナやイモリがいますけど、熱帯魚や古代魚もいますよ!。180㎝の水槽が2個あるくらいですから!」。おお~、行きてえ!この日はクジ好きの友人・あずまさん(右)と来場。1等賞・3等賞のヒュドラケース3133と1522をそれぞれ一発ゲット。「快感や~!」。

 

京都市南区のココさんは彼女さんと来場。3等賞のヒュドラケース1522をこれまた1発ゲット。「去年も当たったんですよ(笑)!」マジか。おうちでは、レオパ、セイブシシバナヘビなどのオーナー。「子どものころからヘビが大好きなんです!」彼女さんは?「顔は可愛いと思いますが、とりあえず見てるだけでいいです(笑)」。

◆ヒュドラケースに惚れた男

びわ湖に生息する生きものを研究・展示している「小さな水族館 びわこベース」の某スタッフもブースに訪問。今日、初めてのアクア関係者と接触できたことでうれしくなり、ついつい長話に発展。

 

聞くところによると、同水族館の飼育ケースとして30個使用しているのが、1等賞品でもあるヒュドラケース3133なのだそう。え、どういうこと?

 

曰く、「本体を持ち上げると、底の部分に高さ2㎝ほどの空間があるのですが、ここにパネルヒーターを置けるのはヒュドラケースだけなんです。越冬が苦手な生きものたちにとっては、この方法がベストなんです」。

 

なるほど~。底枠との組み合わせよってできたクリアランスにヒーターを置いて寒さをしのぐ。ヒュドラケースの特徴を活かした使用方法でうれしいです。当然ですが、ヒュドラヒートシリーズがこのクリアランスにピッタリ収まりますので、ぜひみなさんもお試しを。

◆末賞しかなくてもええねん

というわけで、レプタイルズフィーバー2025は一巻の終わり。主催者発表による2日間の入場者数は8,304人でした。

 

KOTOBUKIブースで行われたガラポン大抽選会での回数は、2日間で528回。しかも、末賞しか残っていないのに、「デオミストはいい商品だから」とためらいもなくガラガラを回してくれるありがた~い来場者もいたりして,一同涙腺崩壊。

 

この日は「大災害がやってくる」というデマが全国で飛び交っていましたが、528回という驚異的数字はデマでもウソでもありませんので。

 

KOTOBUKIイコールガラポン大抽選会という最強タッグは、イベントがある限りこれからも続きそうです。

 

お話を聞かせていただいたみなさん、KOTOBUKIスタッフのみなさん、どうもありがとうございました!

 

来年もまた会いましょう!

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本WEBマガジンは2024年に創刊10周年を迎えることができました。

これもひとえに、読者のみなさんの熱いご支援による賜物と深く感謝申し上げます。

このほど2025年8月1日より編集方針を改変し、サイトをリニューアルすることになりました。

今後は、発刊当初より本WEBマガジンのサポーターでもある寿工芸株式会社とこれまで以上に連携を強化し、充実したアクアライフを楽しんでいただけるアクアリウム関連製品の情報発信を行っていく所存です。

今回のサイトリニューアルにより、読者のみなさんと寿工芸株式会社との架け橋となるよう努めてまいります。

今後とも末永く「キワメテ!水族館」を応援していただきますよう、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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